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第502話 できる男は謙遜上手
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ミシミシとしなるギルドの廊下。ミアの足音が聞こえなくなると、レイヴンの表情が険しさを増す。
ただならぬ緊張感……を、覚えているのは恐らく俺だけ。雰囲気はまるで圧迫面接である。
「これから話すことは国家の機密に相当する。他言は無用だ」
「それは俺が依頼を受けなかったら……の話ですよね? 仮に受けるのであれば、ギルドには外出する旨を伝えなければならないのですが?」
「勘違いするな。貴様に断る権利はない。これは勅令である」
勅令とは随分と大きく出たものだ。どうしても俺に仕事をさせたいらしいが、そもそも誰からの勅令なのか……。
エルザの話によると、既に現国王であるアドウェールは崩御している。かと言って、第1王子であるアルバートが即位したとも聞いていない。
ただ、遠くの小さな村故に情報が届いていないだけ……という可能性も否めないが、アドウェール陛下の命であれば、遺言と言ってもらった方が、こちらとしても気持ちよく引き受けられるのだが……。
「勅令と言われてもねぇ……。一体誰のです?」
それに返って来たレイヴンの反応は、あり得ないとでも言わんばかりの剣幕だった。
「貴様、陛下の崩御を何処で知った!? まさか、第4王女派閥の誰かがここへ来たのではあるまいな!?」
俺はアドウェールかアルバート。どちらからのものなのかを聞いたつもりだったのだが……。どうやら、曲解してしまった様子。
「いえ、誰も来ませんでしたが……」
「ならば、誰から聞いたッ!?」
その口ぶりから、アドウェールの崩御はまだ公になっていないのだろう。
それが何故なのかはひとまず置いておくとして、問題はその情報源だ。
まさか、ネクロガルドの最高顧問から聞きました――とは口が裂けても言えない。
「……ふむ……。レイヴン公は、俺の適性を存じていない?」
「――ッ!?」
「死者たちが随分と騒がしくしていたので、既に周知されているものかと思ったのですが、まさか陛下の崩御が公になっていなかったとは……。ですが、ご安心を。この事は誰にも話してはいませんから」
多少間が空いてしまったものの、その返答は現状での最適解だと自負しても良いのではないだろうか?
それこそ死霊術師の十八番。死者たちの声に耳を傾けた事にすればいいのである。
後で突っ込まれても融通が利くよう直接聞いたとは断言せず、それとなく匂わせておくのがミソ。
この部屋にいる俺以外の誰かが、死霊術の適性を持っていたら詰みではあるが、十中八九それはない。
「ほほ。なかなか上手い事返したじゃないか」
耳元で囁かれた言葉に悪態をつきたいところではあるが、今は眉間にシワを寄せるだけで我慢する。
その声の主は、バルザック。簡単に言えば、俺に取り憑く幽霊みたいなものである。
レイヴンの言う人払いに、バルザックが含まれていないのだから、見えていない事は明白だ。
「九条……。お前は次期国王に相応しいのは、どちらだと思う?」
どこかバカにしていたような態度から一転、真剣な面持ちを俺に向けるレイヴン公。
貴様からお前に呼び方を変えたのは、心情の変化か、それとも気分の問題か……。
話の流れをぶった切る唐突な質問に、即答などできるはずもなく考え込む。
最悪、第2王女でなければなんだっていいというのが正直な回答なのだが、それはレイヴン公の求める答えではないだろう。
「第4王女の派閥に属しているのですから、当然リリー様です。……と、言いたいところではありますが、俺はリリー様のお考えを尊重するだけ。それ以上でもそれ以下でもありません」
自分の仕える主を王に推挙するのは当然のことではあるが、それは貴族の仕事であり、俺は派閥に属しているだけの冒険者に過ぎないのだ。
居心地が良く勘違いしがちではあるが、俺を対等に扱ってくれるのは第4王女の派閥だけであり、優遇されているだけ。
恐らく、積極性などは求められておらず、必要なのは自我を出さない忠実な僕なのである。
「……ふむ……。立場は弁えているようだな……」
レイヴン公が静かに右手を上げると、後ろに待機していた騎士たちがぞろぞろと部屋を出て行く。
どうやら正解だったらしい。部屋に残されたのは俺とレイヴン公の2人だけ。
とはいえ、これでようやくスタートラインだと思うと気が滅入る。
「単刀直入に言おう。陛下の魂を呼び出し、お言葉を賜ることは可能か?」
単刀直入というには、既に回り道をし過ぎているのだが、ひとまずは本題に入ったのだろうと安堵する。
「いくつか条件がありますが、出来ます」
「条件? 強欲は身を亡ぼすぞ?」
「はぁ……。そうじゃありません。前提……準備が必要なんです。今すぐここでは出来ないという意味です」
恐らくは冒険者に対する偏見なのだろうが、そこに俺を当てはめられるのは心外だ。
面子だなんだと煽られたのだ。タダ働きも辞さない構えだったのに、更に釘を刺されたと思うと不快にもなる。
「少し考えればわかるでしょう? どれだけ優秀な航海士でも、地図やコンパスがなければ目的地には辿り着けない。死霊術もそれと同じ。面識のない魂を探し出す行為は、大海の一滴にも等しい。その確率を上げる為にも、故人に所縁のある場所であったり遺品が必要なんです。最も重要なのは御遺体ですが、まさか近寄る事さえ許されない……とは言いませんよね?」
アドウェールの崩御が公になっていないのなら、まだ埋葬はされていないはず。
王位の継承で揉めているだろう事は、話の流れで予想できた。国王からの遺言を聞きそびれたから、俺の力を借りたい――と、いったところだろう。
どうりで俺が推薦されるわけだ。
「必要な物は全てこちらで用意する。お前は、アドウェール陛下の魂を呼び出した後、我々がする幾つかの質問を復唱し、その回答を賜ればよい」
「幾つか? 出来れば前もって内容を教えていただけると助かるのですが……」
「いや、それは……」
途端に口を濁すレイヴン公。
体裁が悪いのは理解できるが、この際だ。いずれは知ることになるのだから、ハッキリ王位継承権で揉めていると言えばいい。
それとも、選ばれなかった方の派閥から逆恨みされるであろう俺を気遣って……いや、それはないか……。
「……言いたくなければそれでも構いませんが、呼び出した魂に悪影響を及ぼす可能性があると判断した場合、仲介をお断りさせていただく場合があることに留意していただきたい。城内でアンデッドを発生させる訳にはいきませんし、たとえそうなったとしても俺は責任を負いかねます」
眉間にシワを寄せていたレイヴン公であったが、アンデッド――と言ったあたりで顔色を変え、観念した様子で溜息をついた。
「まずは、呼び出した者が本当に陛下であるのかを確かめねばならない。お前にはわからない質問をし、その回答が間違いなければ、晴れて本題に移るという手筈になっているのだ」
俺の言葉次第で、国の命運が左右されるというとんでもない状況なのだ。当然と言えば当然か。
顔見知りを寄こさず、わざわざレイヴン公を差し向けたのは、カンニングの防止といったところだろう。
「そういう事でしたか……。その質問の中に、陛下を怒らせてしまうようなものがなければ、恐らくは大丈夫だとは思います。本題……というのは、跡継ぎをどうするのか――ということでしょう?」
「そうなのだが……、聞きたいことが……もう1つ……」
「それは?」
「……陛下の死因だ……」
「死因? ……体調を崩されたのではなく、他に原因がある……と?」
「可能性の話だ。陛下が体調を崩されていたのは事実だが、我々王派閥は直接の原因が別にあるのではないかと推測している」
病が原因でないなら、一体何がアドウェールを死に至らしめたのだろうか?
「……リリー様を次期国王に据える――と、陛下が我々にそう仰られた直後の事だったのだ。第1王子であるアルバート様が看取る形で、陛下が崩御なされたのは……」
なるほど。道理で話しにくそうにする訳である。
「……恐れ多くて、誰――とは申しませんが、他殺を疑っていると……?」
ギリギリ聞こえる程度の声量で呟いた俺に対し、レイヴン公は静かに目を閉じた。それは極浅くだが、頷いたとも取れる所作。
むしろ、こちらが本命だろう。エルザから話を聞いた時から、どうにも違和感が拭えないでいたのだ。
そのうえ、アドウェールの最後を看取ったのがアルバートときたら、そりゃ怪しまれて当然である。
それだけなら、カガリを連れて行くだけで解決しそうなものだが……。
「……どうだろう? 陛下に不快な思いをさせたりはしないだろうか?」
「恐らくですが、大丈夫でしょう」
口ではそう言ったが、アルバートがアドウェールを殺害したのだとしたら、当然アウト。
むしろ俺が呼び出さなくとも、地縛霊として王宮を彷徨っている可能性すらある。
陛下が、アルバートをどれだけ怨んでいるのかが鍵――といったところか……。
ブラムエストの町長邸と違い、最悪の展開にはほど遠いが、陛下の魂を鎮めるのには少々難儀しそうである。
ただならぬ緊張感……を、覚えているのは恐らく俺だけ。雰囲気はまるで圧迫面接である。
「これから話すことは国家の機密に相当する。他言は無用だ」
「それは俺が依頼を受けなかったら……の話ですよね? 仮に受けるのであれば、ギルドには外出する旨を伝えなければならないのですが?」
「勘違いするな。貴様に断る権利はない。これは勅令である」
勅令とは随分と大きく出たものだ。どうしても俺に仕事をさせたいらしいが、そもそも誰からの勅令なのか……。
エルザの話によると、既に現国王であるアドウェールは崩御している。かと言って、第1王子であるアルバートが即位したとも聞いていない。
ただ、遠くの小さな村故に情報が届いていないだけ……という可能性も否めないが、アドウェール陛下の命であれば、遺言と言ってもらった方が、こちらとしても気持ちよく引き受けられるのだが……。
「勅令と言われてもねぇ……。一体誰のです?」
それに返って来たレイヴンの反応は、あり得ないとでも言わんばかりの剣幕だった。
「貴様、陛下の崩御を何処で知った!? まさか、第4王女派閥の誰かがここへ来たのではあるまいな!?」
俺はアドウェールかアルバート。どちらからのものなのかを聞いたつもりだったのだが……。どうやら、曲解してしまった様子。
「いえ、誰も来ませんでしたが……」
「ならば、誰から聞いたッ!?」
その口ぶりから、アドウェールの崩御はまだ公になっていないのだろう。
それが何故なのかはひとまず置いておくとして、問題はその情報源だ。
まさか、ネクロガルドの最高顧問から聞きました――とは口が裂けても言えない。
「……ふむ……。レイヴン公は、俺の適性を存じていない?」
「――ッ!?」
「死者たちが随分と騒がしくしていたので、既に周知されているものかと思ったのですが、まさか陛下の崩御が公になっていなかったとは……。ですが、ご安心を。この事は誰にも話してはいませんから」
多少間が空いてしまったものの、その返答は現状での最適解だと自負しても良いのではないだろうか?
それこそ死霊術師の十八番。死者たちの声に耳を傾けた事にすればいいのである。
後で突っ込まれても融通が利くよう直接聞いたとは断言せず、それとなく匂わせておくのがミソ。
この部屋にいる俺以外の誰かが、死霊術の適性を持っていたら詰みではあるが、十中八九それはない。
「ほほ。なかなか上手い事返したじゃないか」
耳元で囁かれた言葉に悪態をつきたいところではあるが、今は眉間にシワを寄せるだけで我慢する。
その声の主は、バルザック。簡単に言えば、俺に取り憑く幽霊みたいなものである。
レイヴンの言う人払いに、バルザックが含まれていないのだから、見えていない事は明白だ。
「九条……。お前は次期国王に相応しいのは、どちらだと思う?」
どこかバカにしていたような態度から一転、真剣な面持ちを俺に向けるレイヴン公。
貴様からお前に呼び方を変えたのは、心情の変化か、それとも気分の問題か……。
話の流れをぶった切る唐突な質問に、即答などできるはずもなく考え込む。
最悪、第2王女でなければなんだっていいというのが正直な回答なのだが、それはレイヴン公の求める答えではないだろう。
「第4王女の派閥に属しているのですから、当然リリー様です。……と、言いたいところではありますが、俺はリリー様のお考えを尊重するだけ。それ以上でもそれ以下でもありません」
自分の仕える主を王に推挙するのは当然のことではあるが、それは貴族の仕事であり、俺は派閥に属しているだけの冒険者に過ぎないのだ。
居心地が良く勘違いしがちではあるが、俺を対等に扱ってくれるのは第4王女の派閥だけであり、優遇されているだけ。
恐らく、積極性などは求められておらず、必要なのは自我を出さない忠実な僕なのである。
「……ふむ……。立場は弁えているようだな……」
レイヴン公が静かに右手を上げると、後ろに待機していた騎士たちがぞろぞろと部屋を出て行く。
どうやら正解だったらしい。部屋に残されたのは俺とレイヴン公の2人だけ。
とはいえ、これでようやくスタートラインだと思うと気が滅入る。
「単刀直入に言おう。陛下の魂を呼び出し、お言葉を賜ることは可能か?」
単刀直入というには、既に回り道をし過ぎているのだが、ひとまずは本題に入ったのだろうと安堵する。
「いくつか条件がありますが、出来ます」
「条件? 強欲は身を亡ぼすぞ?」
「はぁ……。そうじゃありません。前提……準備が必要なんです。今すぐここでは出来ないという意味です」
恐らくは冒険者に対する偏見なのだろうが、そこに俺を当てはめられるのは心外だ。
面子だなんだと煽られたのだ。タダ働きも辞さない構えだったのに、更に釘を刺されたと思うと不快にもなる。
「少し考えればわかるでしょう? どれだけ優秀な航海士でも、地図やコンパスがなければ目的地には辿り着けない。死霊術もそれと同じ。面識のない魂を探し出す行為は、大海の一滴にも等しい。その確率を上げる為にも、故人に所縁のある場所であったり遺品が必要なんです。最も重要なのは御遺体ですが、まさか近寄る事さえ許されない……とは言いませんよね?」
アドウェールの崩御が公になっていないのなら、まだ埋葬はされていないはず。
王位の継承で揉めているだろう事は、話の流れで予想できた。国王からの遺言を聞きそびれたから、俺の力を借りたい――と、いったところだろう。
どうりで俺が推薦されるわけだ。
「必要な物は全てこちらで用意する。お前は、アドウェール陛下の魂を呼び出した後、我々がする幾つかの質問を復唱し、その回答を賜ればよい」
「幾つか? 出来れば前もって内容を教えていただけると助かるのですが……」
「いや、それは……」
途端に口を濁すレイヴン公。
体裁が悪いのは理解できるが、この際だ。いずれは知ることになるのだから、ハッキリ王位継承権で揉めていると言えばいい。
それとも、選ばれなかった方の派閥から逆恨みされるであろう俺を気遣って……いや、それはないか……。
「……言いたくなければそれでも構いませんが、呼び出した魂に悪影響を及ぼす可能性があると判断した場合、仲介をお断りさせていただく場合があることに留意していただきたい。城内でアンデッドを発生させる訳にはいきませんし、たとえそうなったとしても俺は責任を負いかねます」
眉間にシワを寄せていたレイヴン公であったが、アンデッド――と言ったあたりで顔色を変え、観念した様子で溜息をついた。
「まずは、呼び出した者が本当に陛下であるのかを確かめねばならない。お前にはわからない質問をし、その回答が間違いなければ、晴れて本題に移るという手筈になっているのだ」
俺の言葉次第で、国の命運が左右されるというとんでもない状況なのだ。当然と言えば当然か。
顔見知りを寄こさず、わざわざレイヴン公を差し向けたのは、カンニングの防止といったところだろう。
「そういう事でしたか……。その質問の中に、陛下を怒らせてしまうようなものがなければ、恐らくは大丈夫だとは思います。本題……というのは、跡継ぎをどうするのか――ということでしょう?」
「そうなのだが……、聞きたいことが……もう1つ……」
「それは?」
「……陛下の死因だ……」
「死因? ……体調を崩されたのではなく、他に原因がある……と?」
「可能性の話だ。陛下が体調を崩されていたのは事実だが、我々王派閥は直接の原因が別にあるのではないかと推測している」
病が原因でないなら、一体何がアドウェールを死に至らしめたのだろうか?
「……リリー様を次期国王に据える――と、陛下が我々にそう仰られた直後の事だったのだ。第1王子であるアルバート様が看取る形で、陛下が崩御なされたのは……」
なるほど。道理で話しにくそうにする訳である。
「……恐れ多くて、誰――とは申しませんが、他殺を疑っていると……?」
ギリギリ聞こえる程度の声量で呟いた俺に対し、レイヴン公は静かに目を閉じた。それは極浅くだが、頷いたとも取れる所作。
むしろ、こちらが本命だろう。エルザから話を聞いた時から、どうにも違和感が拭えないでいたのだ。
そのうえ、アドウェールの最後を看取ったのがアルバートときたら、そりゃ怪しまれて当然である。
それだけなら、カガリを連れて行くだけで解決しそうなものだが……。
「……どうだろう? 陛下に不快な思いをさせたりはしないだろうか?」
「恐らくですが、大丈夫でしょう」
口ではそう言ったが、アルバートがアドウェールを殺害したのだとしたら、当然アウト。
むしろ俺が呼び出さなくとも、地縛霊として王宮を彷徨っている可能性すらある。
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