『君たちはどう生きるか』を見た感想。

東岡忠良

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『君たちはどう生きるか』を見た感想。

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『君たちはどう生きるか』を見た感想。

              東岡忠良

 前評判や他の人達の感想や批判は、一切耳に入れず、自分自身が見たままの感想を書きます。
 宮崎駿監督は今回、初めて「商業的には成功しづらい、子供向けではなく大人向けで、そして今まで宮崎駿の作品を見てくれた、多くの人達への遺言に近い作品」を全力で作られた。
 という印象の作品でした。
 なので全くと言ってよいほど宣伝はせず、見て楽しむ要素は今までの作品に比べたらほとんど入れず、年齢的に時間が残っていない自身(宮崎駿監督)の考える、あの世への冒険物語のアニメ映画を作られたと感じました。
 そして宮崎監督が最後に言いたかったのは、
「自分自身はもうすぐ、この世界からはいなくなってしまう。でも少しの間だけあの世にいるが、自分は必ずこの世に戻ってきて、また皆さんを楽しませる作品を作ることを約束します!」
 というメッセージを、この映画を視聴した、勝手な自分の想像ですが、『君たちはどう生きるか』から受け取った気がしました。
 なのでこの作品は、正直今までの宮崎監督作品からしたら、(わざと)退屈で難解な構造にして、出来るだけ見て受け取る側の人が、色々な解釈が出来る構造になっている。
 そんな感じがしました。
 初めて宮崎駿作品を見る若い人達には、
「そんなに思っているほど、僕(宮崎駿監督)は大したことはないのだから、あなたの思う通りに思い切ってやりなさい!」
 というメッセージに。
 そして長年、宮崎駿監督の作品を見てきてくれたファンには、
「今まで、僕(宮崎駿監督)の作品を見てくれて、本当にありがとう! 僕にはもう時間は残されていないけれど、また頑張ってこの世に生まれてきて、皆さんに作品をお見せします!」
 というメッセージに取れました。
 これは勝手な僕(東岡忠良)の言いたいことですが、
 宮崎駿監督。
 そんなことを仰(おっしゃ)らず、九十歳いや百歳になった監督の作品もぜひ見せて下さい。
 という小さな一ファンの僕からの、宮崎監督へのメッセージを込めて、映画『君たちはどう生きるか』の感想に返させていただきます。
 ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

              終わり。

令和5年7月20日。
    
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