55 / 81
集合
しおりを挟む
「よお、アル、コーキ。お前らが最後だぜ」
門前に集まっている十一人の中から、知った顔の青年が歩み寄ってきた。
墓参りの日、アルフォンス君に会いに来てくれたクロードだ。
それから僕を見て、少し驚く。
「あれ? 髪染めたのか? それも似合ってるな」
あの日だけ特別に元に戻したが、今の僕の髪は真っ赤なショートヘアだ。
「ええ、普段はこちらにしてるんですよ。そうしないとマリオンさんと混同されそうなので」
「ああ、ここにも何人かいそうだしな」
そう言って、クロードが他の十人にちらりと視線を送った。
「ル、ルシアン!?」
「いや、マリオンだろ!」
「違うわよ。チェンジリングになったって、あれだけ騒がれてたじゃない」
僕を見た一族の皆さんがにわかにざわついた。
ショートカットでマニッシュな服装の僕は、双子の弟のルシアンと間違われたようだ。確かに髪の色は違うが、言われてみれば似ているかもしれない。
皆、初見は驚きで思わず言葉を漏らしてしまった様子だったが、その後は進んで接触はしてこない。露骨に、あるいはちらちらと僕の方を見て、何か言いたげにしているだけだ。
というか、十人以上いるのに、私語自体がほとんどない。
自主的に口を噤んでいるような雰囲気だ。
こちらに来てから、クロード以外は初対面になる。一人一人にさっと視線を走らせた。全員記憶通りだ。名前も顔もはっきりと認識できた。
マリオンの地毛もそうだが、さすがに一族が集まっているだけあって、半数ほどが特徴的な水色の髪をしているのが印象的だ。
そんな中で、僕を食い入るように睨みつける女性がいた。一族の輪から抜け出て、僕の前まで進み寄ってくる。
「マリオン! よくものこのこと顔を出せたものね! この人殺し!」
いきなりそう食って掛かってきたのは、マリオンの従姉に当たるアデライドだ。
ジェラールの長男であるベルトランの娘で、十五年前の事件で弟のラウルを殺されている。
事実はどうあれ、目の前の僕は、彼女にとって弟の仇となる。
マリオンがラウルを惨殺した記憶映像も、当然見ているのだろう。
それだけに、僕としてもあまり反発は感じなかった。
動きかけたアルフォンス君を、特に問題もないと視線で制する。もし僕も弟を殺した人間を目の前にしたら、殺意が抑えられないに違いないから。
「落ち着け、アデライド。彼女はマリオンじゃない」
この中で最年長となる父親のベルトランが、暴走し始めた娘の肩に手を置いて押しとどめるが、その表情はどこか複雑そうだ。理性では分かっていても、感情では娘と同様といったところか。
「やめろよ、母さん。チェンジリングなんだから、中の人は別人なんだよ? マリオンはもう罰を受けたんだ。この人に言っても仕方ないよ」
一人息子のジュリアンも、反対側から引き止めた。こちらには特に深刻さはうかがえない。どちらかというと、多感な高校生だけに、取り乱す母親に対して、困惑と恥ずかしさ半々といった気配だ。
事件当時の彼は三才。殺された叔父への思い入れはさほどないのだろう。
「ふん! きっとマリオンが死刑から逃れるためにチェンジリングに成りすましてるのよ! 正体を現しなさいよ!」
一人感情を爆発させるアデライドに、他の皆さんは閉口している様子だった。
目に見えて攻撃的なのが一人だけで、差し当たり僕もほっとする。
「アデライド、いい加減にしなさい。マスコミに撮られてるわよ」
ジェラールの長女ベレニスが、抑えた声で姪を𠮟りつける。ベルトランのすぐ下の妹だ。
「あ~あ、また炎上確実だな。よくも怒りがそんなに続くもんだぜ」
ベレニスの長男のレオンが、皮肉を言う。年の近い従兄妹同士の遠慮のなさというよりは、単純に思いやりと分別のなさだろう。口調が明らかに馬鹿にしている。
「ホント、十五年も昔のことをいつまで引きずってるんだよ、しょーもな」
この親にしてこの子ありというべきか。レオンの息子のヴィクトールが、半笑いで揶揄した。鼻につく振る舞いが、父親とよく似ている。
あまりに無神経な言い草に、アルフォンス君も無表情になる。態度には出さないが、やはりかなり癇に障ったようだ。
ヴィクトールは、アルフォンス君にとっては従兄のレオンの子供に当たるが、年齢は一つしか違わない同世代なのだ。これまでもさぞ反りが合わなかったことだろう。
クロードが無言で、アルフォンス君の肩を叩いてなだめる。やはり彼は賢い。こういう輩は放っておくに限る。
アルフォンス君も気を取り直すように長い息を吐いて、不愉快な男から視線を逸らした。
「あんた達は家族を殺されてないからそんなことが言えるのよ!」
無視できないアデライドは、煽られてカッとした。同情と共感はあるものの、怒りの矛先が僕から逸れたのは素直にありがたい。
それにしても、気持ちは分かるが、正直本当に面倒くさい。
これから密室で一緒に過ごさなければならないのに、どうしてわざわざ空気を険悪にする必要があるのだ。まだ五日間の強制合宿は始まってもいないのに。
これも「遺産」のなせる業なのだろうか。ここにいる人間は、助け合う親戚同士ではなく、足を引っ張り合うライバルの印象の方が強い。
それにしても、もともと沈黙に支配されていたのは、マスコミ対策だったはずなのだが、すでに数人は失念しているようだ。
周りは依然として、軍の警護とマスコミや野次馬で取り囲まれているというのに。
映像も音声も、遠距離からばっちり狙われていても、もはやお構いなしだ。
事件以降、計十四回ここに集合してきて、軽率な発言で痛い目にあった人物は片手の数では足りない。
初期の頃は、この待ち時間での親戚同士の何気ないおしゃべりで、マスコミにいいように切り取られた発言が世間で度々大炎上してしまっている。
実際僕も、過去のニュースを調べていて、まるで女性誌か二時間サスペンスの如き強烈な煽り文句に眉をひそめたものだ。
うっかり遺産が欲しいなどと正直な軽口を叩けば、金の亡者扱い。マリオンの悪口を感情的に言ってしまえば、傍にいる残された幼子(アルフォンス君)を精神的に追い詰めて虐待する鬼畜扱い。普通にある兄弟らしい口喧嘩ですら、血で血を洗う愛憎劇にされる。
とにかくマスコミは、遺産をかけた一族のドロドロが大好物らしい。この場での言動に大いに期待をかけ、鵜の目鷹の目で張り込んでいるのだ。
他意のない言動で、日常生活が大きく脅かされるのは経験済み。
皆さんそれなりに誹謗中傷を受けて凝りている中で、人目も気にせず騒げる自分本位な者と、放ってもおけずに止めに入る穏健派と、無言で不干渉の態度を貫く事なかれ主義者――一族の中でも、この数分間で人柄が明確に見えてくる。
僕としても、今後の接し方のいい目安になる。
まあ、良くも悪くも本音のゴングが鳴らされるのは、おそらく屋敷に入ってからだ。
遠くに見える野次馬の一角に視線を送れば、不安そうにハラハラと見守る集団が、お祭り騒ぎの雰囲気の中で浮いていた。
以前クロードが口にしていた、母親への気遣いを思い出す。
彼らは、何もできずに見送るしかない、置いて行かれる家族だ。
親や配偶者、親しい友人――ジェラールとは血縁関係にない身内もまた、家族の無事を願いながら、機動城の外で不安な五日間を過ごすことになる。
ある意味治外法権の機動城。公権力の介入を一切許さない無法地帯。
ただし生きて外に出た場合、違法行為が発覚すれば、当然罪に問われる。――マリオンのように。
被害者にも、加害者にもなりえるのだ。
遺産を目の前にぶら下げられ、ただでさえ争いが起きやすい環境下に置かれる家族への懸念は尽きない。
まったく軍曹も罪深いことだ。どこまで人を振り回す意図があったのだろう。
「コーキさん。あと三分です」
すでに騒動の輪から外れた僕に、アルフォンス君が告げる。
先程から時折、門や鉄柵の上を小さな飛行体が越えようとしては、ばちっと光って落下している。
機動城を囲む柵から、ドーム状にバリアが張り巡らされているためだ。
マスコミのカメラやドローンの特攻はやはりことごとく失敗している。まるで電撃殺虫器に飛び込む虫のようだ。
僕達だけが、この先へと入っていけるのだ。
「時間です」
政府の職員から、声がかかる。
言い争っていた声が消え、一瞬にして緊張が走った。
これまでの十四回は、招待状の指定する時刻になっても、何事も起こらなかったのだ。
果たして、招待状の数と同じ人数がこの場所に揃った今回は――?
アルフォンス君が守るように僕の肩を抱いた直後、奇妙な浮遊感に襲われた。
門前に集まっている十一人の中から、知った顔の青年が歩み寄ってきた。
墓参りの日、アルフォンス君に会いに来てくれたクロードだ。
それから僕を見て、少し驚く。
「あれ? 髪染めたのか? それも似合ってるな」
あの日だけ特別に元に戻したが、今の僕の髪は真っ赤なショートヘアだ。
「ええ、普段はこちらにしてるんですよ。そうしないとマリオンさんと混同されそうなので」
「ああ、ここにも何人かいそうだしな」
そう言って、クロードが他の十人にちらりと視線を送った。
「ル、ルシアン!?」
「いや、マリオンだろ!」
「違うわよ。チェンジリングになったって、あれだけ騒がれてたじゃない」
僕を見た一族の皆さんがにわかにざわついた。
ショートカットでマニッシュな服装の僕は、双子の弟のルシアンと間違われたようだ。確かに髪の色は違うが、言われてみれば似ているかもしれない。
皆、初見は驚きで思わず言葉を漏らしてしまった様子だったが、その後は進んで接触はしてこない。露骨に、あるいはちらちらと僕の方を見て、何か言いたげにしているだけだ。
というか、十人以上いるのに、私語自体がほとんどない。
自主的に口を噤んでいるような雰囲気だ。
こちらに来てから、クロード以外は初対面になる。一人一人にさっと視線を走らせた。全員記憶通りだ。名前も顔もはっきりと認識できた。
マリオンの地毛もそうだが、さすがに一族が集まっているだけあって、半数ほどが特徴的な水色の髪をしているのが印象的だ。
そんな中で、僕を食い入るように睨みつける女性がいた。一族の輪から抜け出て、僕の前まで進み寄ってくる。
「マリオン! よくものこのこと顔を出せたものね! この人殺し!」
いきなりそう食って掛かってきたのは、マリオンの従姉に当たるアデライドだ。
ジェラールの長男であるベルトランの娘で、十五年前の事件で弟のラウルを殺されている。
事実はどうあれ、目の前の僕は、彼女にとって弟の仇となる。
マリオンがラウルを惨殺した記憶映像も、当然見ているのだろう。
それだけに、僕としてもあまり反発は感じなかった。
動きかけたアルフォンス君を、特に問題もないと視線で制する。もし僕も弟を殺した人間を目の前にしたら、殺意が抑えられないに違いないから。
「落ち着け、アデライド。彼女はマリオンじゃない」
この中で最年長となる父親のベルトランが、暴走し始めた娘の肩に手を置いて押しとどめるが、その表情はどこか複雑そうだ。理性では分かっていても、感情では娘と同様といったところか。
「やめろよ、母さん。チェンジリングなんだから、中の人は別人なんだよ? マリオンはもう罰を受けたんだ。この人に言っても仕方ないよ」
一人息子のジュリアンも、反対側から引き止めた。こちらには特に深刻さはうかがえない。どちらかというと、多感な高校生だけに、取り乱す母親に対して、困惑と恥ずかしさ半々といった気配だ。
事件当時の彼は三才。殺された叔父への思い入れはさほどないのだろう。
「ふん! きっとマリオンが死刑から逃れるためにチェンジリングに成りすましてるのよ! 正体を現しなさいよ!」
一人感情を爆発させるアデライドに、他の皆さんは閉口している様子だった。
目に見えて攻撃的なのが一人だけで、差し当たり僕もほっとする。
「アデライド、いい加減にしなさい。マスコミに撮られてるわよ」
ジェラールの長女ベレニスが、抑えた声で姪を𠮟りつける。ベルトランのすぐ下の妹だ。
「あ~あ、また炎上確実だな。よくも怒りがそんなに続くもんだぜ」
ベレニスの長男のレオンが、皮肉を言う。年の近い従兄妹同士の遠慮のなさというよりは、単純に思いやりと分別のなさだろう。口調が明らかに馬鹿にしている。
「ホント、十五年も昔のことをいつまで引きずってるんだよ、しょーもな」
この親にしてこの子ありというべきか。レオンの息子のヴィクトールが、半笑いで揶揄した。鼻につく振る舞いが、父親とよく似ている。
あまりに無神経な言い草に、アルフォンス君も無表情になる。態度には出さないが、やはりかなり癇に障ったようだ。
ヴィクトールは、アルフォンス君にとっては従兄のレオンの子供に当たるが、年齢は一つしか違わない同世代なのだ。これまでもさぞ反りが合わなかったことだろう。
クロードが無言で、アルフォンス君の肩を叩いてなだめる。やはり彼は賢い。こういう輩は放っておくに限る。
アルフォンス君も気を取り直すように長い息を吐いて、不愉快な男から視線を逸らした。
「あんた達は家族を殺されてないからそんなことが言えるのよ!」
無視できないアデライドは、煽られてカッとした。同情と共感はあるものの、怒りの矛先が僕から逸れたのは素直にありがたい。
それにしても、気持ちは分かるが、正直本当に面倒くさい。
これから密室で一緒に過ごさなければならないのに、どうしてわざわざ空気を険悪にする必要があるのだ。まだ五日間の強制合宿は始まってもいないのに。
これも「遺産」のなせる業なのだろうか。ここにいる人間は、助け合う親戚同士ではなく、足を引っ張り合うライバルの印象の方が強い。
それにしても、もともと沈黙に支配されていたのは、マスコミ対策だったはずなのだが、すでに数人は失念しているようだ。
周りは依然として、軍の警護とマスコミや野次馬で取り囲まれているというのに。
映像も音声も、遠距離からばっちり狙われていても、もはやお構いなしだ。
事件以降、計十四回ここに集合してきて、軽率な発言で痛い目にあった人物は片手の数では足りない。
初期の頃は、この待ち時間での親戚同士の何気ないおしゃべりで、マスコミにいいように切り取られた発言が世間で度々大炎上してしまっている。
実際僕も、過去のニュースを調べていて、まるで女性誌か二時間サスペンスの如き強烈な煽り文句に眉をひそめたものだ。
うっかり遺産が欲しいなどと正直な軽口を叩けば、金の亡者扱い。マリオンの悪口を感情的に言ってしまえば、傍にいる残された幼子(アルフォンス君)を精神的に追い詰めて虐待する鬼畜扱い。普通にある兄弟らしい口喧嘩ですら、血で血を洗う愛憎劇にされる。
とにかくマスコミは、遺産をかけた一族のドロドロが大好物らしい。この場での言動に大いに期待をかけ、鵜の目鷹の目で張り込んでいるのだ。
他意のない言動で、日常生活が大きく脅かされるのは経験済み。
皆さんそれなりに誹謗中傷を受けて凝りている中で、人目も気にせず騒げる自分本位な者と、放ってもおけずに止めに入る穏健派と、無言で不干渉の態度を貫く事なかれ主義者――一族の中でも、この数分間で人柄が明確に見えてくる。
僕としても、今後の接し方のいい目安になる。
まあ、良くも悪くも本音のゴングが鳴らされるのは、おそらく屋敷に入ってからだ。
遠くに見える野次馬の一角に視線を送れば、不安そうにハラハラと見守る集団が、お祭り騒ぎの雰囲気の中で浮いていた。
以前クロードが口にしていた、母親への気遣いを思い出す。
彼らは、何もできずに見送るしかない、置いて行かれる家族だ。
親や配偶者、親しい友人――ジェラールとは血縁関係にない身内もまた、家族の無事を願いながら、機動城の外で不安な五日間を過ごすことになる。
ある意味治外法権の機動城。公権力の介入を一切許さない無法地帯。
ただし生きて外に出た場合、違法行為が発覚すれば、当然罪に問われる。――マリオンのように。
被害者にも、加害者にもなりえるのだ。
遺産を目の前にぶら下げられ、ただでさえ争いが起きやすい環境下に置かれる家族への懸念は尽きない。
まったく軍曹も罪深いことだ。どこまで人を振り回す意図があったのだろう。
「コーキさん。あと三分です」
すでに騒動の輪から外れた僕に、アルフォンス君が告げる。
先程から時折、門や鉄柵の上を小さな飛行体が越えようとしては、ばちっと光って落下している。
機動城を囲む柵から、ドーム状にバリアが張り巡らされているためだ。
マスコミのカメラやドローンの特攻はやはりことごとく失敗している。まるで電撃殺虫器に飛び込む虫のようだ。
僕達だけが、この先へと入っていけるのだ。
「時間です」
政府の職員から、声がかかる。
言い争っていた声が消え、一瞬にして緊張が走った。
これまでの十四回は、招待状の指定する時刻になっても、何事も起こらなかったのだ。
果たして、招待状の数と同じ人数がこの場所に揃った今回は――?
アルフォンス君が守るように僕の肩を抱いた直後、奇妙な浮遊感に襲われた。
0
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
廃城の泣き虫アデリー
今野綾
ファンタジー
領主の娘だったアデリーはある日家族を殺され育った領地から命からがら逃げ出した。辿り着いた先は廃城。ひとり、ふたりと住人が増える中、問題が次々とおこって…
表紙はフリー素材です
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる