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6 * 唐突なエロ注意

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「要様…私に奉仕させてください」

「…そんなっ…ぁ…んっ……いつ、き……」
「んっ」

要様の屹立を咥内に招き入れる。
敏感な箇所を舐めて吸い上げると、途端に甘い声をあげて気持ちよさそうに腰を揺らしはじめる要様。

「はっ…あっ」
「んぐっ、…ふ、ちゅっ…ズチュ…」

卑猥な音を立てながら私の口を出たり入ったりする要様のそれ。 
小ぶりだが、とても敏感で、健気に立ち上がって私に媚びる。

「ふ、ぁっ…!いつ、き、…っあ、ひ、ぅっ」

口からひっきりなしに漏れる艶声。
使用人に口淫されて悦ぶなんて、いやらしい方だ。

「んっ…あっ…伊月ッそこ、だめ、…出るっ」
「…ん…いってくらふぁい」

「……っ、…ん、…んんっ…も、…ぃ、イくっ……~~~~っあ!」

腰をガクガクと震わせて、要様は達した。
吐き出された精液を一滴もこぼさず飲み込む。

「はぁーっ…はぁーっ…ぁっ…」
「…気持ち良かったですか?要様」

「…ぅ…ん、…いつき…

…すき……もっとほし…」









ジリリリリリリリリッ!!

「っ!」
けたたましく響く大きな音に目を開ける。

「……」

窓から差し込む温かな陽射し。
鳥のさえずり。
鳴り続ける目覚まし時計。



なんだ、



「……夢か。」

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