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トラウマ
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「はぁ…はぁ…」
「かっち体力ないぞ。もっと鍛えなさい」
「………」
ただひたすら静かな場所を求めて走っていたらだいぶ遠くまで来てしまった。
「ほら、ここに座って」
近くにあったベンチに座り、隣をぽんぽんと叩く。
かっちは何も言わずに座る。
近くで見ると更にでかいなぁ。男の子って感じ。
「………」
「………」
「………」
「………」
しばらく沈黙が続く。
「かっちって背高くて男らしいよね」
「………」
「初めて声聞いた時も実は感動したんだよ」
「………」
「声聞けた感動と、想像通りの声だった感動のダブルパンチでさ」
「………」
「びっくりしたよ。はははっ」
思わず笑ってしまう。
「………」
「そう言えばさ、かっちってどうやって身長伸ばしたの?ウチ全然伸びないんだけど」
「………」
「鉄棒にぶら下がったり、朝背伸びしたり、牛乳なんか一日2リットルは飲んでるんだよ?それで身長伸びないとかありえなく無い?」
「……俺は」
「ん?」
「……俺は、あまりこの体と声、好きじゃない」
「何で?」
「……それは…」
「ん?」
「……色々、あって…聞いて、くれる?」
「うん」
ウチが笑顔で言うと、かっちは安心したように少しずつ話してくれた。
----九年前----
「喋るなって言ってるだろうが!」
「何でこんな子が生まれてきたの…」
成績は普通で人見知りの俺は、何の取り柄もない上に人より少し声が低く、コンプレックスだった。
それが原因か、同級生からは距離を置かれ、近所では気持ち悪いと陰口を言われていた。
だから父も母も俺を嫌っていた。
毎日お酒を飲んで酔う度に父には喋るなと怒鳴られ、母には何故産まれてきたのかと泣かれる。
どうすればいいのか分からなかった。泣いて謝るべきなのか、黙って我慢するべきなのか。
劣等感と疎外感の繰り返しの日々に押し潰されそうになっていた時、初めての友達が出来た。
「泰明!一緒に遊ぼうぜ!」
「……え?」
「いいから行くぞ!」
「う、うん…」
「今日は天気いいからサッカーだ!」
サッカーボール片手に俺の手を引いてくれる男の子。
元気で明るくて、いつも人の中心にいるような子だった。
それからしばらく経って、両親は相変わらずお酒を飲んでは暴言を吐いたり、泣きわめいたりしていた。でも、その男の子の前では素の自分でいられて、気が休まった。
「俺さ、あの…好きな人出来た」
「え?」
学校の帰り道、唐突に彼はそう言った。
「それでさ、ちょっと協力してくれよ」
急な事に驚きはしたが、頼って貰えた事が何より嬉しかった。
「うん。分かった」
それから相手の女の子の好きな食べ物や興味のあるものを聞き出してはその男の子に伝えていた。
でも、それがいけなかった。そう気づいた時には既に手遅れだった。
朝、その男の子と学校に来ると、俺の靴箱の中に一枚の手紙が入っていた。
差出人は女の子。
中身を開けてみると、それは誰から見てもラブレターだと分かる内容だった。
そして相手はその男の子が好きな子だった。
その時の男の子の顔は言葉では言い表せない程、怒りと絶望で酷く歪んでいた。
「お前……俺を利用して…俺の好きな子を奪いやがったな……」
ぼそっとそんな事を言って、否定しようとした俺の言葉を何一つ聞こうとはしなかった。
その日から、その男の子からのクラスを巻き込んだ集団いじめが始まった。
クラスの中心にいるような子で、友達も多かった男の子は、好きな子を取られたと俺を悪者にしたストーリーを作って言いふらして回った。
机や椅子の落書きや物がゴミ箱に捨てられたり、声が低い事を嫌がって誰も口を聞いてくれなくなり、だんだん話せなくなっていった。そして悪化していったいじめは、暴力にまで及んだ。
毎日毎日帰りに男の子とその友人数人に囲まれては素手や物で殴られたり、蹴られたりした。
心休まる場所が一つもなくなり、コンプレックスである声が更に嫌になった俺は、帰り道にある公園で一人、ぼーっと空を見上げるのが習慣になった。
そんな日々が数ヵ月過ぎた頃、いつものように公園でぼーっとしていると、
「君、そんな所でどうしたの?」
同い年くらいのランドセルを背負った少年に話しかけられた。
この時初めて、声を出そうとしても出ない事に気がついた。
また嫌われた。また一人になる。俺は一生一人でいるしかない。
「大丈夫?」
でもその子は俺から目を逸らす事無く、ただ心配そうに見つめてきた。
「俺、芝木 叶真。君の名前は?」
笑顔で言う彼の目から自分と似たものを感じたからか、何故か目が離せなかった。
それからたまに公園で会うようになり、その度に話しかけてくれる叶真。
自分だけの世界に光が差し込んで来る感覚。
そして、その光を失う感覚。
どちらも既に感じた事のあるもの。
失うくらいならもう何もいらない。
そう言い聞かせても結局最後は光を求めてしまう。
俺は少しずつ言葉が出るようになり、叶真と話せるようになった。
「今日はどうしたの?また喧嘩?」
「……違う」
「また傷増えてるよ」
叶真は心配そうにしながら絆創膏を貼ってくれる。
「……ありがと」
「あんまり無理しちゃ駄目だよ?」
「……叶真もね」
「俺は無理なんかしてないよ」
「……そうは見えないけど」
「大丈夫だよ。ちゃんと必要としてくれる人もいるし、それだけで頑張れるよ」
叶真は本当にそう思っているんだろう。そういう顔をしている。
分かるよ。でも、今はそういう時が一番不安で恐怖すら感じる。
「……怖いね」
「え?」
あまり不安にさせてはいけない。本当に信じられる人かもしれないし、そこまで口を出す権利もない。
「……なんでもない」
「じゃあ、俺はそろそろ帰るよ。やる事沢山あるから。ばいばい」
「……ばいばい」
帰って行く叶真の後ろ姿を見ながら何だか嫌な予感がした。
暗くなった帰り道、下を向いて歩いていると、いつもは暗い道が何故か次第に明るくなってきた。
だんだんと明るくなる視界と体に纒わり付く様な黒い煙。
いつもは下を向いたまま入る家を初めて見上げてみると、真っ赤な炎と黒い煙で覆われていた。
声も出せず、体も動かない。
普通なら家族の心配をするのだろう。でも、俺はいつも通り、父や母は家にいるのだろうか。家に帰ったら俺を見てまた怒ったり泣いたりするのだろうか。
そんな事を考えていた。
ふと、近くに人の気配を感じて振り向くと、一人の男の子が目に入る。
俺と目が合うと、その男の子は走って逃げて行った。
ああ、あの男の子がやったのか。
疑問もなくそう確信した。
その時、
ガッシャーーーン!!
大きな音を立てて窓ガラスが割れ、中から人が二人顔を出して暴れている。
「ぎゃあああああ!!」
「熱い!熱い!!」
「誰か助けてくれ!!」
「お願い!!泰明!助けて!!」
その叫び声で現実に引き戻される。
その瞬間震えが止まらなくなり、人が死んでいくという過程を、残酷な現実を見せつけられた。
父も母も最後まで助けを求めていた。それでも体は動かず、ただ見つめる事しかしなかった。
俺は………父と母に死んで欲しかったのか?
そう考える度にゾッとする。
目を覚ますと、そこは知らないベッドの上だった。
時々思う。あの日の事は全部夢だったんじゃないかと。
それから数日後、学校近くの川で黒焦げになった男の子が発見された。
それは、あの時逃げた男の子。俺に出来た初めての友達だった。
俺は施設に預けられる事になり、同じ頃、叶真も入って来た。
近所では俺が父や母を焼き殺したと噂し、施設の大人達も近づこうとはしなかった。
だからいつも叶真や真白と一緒にいた。
そして後から入ってきた咲也と優も何か事情があったからか、施設では嫌われていた。
だから叶真が誘って五人になった。
俺達は兄弟の様に仲良くなり、次第にそれ以外を受け入れられなくなった。
そしてたまにあの日の夢を見る。
残酷な光景。消したくても消えない光景。何より、その時の自分の感情が分からなくなっていくのが怖かった。
分からなくなる度に思う。
………本当は死んで欲しかったんじゃないか、心の中では安心してるんじゃないか、"こうなって良かった"って…
「かっち体力ないぞ。もっと鍛えなさい」
「………」
ただひたすら静かな場所を求めて走っていたらだいぶ遠くまで来てしまった。
「ほら、ここに座って」
近くにあったベンチに座り、隣をぽんぽんと叩く。
かっちは何も言わずに座る。
近くで見ると更にでかいなぁ。男の子って感じ。
「………」
「………」
「………」
「………」
しばらく沈黙が続く。
「かっちって背高くて男らしいよね」
「………」
「初めて声聞いた時も実は感動したんだよ」
「………」
「声聞けた感動と、想像通りの声だった感動のダブルパンチでさ」
「………」
「びっくりしたよ。はははっ」
思わず笑ってしまう。
「………」
「そう言えばさ、かっちってどうやって身長伸ばしたの?ウチ全然伸びないんだけど」
「………」
「鉄棒にぶら下がったり、朝背伸びしたり、牛乳なんか一日2リットルは飲んでるんだよ?それで身長伸びないとかありえなく無い?」
「……俺は」
「ん?」
「……俺は、あまりこの体と声、好きじゃない」
「何で?」
「……それは…」
「ん?」
「……色々、あって…聞いて、くれる?」
「うん」
ウチが笑顔で言うと、かっちは安心したように少しずつ話してくれた。
----九年前----
「喋るなって言ってるだろうが!」
「何でこんな子が生まれてきたの…」
成績は普通で人見知りの俺は、何の取り柄もない上に人より少し声が低く、コンプレックスだった。
それが原因か、同級生からは距離を置かれ、近所では気持ち悪いと陰口を言われていた。
だから父も母も俺を嫌っていた。
毎日お酒を飲んで酔う度に父には喋るなと怒鳴られ、母には何故産まれてきたのかと泣かれる。
どうすればいいのか分からなかった。泣いて謝るべきなのか、黙って我慢するべきなのか。
劣等感と疎外感の繰り返しの日々に押し潰されそうになっていた時、初めての友達が出来た。
「泰明!一緒に遊ぼうぜ!」
「……え?」
「いいから行くぞ!」
「う、うん…」
「今日は天気いいからサッカーだ!」
サッカーボール片手に俺の手を引いてくれる男の子。
元気で明るくて、いつも人の中心にいるような子だった。
それからしばらく経って、両親は相変わらずお酒を飲んでは暴言を吐いたり、泣きわめいたりしていた。でも、その男の子の前では素の自分でいられて、気が休まった。
「俺さ、あの…好きな人出来た」
「え?」
学校の帰り道、唐突に彼はそう言った。
「それでさ、ちょっと協力してくれよ」
急な事に驚きはしたが、頼って貰えた事が何より嬉しかった。
「うん。分かった」
それから相手の女の子の好きな食べ物や興味のあるものを聞き出してはその男の子に伝えていた。
でも、それがいけなかった。そう気づいた時には既に手遅れだった。
朝、その男の子と学校に来ると、俺の靴箱の中に一枚の手紙が入っていた。
差出人は女の子。
中身を開けてみると、それは誰から見てもラブレターだと分かる内容だった。
そして相手はその男の子が好きな子だった。
その時の男の子の顔は言葉では言い表せない程、怒りと絶望で酷く歪んでいた。
「お前……俺を利用して…俺の好きな子を奪いやがったな……」
ぼそっとそんな事を言って、否定しようとした俺の言葉を何一つ聞こうとはしなかった。
その日から、その男の子からのクラスを巻き込んだ集団いじめが始まった。
クラスの中心にいるような子で、友達も多かった男の子は、好きな子を取られたと俺を悪者にしたストーリーを作って言いふらして回った。
机や椅子の落書きや物がゴミ箱に捨てられたり、声が低い事を嫌がって誰も口を聞いてくれなくなり、だんだん話せなくなっていった。そして悪化していったいじめは、暴力にまで及んだ。
毎日毎日帰りに男の子とその友人数人に囲まれては素手や物で殴られたり、蹴られたりした。
心休まる場所が一つもなくなり、コンプレックスである声が更に嫌になった俺は、帰り道にある公園で一人、ぼーっと空を見上げるのが習慣になった。
そんな日々が数ヵ月過ぎた頃、いつものように公園でぼーっとしていると、
「君、そんな所でどうしたの?」
同い年くらいのランドセルを背負った少年に話しかけられた。
この時初めて、声を出そうとしても出ない事に気がついた。
また嫌われた。また一人になる。俺は一生一人でいるしかない。
「大丈夫?」
でもその子は俺から目を逸らす事無く、ただ心配そうに見つめてきた。
「俺、芝木 叶真。君の名前は?」
笑顔で言う彼の目から自分と似たものを感じたからか、何故か目が離せなかった。
それからたまに公園で会うようになり、その度に話しかけてくれる叶真。
自分だけの世界に光が差し込んで来る感覚。
そして、その光を失う感覚。
どちらも既に感じた事のあるもの。
失うくらいならもう何もいらない。
そう言い聞かせても結局最後は光を求めてしまう。
俺は少しずつ言葉が出るようになり、叶真と話せるようになった。
「今日はどうしたの?また喧嘩?」
「……違う」
「また傷増えてるよ」
叶真は心配そうにしながら絆創膏を貼ってくれる。
「……ありがと」
「あんまり無理しちゃ駄目だよ?」
「……叶真もね」
「俺は無理なんかしてないよ」
「……そうは見えないけど」
「大丈夫だよ。ちゃんと必要としてくれる人もいるし、それだけで頑張れるよ」
叶真は本当にそう思っているんだろう。そういう顔をしている。
分かるよ。でも、今はそういう時が一番不安で恐怖すら感じる。
「……怖いね」
「え?」
あまり不安にさせてはいけない。本当に信じられる人かもしれないし、そこまで口を出す権利もない。
「……なんでもない」
「じゃあ、俺はそろそろ帰るよ。やる事沢山あるから。ばいばい」
「……ばいばい」
帰って行く叶真の後ろ姿を見ながら何だか嫌な予感がした。
暗くなった帰り道、下を向いて歩いていると、いつもは暗い道が何故か次第に明るくなってきた。
だんだんと明るくなる視界と体に纒わり付く様な黒い煙。
いつもは下を向いたまま入る家を初めて見上げてみると、真っ赤な炎と黒い煙で覆われていた。
声も出せず、体も動かない。
普通なら家族の心配をするのだろう。でも、俺はいつも通り、父や母は家にいるのだろうか。家に帰ったら俺を見てまた怒ったり泣いたりするのだろうか。
そんな事を考えていた。
ふと、近くに人の気配を感じて振り向くと、一人の男の子が目に入る。
俺と目が合うと、その男の子は走って逃げて行った。
ああ、あの男の子がやったのか。
疑問もなくそう確信した。
その時、
ガッシャーーーン!!
大きな音を立てて窓ガラスが割れ、中から人が二人顔を出して暴れている。
「ぎゃあああああ!!」
「熱い!熱い!!」
「誰か助けてくれ!!」
「お願い!!泰明!助けて!!」
その叫び声で現実に引き戻される。
その瞬間震えが止まらなくなり、人が死んでいくという過程を、残酷な現実を見せつけられた。
父も母も最後まで助けを求めていた。それでも体は動かず、ただ見つめる事しかしなかった。
俺は………父と母に死んで欲しかったのか?
そう考える度にゾッとする。
目を覚ますと、そこは知らないベッドの上だった。
時々思う。あの日の事は全部夢だったんじゃないかと。
それから数日後、学校近くの川で黒焦げになった男の子が発見された。
それは、あの時逃げた男の子。俺に出来た初めての友達だった。
俺は施設に預けられる事になり、同じ頃、叶真も入って来た。
近所では俺が父や母を焼き殺したと噂し、施設の大人達も近づこうとはしなかった。
だからいつも叶真や真白と一緒にいた。
そして後から入ってきた咲也と優も何か事情があったからか、施設では嫌われていた。
だから叶真が誘って五人になった。
俺達は兄弟の様に仲良くなり、次第にそれ以外を受け入れられなくなった。
そしてたまにあの日の夢を見る。
残酷な光景。消したくても消えない光景。何より、その時の自分の感情が分からなくなっていくのが怖かった。
分からなくなる度に思う。
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