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貞操帯付けられて
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俺が通う全寮制男子校。
この学園には、一般の生徒の他に二種類の人間がいる。
『飼い主』と『ペット』。
ペットは飼い主である主人に絶対服従。逆らうことは許されない。
ペットは首輪を常に身につけ学園生活を送る。
この学園の中で、『ペット』の立場にいる俺は、今日も飼い主のオモチャだ。
「はいコレ」
「なん、だよ…」
飼い主である主人の気まぐれでアソコに無理やり貞操帯を付けられてから1週間。
俺は唐突に主人に呼び出された。主人は手に、折り畳まれた小さな紙を持っていた。
「貞操帯の鍵が置いてあるとこ書いといたから。ああ、自分で見ちゃ駄目だよ。首輪見せて、他の誰かに取ってきてもらってね」
「ふざけんな…んなこと、出来るわけ、」
「そっかぁ。じゃあ違う遊び考えなきゃだね」
「っ!!……もう、嫌だ…」
「ん、そうだよね?嫌ならやろうね?ズルしないように、貞操帯外してもらう瞬間は動画に撮ってもらうんだよ?」
「………」
「返事は?」
「……わか、…た…」
「よしよし。いいコだね。じゃあ、行ってらっしゃい」
貞操帯付けられて、鍵を隠されて、誰かにそれを伝えて、外す瞬間を動画に撮れだなんて、本当にイカれてる。
「ねぇ…大丈夫?」
「っ…」
「なんか具合、悪そうだけど」
廊下で男に声をかけられた。知らないやつだった。
人畜無害そうな、やつ。
首輪をしてないから、ペットじゃないことは確か。
手紙をそっと渡す。
そいつは手紙を受けとるとゆっくり目を通した。
「…よくわからないけど、ここに行けばいいんだね?」
俺はコクリと頷いた。
「わかった。少し待っててね」
男はそう言うと、去っていった。
そいつが戻ってきてからのことを考えると、心臓がドキドキして、冷や汗が出る。
10分くらいして男は戻ってきた。
手には小さな鍵と、また手紙のようなものを持っていた。
「君、ペットなんだね。…ほんとに首輪…付けてるんだ。」
手紙には奴から何らかの説明が書かれていたのだろう。
目の前の男は俺の首に視線を寄越した。
俺はシャツに隠れる首輪を手で押さえた。
惨めな立場の自分を見られたくなかった。
「『主人からの命令』…なんかアドレスみたいなのが書かれてるんだけど、何か知ってる?この鍵も、なんの鍵かは君から聞けって書かれてるんだけど…」
「っ…」
詳しいことは、俺の口から言わせる気なのか…畜生。
「っ、……来い」
「え…」
俺は男の手を引き、すぐ隣の空き教室へと連れ込んだ。内側から鍵をかけ、深呼吸をする。
顔が熱い。
「……こ、…ここの…鍵」
「え?」
「っ、…ここ…」
顔を真っ赤にして、俺はズボンのベルトを外していく。
目の前の男は戸惑ったように視線をうろつかせている。
「なにして…」
「わるい…でも、…」
ベルトを完全にゆるめ、チャックを下ろし、下着に手をかける。息をつめながら、ゆっくりと下着を下ろしていく。
「っ……」
自身を包む硬質の器具。貞操帯。目の前の男にも、見えただろう。
「……これ、やったのも、君のご主人様?」
羞恥に震えながら、コクリと頷く。
男は眉根を寄せた。
「酷い…ね……はい、鍵。」
「あ……」
「どうしたの?」
目の前に鍵を差し出されても受け取らない俺に怪訝そうな顔をする男。
言わなければ…伝えなければ…
「…あ…、…自分で…取るなって、言われてる…」
「…」
「誰かに外してもらって…証拠にそれを動画に撮れって……」
「…っ…!」
「たぶん…その紙に書かれたアドレスに…送れってことだと思う…」
「…そんな…こと…」
「……お前が無理なら、他のやつに頼むから……やらないと俺の主人は、満足しない」
こんな恥ずかしくて、情けないこと、もう他の誰にも知られたくない。
けど、誰かにやってもらわなきゃ、この悪趣味な遊びは終わらない。
この学園には、一般の生徒の他に二種類の人間がいる。
『飼い主』と『ペット』。
ペットは飼い主である主人に絶対服従。逆らうことは許されない。
ペットは首輪を常に身につけ学園生活を送る。
この学園の中で、『ペット』の立場にいる俺は、今日も飼い主のオモチャだ。
「はいコレ」
「なん、だよ…」
飼い主である主人の気まぐれでアソコに無理やり貞操帯を付けられてから1週間。
俺は唐突に主人に呼び出された。主人は手に、折り畳まれた小さな紙を持っていた。
「貞操帯の鍵が置いてあるとこ書いといたから。ああ、自分で見ちゃ駄目だよ。首輪見せて、他の誰かに取ってきてもらってね」
「ふざけんな…んなこと、出来るわけ、」
「そっかぁ。じゃあ違う遊び考えなきゃだね」
「っ!!……もう、嫌だ…」
「ん、そうだよね?嫌ならやろうね?ズルしないように、貞操帯外してもらう瞬間は動画に撮ってもらうんだよ?」
「………」
「返事は?」
「……わか、…た…」
「よしよし。いいコだね。じゃあ、行ってらっしゃい」
貞操帯付けられて、鍵を隠されて、誰かにそれを伝えて、外す瞬間を動画に撮れだなんて、本当にイカれてる。
「ねぇ…大丈夫?」
「っ…」
「なんか具合、悪そうだけど」
廊下で男に声をかけられた。知らないやつだった。
人畜無害そうな、やつ。
首輪をしてないから、ペットじゃないことは確か。
手紙をそっと渡す。
そいつは手紙を受けとるとゆっくり目を通した。
「…よくわからないけど、ここに行けばいいんだね?」
俺はコクリと頷いた。
「わかった。少し待っててね」
男はそう言うと、去っていった。
そいつが戻ってきてからのことを考えると、心臓がドキドキして、冷や汗が出る。
10分くらいして男は戻ってきた。
手には小さな鍵と、また手紙のようなものを持っていた。
「君、ペットなんだね。…ほんとに首輪…付けてるんだ。」
手紙には奴から何らかの説明が書かれていたのだろう。
目の前の男は俺の首に視線を寄越した。
俺はシャツに隠れる首輪を手で押さえた。
惨めな立場の自分を見られたくなかった。
「『主人からの命令』…なんかアドレスみたいなのが書かれてるんだけど、何か知ってる?この鍵も、なんの鍵かは君から聞けって書かれてるんだけど…」
「っ…」
詳しいことは、俺の口から言わせる気なのか…畜生。
「っ、……来い」
「え…」
俺は男の手を引き、すぐ隣の空き教室へと連れ込んだ。内側から鍵をかけ、深呼吸をする。
顔が熱い。
「……こ、…ここの…鍵」
「え?」
「っ、…ここ…」
顔を真っ赤にして、俺はズボンのベルトを外していく。
目の前の男は戸惑ったように視線をうろつかせている。
「なにして…」
「わるい…でも、…」
ベルトを完全にゆるめ、チャックを下ろし、下着に手をかける。息をつめながら、ゆっくりと下着を下ろしていく。
「っ……」
自身を包む硬質の器具。貞操帯。目の前の男にも、見えただろう。
「……これ、やったのも、君のご主人様?」
羞恥に震えながら、コクリと頷く。
男は眉根を寄せた。
「酷い…ね……はい、鍵。」
「あ……」
「どうしたの?」
目の前に鍵を差し出されても受け取らない俺に怪訝そうな顔をする男。
言わなければ…伝えなければ…
「…あ…、…自分で…取るなって、言われてる…」
「…」
「誰かに外してもらって…証拠にそれを動画に撮れって……」
「…っ…!」
「たぶん…その紙に書かれたアドレスに…送れってことだと思う…」
「…そんな…こと…」
「……お前が無理なら、他のやつに頼むから……やらないと俺の主人は、満足しない」
こんな恥ずかしくて、情けないこと、もう他の誰にも知られたくない。
けど、誰かにやってもらわなきゃ、この悪趣味な遊びは終わらない。
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