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「お、アギトから……じゃないのう、アヤからか。……案件か。そういえば社長じゃったな、アヤは」
アギトの件で前に家にお邪魔した、アヤから連絡があった。
どうやら彼女は化粧品会社の社長だそうで、それの案件の案内だ。
「ま、大事な縁じゃ。『よろしくたのむ』、と」
ということで、さっそく翌日、アヤの会社に行くことになった。
「お邪魔しますのじゃ。アヤ殿に取り次いでくれんかの」
「ヤミ様ですね。こちらへ。すぐにお連れしますので、談話室にてお待ちください。失礼いたします」
アヤの会社に来た。受付に取り次いでもらい、待つ。
飲み物をいただいたので、のんびり待つ。
しばらくし、ドアがノックされる。
「どうぞじゃよー」
「アヤです。この度は我社からのPR案件の件でお越しいただき、ありがとうございます。……他所との会議が長引いておりまして、少しお待たせしました。申し訳ございません」
「よいよい。こちらこそ、お呼びいただき感謝じゃよ」
「では、場所を移しましょう。会議室を空けております。どうぞ」
「よいしょ……迷子にならんようにせんとなぁ」
アヤに着いていき、社内を歩く。
社員はみな、背筋がピッと伸びており、顔も自信に満ちている。
良い会社じゃの、と思う大魔王様。
会議室に到着。
中には、秘書らしき人が先に居た。
「では、改めて。我社の新商品PR案件について御説明いたします。こちらをご覧ください……」
それから、商品の説明……使い方、どのようなこだわりがあるか、どういう層に向けているかなどを細かに伝えてもらい、商品と、配布用サンプルをいくつか貰った。
配布用サンプルは、大魔王様のまわりの美形に渡す分だろう。
「以上になります。なにか、ご質問などはございませんか?」
「うむ、問題ない……ああ、ひとつだけ」
「なんでしょうか」
「前会った時とは違うのう。会社ではキリッとしとるんじゃの」
言った瞬間、いままで笑顔張り付きだった秘書が噴いた。
「ちょ、あ、アサヒ!?も、申し訳、アッアッ」
「よ、よいのじゃ、よいのじゃよ、ふひひ……いいのう、楽しいのう」
「ヤミチャン!ねぇ!意地悪しないで……ッ!」
「ふふ……っ、んん、アヤってばいつもスマホ見てニヤニヤしてるんですよ……?」
「なんと、ワシとの写真を設定しておるのかの?良い子じゃのう、愛いのう」
「アッヤミチャン」
「ヤミ様、その辺で……ふふっ」
「弄りすぎかの?そうじゃ、スーツ姿でもう1枚撮ろうぞ。社長室にでも飾るが良い」
「いいですね、商品撮影用の機材もってきますね!」
「アサヒとやら、急がんと心臓止まってしまいそうじゃぞ」
「アヤ、しっかり!仕事よ!」
「ヤミチャン……んんっ、写真は宣材として使用しても?もちろん、その分の使用料も別途でご用意いたします」
「そうじゃな、宣材用と、私用で二三枚撮ろうかの」
「うっ」
「なんじゃ、嫌かの?」
「いえほんとありがとうございます心臓がもたないうわあいいのかな社長やっててよかった幸せすぎる」
「……これがオタクってやつなんじゃのう」
「お、アギトから……じゃないのう、アヤからか。……案件か。そういえば社長じゃったな、アヤは」
アギトの件で前に家にお邪魔した、アヤから連絡があった。
どうやら彼女は化粧品会社の社長だそうで、それの案件の案内だ。
「ま、大事な縁じゃ。『よろしくたのむ』、と」
ということで、さっそく翌日、アヤの会社に行くことになった。
「お邪魔しますのじゃ。アヤ殿に取り次いでくれんかの」
「ヤミ様ですね。こちらへ。すぐにお連れしますので、談話室にてお待ちください。失礼いたします」
アヤの会社に来た。受付に取り次いでもらい、待つ。
飲み物をいただいたので、のんびり待つ。
しばらくし、ドアがノックされる。
「どうぞじゃよー」
「アヤです。この度は我社からのPR案件の件でお越しいただき、ありがとうございます。……他所との会議が長引いておりまして、少しお待たせしました。申し訳ございません」
「よいよい。こちらこそ、お呼びいただき感謝じゃよ」
「では、場所を移しましょう。会議室を空けております。どうぞ」
「よいしょ……迷子にならんようにせんとなぁ」
アヤに着いていき、社内を歩く。
社員はみな、背筋がピッと伸びており、顔も自信に満ちている。
良い会社じゃの、と思う大魔王様。
会議室に到着。
中には、秘書らしき人が先に居た。
「では、改めて。我社の新商品PR案件について御説明いたします。こちらをご覧ください……」
それから、商品の説明……使い方、どのようなこだわりがあるか、どういう層に向けているかなどを細かに伝えてもらい、商品と、配布用サンプルをいくつか貰った。
配布用サンプルは、大魔王様のまわりの美形に渡す分だろう。
「以上になります。なにか、ご質問などはございませんか?」
「うむ、問題ない……ああ、ひとつだけ」
「なんでしょうか」
「前会った時とは違うのう。会社ではキリッとしとるんじゃの」
言った瞬間、いままで笑顔張り付きだった秘書が噴いた。
「ちょ、あ、アサヒ!?も、申し訳、アッアッ」
「よ、よいのじゃ、よいのじゃよ、ふひひ……いいのう、楽しいのう」
「ヤミチャン!ねぇ!意地悪しないで……ッ!」
「ふふ……っ、んん、アヤってばいつもスマホ見てニヤニヤしてるんですよ……?」
「なんと、ワシとの写真を設定しておるのかの?良い子じゃのう、愛いのう」
「アッヤミチャン」
「ヤミ様、その辺で……ふふっ」
「弄りすぎかの?そうじゃ、スーツ姿でもう1枚撮ろうぞ。社長室にでも飾るが良い」
「いいですね、商品撮影用の機材もってきますね!」
「アサヒとやら、急がんと心臓止まってしまいそうじゃぞ」
「アヤ、しっかり!仕事よ!」
「ヤミチャン……んんっ、写真は宣材として使用しても?もちろん、その分の使用料も別途でご用意いたします」
「そうじゃな、宣材用と、私用で二三枚撮ろうかの」
「うっ」
「なんじゃ、嫌かの?」
「いえほんとありがとうございます心臓がもたないうわあいいのかな社長やっててよかった幸せすぎる」
「……これがオタクってやつなんじゃのう」
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