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第648話 ついでのレベルを超えたついで
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「そうだ、九条。サザンゲイアに行くのなら、ついでに頼まれてほしい事があるのですが……」
そう言われて、リリーに王宮から連れ出されると、何故か馬車に乗る羽目に。
サザンゲイアに行くついでにされるお願いなど想像出来ず、頭を悩ませていると、馬車は東門から王都の外へ。
そのまま、およそ2キロほど。見えてきたのは草原に建てられていた巨大なテント。
その色は地味だが、まるで現代のサーカスを思わせる大きさに呆けていると、馬車はその出入口で足を止めた。
「あー、コレね……」
馬車の窓からでもハッキリ見える巨体。テントの中にあったのは、地面に横倒しになっている帆船。エルフ達が乗ってきた飛翔魔導船である。
全体的に煤けているのは、トラちゃんの落雷で発生した火災が原因だろう。その周りは、木製の足場に覆われていて、造船所というよりはさながら建築現場である。
帆船といっても少々特殊。両脇に備え付けている巨大なボトルは浮き輪のようにも見えるのだが、半透明のそれには怪しげな液体が僅かに残留していた。
「これを、どうにかリブレスに返還したいのですが……」
俺の来訪に丁度良かった――と言っていたのは、このことだったのかと腑に落ちるも、正直言って面倒臭い。
それに時間も余っているとは言い難い状況だ。
「うーん。気持ちよさそうに寝ていますし、そっとしておいてあげましょう」
それに、吹き出したのはミア。つられて、ニールセン公とリリーも口元を緩めたが、俺は結構本気だったりする。
「所有権をエルフ側に認めているだけでも充分だと思うんですがね。イーミアルと敵対して勝利したのは俺達な訳で、接収されないだけマシなのでは? 返してほしけりゃ取りに来い――ってのが、筋ってもんでしょう」
「それは、理解しているのですが……」
破壊したのはトラちゃんだが、その責はアルバート側が負うとのことで、修理費の全額を負担していたのは知っている。
そこから状況は一変。イーミアルがアルバートに加担し、敗北。さらには国家の統合で状況はより複雑に……。
魔導船はもふもふアニマルキングダムが戦利品として接収。リブレス側に所有権はない――と主張してもいい気はするのだが、国防の要だろうイーミアルを亡くし、更に魔導船まで奪われては、遺恨が残るのは当然。
両国の情勢を鑑みれば、さっさと返して関係を清算しておきたい――というのが、リリーの本音なのだろう。
確かに、サザンゲイアを通らなければリブレスには入国出来ないので、ついでに――と頼まれるのも頷ける。
先程言っていた親書も、謝辞だけではなく、通行の許可を求める為には丁度いい。
「でもこれ、結構な労力ですよ?」
魔導船を見上げ、運搬方法を模索する。どうにかしたいと俺に相談するくらいなのだから、自力で飛ぶのは難しいはず。
そうなると、運搬方法は大きく分けて2つ。そのまま運ぶか、分解して小分けで運ぶかだ。
そのままとなれば、原始的な方法を用いるしかない。地面に並べた幾つもの丸太の上を転がす方法。もしくは、巨大な車輪付きの荷台を作り、それに乗せ牽引する。
どちらにせよ、運搬物がこれほど巨大であれば、ハーヴェストまでの街道の補強や拡張工事も必要不可欠。
「分解した方が楽ですかね。組み立てはリブレスの方でやってもらって……」
「これを分解するなど、とんでもない!」
その声は、魔導船の内部から聞こえた。
「我等が錬金術の集大成。お前達人間では、この先何百年かかろうとも追い付けやしないだろう最先端技術の塊なんだぞ!?」
魔導船の船首から、ひょっこり顔を覗かせたのは、顎髭を生やしたハイエルフの御老体。
険しい顔つきは、見るからに頑固なジジイ。歳の所為か、頭の白髪は薄めで背も低い。片目に付けたモノクルは研究者を思わせるが、革製のエプロンは作業者の証。
動き辛そうなローブを翻し、足場をゆっくり降りてくると、俺の前でふんぞり返る。
「えーっと……。紹介しますね。この魔導船の修理を監督している錬金術師のガストンさんです」
「はぁ、九条です」
リリーからそう紹介されたからには挨拶をと手を差し出すも、返って来たのは高圧的な視線だけ。
案の定と言うべきか、俺は慣れているので構わないが、他国の女王がこうして出向いているのだから、最低限の礼儀くらいは弁えてほしいものである。
「運ぶなら分解は許さん。細心の注意を払い、丁重に扱え」
何様のつもりだと声を荒げたい衝動に駆られつつも、ここは大きく深呼吸。
リリーに付き従ってきたネストやバイスの気苦労を今更肌で感じつつも、ひとまずは歩み寄っておく。
「そもそも、これが飛べば分解する必要もなくなるのですが、どうにかならないんです?」
「無理だな。魔力結晶炉が無き今、出来る事は何もない」
技術者の悪いクセである。無知をバカにしたいのか、それとも相手に合わせて話す事すらできないのか……。
一般的でない固有名詞を、あたかも常識かのように話すのは、やめてもらいたいものだ。
「魔力結晶炉?」
「魔力結晶炉は、魔導船の中でも重要な役割を果たす魔道具。だが、詳しくは教えられん。まぁ、言ったところで理解は出来んだろうがな」
いちいち癇に障る喋り方は、どうにかならんものか……。
といっても、魔導船を運ぶまでの間、我慢すればいいだけ。目くじらを立てるほどではないのだが、少しだけ皮肉を言って返す。
「そんなに大事な物だったら、もう少し頑丈にしておくべきでしたね」
「まだ、壊れたと決まった訳ではない!」
気分を害すだろうなぁ――と思った通り噛みついてきたが、その内容は俺の予想とは少々違った。
トラちゃんの落雷に撃ち落とされ、修復不可能になってしまったのかと思っていたが、どうやらそうではない様子。
「実はな、九条……」
そう言って、事のあらましを語ってくれたのはニールセン公。
どうやら、その魔力結晶炉とやらを持ち出したのはイーミアルであるらしく、まだ返却されていないとのこと。
その後、イーミアルの痕跡を辿り捜索はしたらしいのだが、未だ発見には至っておらず……という状況らしい。
「あー、なるほど……」
アルバートが、イーミアルに貸し与えたクレイシンセサイザーの性能。そしてシャーリーから聞いた戦場での様子を鑑みれば、魔力結晶炉がどのような魔道具であったのかは、想像に難くない。
何らかの方法で魔力を増幅、もしくは発生させる装置なのだろう。
どういう形状の物かは知らないが、持ち歩ける程度のサイズであれば、蒸発……とまでは言わずとも、修復不能なほどに砕けてしまっている可能性が高い。
見つけたところで壊れてたら意味ねぇじゃん――と、言いたいところをグッと堪え、先手必勝謝罪の構え。
「申し訳ありません。俺の所為で……。なんと、お詫びを申し上げたらいいか……」
もちろん、口から出まかせだ。こちらに非があるとは微塵も感じておらず、当然ながら、それに関する保証や補填をするつもりも全くない。
ただ、このまま言い争っても不毛なので、早めに下手に出ておこうという作戦である。
要は、怒るだろうタイミングをなくしてしまえばいいのだ。
こういうタイプは、素直に話を聞いているふりをすれば、どうにかなることが多い。
元の世界から活用してきた、坊主なりの処世術――なのだが、それは意外にも当てが外れた。
「違う。別にお前さんを攻めている訳じゃない。イーミアルが、勝手に持ち出さなければ、こうはならんかった」
まさかの返答に困惑していると、ガストンからは、イーミアルへの不満が次々と飛び出してくる。
所謂パワハラ気質であったらしく、ガストンにはイーミアルの死を悼む様子すらなかった。むしろ、いなくなって清々した――とまで言い出す始末。
死者に鞭を打つな――とは言わないが、これも因果応報か……。魔術師としては優秀だったが、上司としては向いていなかったようである。
「まだ、未完成だと言ったのだ。それなのに、私の船をまるで自分の物のように扱いおって……」
そりゃ自分の研究成果が盗られたとあっては、憤慨するのも頷ける。
そのイライラの原因は、俺ではなくイーミアルに向けられていたもの。それを聞いている内に俺も昔の事を思い出し、つい口を滑らせる。
「確かに、あの威圧的で横柄な態度には、辟易とさせれられましたね……」
それを聞いたガストンは驚いたように俺を見上げ、ニヤリと口元をほころばせると、俺の腰をバシバシと叩く。
「ワハハ! なんだ、お前。人のクセに、意外と物わかりがいいじゃねぇか!」
気付けば、先程までの苛立ちが、まるで嘘であるかのような物腰の柔らかさ。
共通の敵がいると、人はこうも距離が縮まるものなのかと思いながらも、そのまま意気投合してしまうというまさかの結果に、リリーとニールセン公の口は、暫く開いたままになっていた。
そう言われて、リリーに王宮から連れ出されると、何故か馬車に乗る羽目に。
サザンゲイアに行くついでにされるお願いなど想像出来ず、頭を悩ませていると、馬車は東門から王都の外へ。
そのまま、およそ2キロほど。見えてきたのは草原に建てられていた巨大なテント。
その色は地味だが、まるで現代のサーカスを思わせる大きさに呆けていると、馬車はその出入口で足を止めた。
「あー、コレね……」
馬車の窓からでもハッキリ見える巨体。テントの中にあったのは、地面に横倒しになっている帆船。エルフ達が乗ってきた飛翔魔導船である。
全体的に煤けているのは、トラちゃんの落雷で発生した火災が原因だろう。その周りは、木製の足場に覆われていて、造船所というよりはさながら建築現場である。
帆船といっても少々特殊。両脇に備え付けている巨大なボトルは浮き輪のようにも見えるのだが、半透明のそれには怪しげな液体が僅かに残留していた。
「これを、どうにかリブレスに返還したいのですが……」
俺の来訪に丁度良かった――と言っていたのは、このことだったのかと腑に落ちるも、正直言って面倒臭い。
それに時間も余っているとは言い難い状況だ。
「うーん。気持ちよさそうに寝ていますし、そっとしておいてあげましょう」
それに、吹き出したのはミア。つられて、ニールセン公とリリーも口元を緩めたが、俺は結構本気だったりする。
「所有権をエルフ側に認めているだけでも充分だと思うんですがね。イーミアルと敵対して勝利したのは俺達な訳で、接収されないだけマシなのでは? 返してほしけりゃ取りに来い――ってのが、筋ってもんでしょう」
「それは、理解しているのですが……」
破壊したのはトラちゃんだが、その責はアルバート側が負うとのことで、修理費の全額を負担していたのは知っている。
そこから状況は一変。イーミアルがアルバートに加担し、敗北。さらには国家の統合で状況はより複雑に……。
魔導船はもふもふアニマルキングダムが戦利品として接収。リブレス側に所有権はない――と主張してもいい気はするのだが、国防の要だろうイーミアルを亡くし、更に魔導船まで奪われては、遺恨が残るのは当然。
両国の情勢を鑑みれば、さっさと返して関係を清算しておきたい――というのが、リリーの本音なのだろう。
確かに、サザンゲイアを通らなければリブレスには入国出来ないので、ついでに――と頼まれるのも頷ける。
先程言っていた親書も、謝辞だけではなく、通行の許可を求める為には丁度いい。
「でもこれ、結構な労力ですよ?」
魔導船を見上げ、運搬方法を模索する。どうにかしたいと俺に相談するくらいなのだから、自力で飛ぶのは難しいはず。
そうなると、運搬方法は大きく分けて2つ。そのまま運ぶか、分解して小分けで運ぶかだ。
そのままとなれば、原始的な方法を用いるしかない。地面に並べた幾つもの丸太の上を転がす方法。もしくは、巨大な車輪付きの荷台を作り、それに乗せ牽引する。
どちらにせよ、運搬物がこれほど巨大であれば、ハーヴェストまでの街道の補強や拡張工事も必要不可欠。
「分解した方が楽ですかね。組み立てはリブレスの方でやってもらって……」
「これを分解するなど、とんでもない!」
その声は、魔導船の内部から聞こえた。
「我等が錬金術の集大成。お前達人間では、この先何百年かかろうとも追い付けやしないだろう最先端技術の塊なんだぞ!?」
魔導船の船首から、ひょっこり顔を覗かせたのは、顎髭を生やしたハイエルフの御老体。
険しい顔つきは、見るからに頑固なジジイ。歳の所為か、頭の白髪は薄めで背も低い。片目に付けたモノクルは研究者を思わせるが、革製のエプロンは作業者の証。
動き辛そうなローブを翻し、足場をゆっくり降りてくると、俺の前でふんぞり返る。
「えーっと……。紹介しますね。この魔導船の修理を監督している錬金術師のガストンさんです」
「はぁ、九条です」
リリーからそう紹介されたからには挨拶をと手を差し出すも、返って来たのは高圧的な視線だけ。
案の定と言うべきか、俺は慣れているので構わないが、他国の女王がこうして出向いているのだから、最低限の礼儀くらいは弁えてほしいものである。
「運ぶなら分解は許さん。細心の注意を払い、丁重に扱え」
何様のつもりだと声を荒げたい衝動に駆られつつも、ここは大きく深呼吸。
リリーに付き従ってきたネストやバイスの気苦労を今更肌で感じつつも、ひとまずは歩み寄っておく。
「そもそも、これが飛べば分解する必要もなくなるのですが、どうにかならないんです?」
「無理だな。魔力結晶炉が無き今、出来る事は何もない」
技術者の悪いクセである。無知をバカにしたいのか、それとも相手に合わせて話す事すらできないのか……。
一般的でない固有名詞を、あたかも常識かのように話すのは、やめてもらいたいものだ。
「魔力結晶炉?」
「魔力結晶炉は、魔導船の中でも重要な役割を果たす魔道具。だが、詳しくは教えられん。まぁ、言ったところで理解は出来んだろうがな」
いちいち癇に障る喋り方は、どうにかならんものか……。
といっても、魔導船を運ぶまでの間、我慢すればいいだけ。目くじらを立てるほどではないのだが、少しだけ皮肉を言って返す。
「そんなに大事な物だったら、もう少し頑丈にしておくべきでしたね」
「まだ、壊れたと決まった訳ではない!」
気分を害すだろうなぁ――と思った通り噛みついてきたが、その内容は俺の予想とは少々違った。
トラちゃんの落雷に撃ち落とされ、修復不可能になってしまったのかと思っていたが、どうやらそうではない様子。
「実はな、九条……」
そう言って、事のあらましを語ってくれたのはニールセン公。
どうやら、その魔力結晶炉とやらを持ち出したのはイーミアルであるらしく、まだ返却されていないとのこと。
その後、イーミアルの痕跡を辿り捜索はしたらしいのだが、未だ発見には至っておらず……という状況らしい。
「あー、なるほど……」
アルバートが、イーミアルに貸し与えたクレイシンセサイザーの性能。そしてシャーリーから聞いた戦場での様子を鑑みれば、魔力結晶炉がどのような魔道具であったのかは、想像に難くない。
何らかの方法で魔力を増幅、もしくは発生させる装置なのだろう。
どういう形状の物かは知らないが、持ち歩ける程度のサイズであれば、蒸発……とまでは言わずとも、修復不能なほどに砕けてしまっている可能性が高い。
見つけたところで壊れてたら意味ねぇじゃん――と、言いたいところをグッと堪え、先手必勝謝罪の構え。
「申し訳ありません。俺の所為で……。なんと、お詫びを申し上げたらいいか……」
もちろん、口から出まかせだ。こちらに非があるとは微塵も感じておらず、当然ながら、それに関する保証や補填をするつもりも全くない。
ただ、このまま言い争っても不毛なので、早めに下手に出ておこうという作戦である。
要は、怒るだろうタイミングをなくしてしまえばいいのだ。
こういうタイプは、素直に話を聞いているふりをすれば、どうにかなることが多い。
元の世界から活用してきた、坊主なりの処世術――なのだが、それは意外にも当てが外れた。
「違う。別にお前さんを攻めている訳じゃない。イーミアルが、勝手に持ち出さなければ、こうはならんかった」
まさかの返答に困惑していると、ガストンからは、イーミアルへの不満が次々と飛び出してくる。
所謂パワハラ気質であったらしく、ガストンにはイーミアルの死を悼む様子すらなかった。むしろ、いなくなって清々した――とまで言い出す始末。
死者に鞭を打つな――とは言わないが、これも因果応報か……。魔術師としては優秀だったが、上司としては向いていなかったようである。
「まだ、未完成だと言ったのだ。それなのに、私の船をまるで自分の物のように扱いおって……」
そりゃ自分の研究成果が盗られたとあっては、憤慨するのも頷ける。
そのイライラの原因は、俺ではなくイーミアルに向けられていたもの。それを聞いている内に俺も昔の事を思い出し、つい口を滑らせる。
「確かに、あの威圧的で横柄な態度には、辟易とさせれられましたね……」
それを聞いたガストンは驚いたように俺を見上げ、ニヤリと口元をほころばせると、俺の腰をバシバシと叩く。
「ワハハ! なんだ、お前。人のクセに、意外と物わかりがいいじゃねぇか!」
気付けば、先程までの苛立ちが、まるで嘘であるかのような物腰の柔らかさ。
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