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第四十五話 血祭り
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人を殺せば殺すほど儲かるようなものなのだから、ますます殺せばいいという状況だとある時気がついたハンターが、ランドと相談した結果、人を大量に殺すことにした、これで終わりだストロング!
だが、人を二十人ほど殺したところで、ストロングが能力を使って現れた。
「私が来たからには、もうやめるんだな、そして、ようやく止められる、この凶行を!」
「『召魂・首無霊』!」
デュラハンを模った剣と盾が現れ、ストロングはそれを手に取って構えるのだった。
「やめておけ、ハンター、ランドだってもう負ける寸前だと分かっているだろ、諦めろ、お前たちは一度負けているんだ、私たちの勝ちは揺るがない」
「チッチッチッ、チッ、それはどうかな、まだ分からねえだろ、勝負は最後に勝ったやつが勝ちなんだぜ、知らなかったのか?」
「やめろ、人を殺していいと思っているのか?」
「チッチッチッ、チッ、アホらしい、今更戻れるか、やってやる、『召魂・恐爪竜』!」
ハンターの手元にディノニクスを模ったナイフが現れ、素早く構えるのだった。
素早く移動しながらハンターはストロングに切り掛かるが、ストロングが一撃を叩き込んで、ハンターが吹き飛んで終わった。
ハンターは再び、敗れるのだった。
そして、ハンターは諦めると、その場から能力を使って逃げ出すのだった。
*****
スパイ劇場
ヘブン将軍はついに天下を征したエゴ様を万歳賛称しているだけでは飽き足りないので、さっさと次の段階へと進めてみた。スパイ部隊としてメタル部隊やスポーツ部隊といった有能なスパイ部隊を各国に向かわせた。
各国にスパイを使った工作をしたのだ。
すると、メタル部隊のリーダーであるメタルがスイーツ国で領土を持った将軍となり、メタル将軍と呼ばれた。
その後、メタルはヘブン将軍に自分の領土を献上して配下になりたいとヘブン将軍に使者を送った。
だが、今はその時期ではないとヘブン将軍に拒絶された。
これを信頼の不足だと考えたメタルは独立を宣言して、メタル国の誕生を各国に伝えた。
スイーツ国王はこれに激怒して、さっさとメタルを倒しに軍隊を向かわせた。
だが、メタルの作戦により途中の道にて軍隊が包囲されてスイーツ国王はこれ以上の戦いを諦めてしまう。
この時期に、ライス大帝国のコードネーム[ムザン]によってメタルと共にスイーツ国に来ていたスパイ仲間が全員暗殺された。
「これで仕事は終わりだ、金はつけておけ、ジャック」
そういうとコードネーム[ムザン]はその場を去っていくのだった。
この家には既に監視する人が当たり前のようについており、全てわかるのだ、監視する人をつけておいたジャックは全てを了解して、金を振り込むのだった。
だが、一人、いや、一匹だけ殺されなかった生き物がいた、名前をグリーン、犬のブルドッグである、そのまま縮こまって怯えるのだった。
話は切り替わるが、再びメタルの方に移ろう。
その後、メタルは見事に包囲を崩さないまま相手を撤退に追い込んだ。
そして、ヘブン将軍が外交の使者として自らスイーツ国へと向かうなどして、メタルの領土を確保した。これよりエゴ様の領土とする。スイーツ国は泣くだけだった。
また、別の国であるアクア国もスパイのスポーツ部隊によって、同様の手口で領土ごと手に入った。
各国は領土を少しずつ奪われるのだった。
ヘブン将軍はまずは独立させてからエゴ様の領土とすることにして、各国から恨まれることなく、エゴ様の領土を増やすのだった。
再び話は切り替わるが、ブルドッグの末路に移ろう。
一匹だけ生き残った犬はとても頭のいい血統書付きのブルドッグだった。
後に幾つかの冒険を乗り越えて、気がつけば一つのペットショップに辿り着いて隠れ住むのだった。頭のいい犬を舐めてもらっては困る。
後に、リスクと呼ばれる少年に飼われて、名前を創造赤雲丸と名前をつけてもらい、一緒に生きるのだった。
時々、ペットショップに帰りたくなったり、この世界に怖くなることもあるが、この飼い主でいいだろう。
そして、気がつけばこの飼い主と友情が生まれていた。
「ワンワン(はぁ~、めちゃくちゃ頭いいんだけど、信頼できる相手がいなくて困ってるんだよな、飼い主はお馬鹿だけど、間抜けだから気が付かないだけだしな)」
そんな今では創造赤雲丸と呼ばれるブルドッグも気がつけば愛されることに慣れていった。
新聞を見ても、ヘブン将軍とライン国王が一緒に歩いている理由がさっぱり分からないリスクと違い、創造赤雲丸は一目でこの二人は優劣を見せることであっさりとライン国民にどちら側に着くのがいいのかを教えていると理解していた。
当然、ヘブン将軍の方が有能だ、そのうち国民たちがなんでこんな国王に仕えているんだろうと思い始めるのだろう、その時、この国王は無事で済むだろうか、あっさりと殺されるだろうな。
そんなことを思うブルドッグだった。
頭の悪いご主人様の望みとは最強になること、その夢は叶いそうにないだろう、最強になるには頭が良い必要がある。
そんなことを思っていた犬側の真実とは…
お前に会いたかったんだ、リスク!お前がいないと新聞すら読めない、ありがとうこの世界を教えてくれて。
そう、このブルドッグはリスクに会えて本当に良かったと思っている。
だが、人を二十人ほど殺したところで、ストロングが能力を使って現れた。
「私が来たからには、もうやめるんだな、そして、ようやく止められる、この凶行を!」
「『召魂・首無霊』!」
デュラハンを模った剣と盾が現れ、ストロングはそれを手に取って構えるのだった。
「やめておけ、ハンター、ランドだってもう負ける寸前だと分かっているだろ、諦めろ、お前たちは一度負けているんだ、私たちの勝ちは揺るがない」
「チッチッチッ、チッ、それはどうかな、まだ分からねえだろ、勝負は最後に勝ったやつが勝ちなんだぜ、知らなかったのか?」
「やめろ、人を殺していいと思っているのか?」
「チッチッチッ、チッ、アホらしい、今更戻れるか、やってやる、『召魂・恐爪竜』!」
ハンターの手元にディノニクスを模ったナイフが現れ、素早く構えるのだった。
素早く移動しながらハンターはストロングに切り掛かるが、ストロングが一撃を叩き込んで、ハンターが吹き飛んで終わった。
ハンターは再び、敗れるのだった。
そして、ハンターは諦めると、その場から能力を使って逃げ出すのだった。
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スパイ劇場
ヘブン将軍はついに天下を征したエゴ様を万歳賛称しているだけでは飽き足りないので、さっさと次の段階へと進めてみた。スパイ部隊としてメタル部隊やスポーツ部隊といった有能なスパイ部隊を各国に向かわせた。
各国にスパイを使った工作をしたのだ。
すると、メタル部隊のリーダーであるメタルがスイーツ国で領土を持った将軍となり、メタル将軍と呼ばれた。
その後、メタルはヘブン将軍に自分の領土を献上して配下になりたいとヘブン将軍に使者を送った。
だが、今はその時期ではないとヘブン将軍に拒絶された。
これを信頼の不足だと考えたメタルは独立を宣言して、メタル国の誕生を各国に伝えた。
スイーツ国王はこれに激怒して、さっさとメタルを倒しに軍隊を向かわせた。
だが、メタルの作戦により途中の道にて軍隊が包囲されてスイーツ国王はこれ以上の戦いを諦めてしまう。
この時期に、ライス大帝国のコードネーム[ムザン]によってメタルと共にスイーツ国に来ていたスパイ仲間が全員暗殺された。
「これで仕事は終わりだ、金はつけておけ、ジャック」
そういうとコードネーム[ムザン]はその場を去っていくのだった。
この家には既に監視する人が当たり前のようについており、全てわかるのだ、監視する人をつけておいたジャックは全てを了解して、金を振り込むのだった。
だが、一人、いや、一匹だけ殺されなかった生き物がいた、名前をグリーン、犬のブルドッグである、そのまま縮こまって怯えるのだった。
話は切り替わるが、再びメタルの方に移ろう。
その後、メタルは見事に包囲を崩さないまま相手を撤退に追い込んだ。
そして、ヘブン将軍が外交の使者として自らスイーツ国へと向かうなどして、メタルの領土を確保した。これよりエゴ様の領土とする。スイーツ国は泣くだけだった。
また、別の国であるアクア国もスパイのスポーツ部隊によって、同様の手口で領土ごと手に入った。
各国は領土を少しずつ奪われるのだった。
ヘブン将軍はまずは独立させてからエゴ様の領土とすることにして、各国から恨まれることなく、エゴ様の領土を増やすのだった。
再び話は切り替わるが、ブルドッグの末路に移ろう。
一匹だけ生き残った犬はとても頭のいい血統書付きのブルドッグだった。
後に幾つかの冒険を乗り越えて、気がつけば一つのペットショップに辿り着いて隠れ住むのだった。頭のいい犬を舐めてもらっては困る。
後に、リスクと呼ばれる少年に飼われて、名前を創造赤雲丸と名前をつけてもらい、一緒に生きるのだった。
時々、ペットショップに帰りたくなったり、この世界に怖くなることもあるが、この飼い主でいいだろう。
そして、気がつけばこの飼い主と友情が生まれていた。
「ワンワン(はぁ~、めちゃくちゃ頭いいんだけど、信頼できる相手がいなくて困ってるんだよな、飼い主はお馬鹿だけど、間抜けだから気が付かないだけだしな)」
そんな今では創造赤雲丸と呼ばれるブルドッグも気がつけば愛されることに慣れていった。
新聞を見ても、ヘブン将軍とライン国王が一緒に歩いている理由がさっぱり分からないリスクと違い、創造赤雲丸は一目でこの二人は優劣を見せることであっさりとライン国民にどちら側に着くのがいいのかを教えていると理解していた。
当然、ヘブン将軍の方が有能だ、そのうち国民たちがなんでこんな国王に仕えているんだろうと思い始めるのだろう、その時、この国王は無事で済むだろうか、あっさりと殺されるだろうな。
そんなことを思うブルドッグだった。
頭の悪いご主人様の望みとは最強になること、その夢は叶いそうにないだろう、最強になるには頭が良い必要がある。
そんなことを思っていた犬側の真実とは…
お前に会いたかったんだ、リスク!お前がいないと新聞すら読めない、ありがとうこの世界を教えてくれて。
そう、このブルドッグはリスクに会えて本当に良かったと思っている。
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