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(あ、でも、警察もアヤシイって言ってたな……。どういうことだ? )
ハッと、先程ミヤビが言っていた事を思い出し、当惑する零である。
しかしそれは、事情もよく分からないままここまで付いてきた慎一マネージャーも同じであった。
一応、担当するモデルの恋人の情報として、慎一は『畠山ユウ』の簡単なデータは頭に入れている。
15歳でデビューすると同時にトップシンガーとして輝くが、その後は徐々に失墜。
しかし今から二年前、30歳にして再びブレイクを果たし、今や世界規模のワールドワイドな活躍を見せる孤高の男性歌手で、自身のバンドは持たず、ライブにはその都度サポートメンバーが入るらしい。
そんな彼が、解散したアイドルグループTriangleの元メンバー、現在はスーパーモデルとして活躍する柊・タルヴォ・零の恋人だ。
ユウと零の二人は、十以上の年齢差も何のその、現在熱愛中のカップルであり、堂々とそれは世間に公表して支持を得ているハズだが……。
「ねぇ、零? おれはジュピタープロダクションとは仕事をしたことが無いから詳しい事は分からないけど、確かあそこは、元々地回りが興行主として明治頃に興した会社だったハズだよね? 今はもう経営者も替わって、そんな情報は訂正されているけれど――もしかしてまだ、そういう反社会的勢力と付き合いがあるのかい? 」
もしもそうであれば、こちらとしては、諸手を挙げて畠山ユウとの交際は応援できない。
海外でも、ヤクザやマフィアに対する目は厳しいのだ。
だが、そんな慎一の心配を『それは考え過ぎですよ』とやんわり笑顔で躱し、零は今度こそ踵を返した。
「とにかく、本当に御堂社長が関係しているのかどうか直談判してみます。本当は、今すぐユウさんに会いに行きたいけれど――――先にこっちの方を処理しないと、後々マズい事になりそうだ」
「ちょ、ちょっと零! 君の言い分じゃあ、やっぱり御堂社長は後ろ暗いと言っているのと変わらないよ!? おれは、こんなトラブルに君を巻き込むわけには行かない! 」
それこそ、ケガでもさせたら一大事だ!!
青くなる慎一は、急いで自分の携帯電話を取り出した。
「おれだって、そこそこツテはある。そこに連絡をして、探ってみるよ」
ハッと、先程ミヤビが言っていた事を思い出し、当惑する零である。
しかしそれは、事情もよく分からないままここまで付いてきた慎一マネージャーも同じであった。
一応、担当するモデルの恋人の情報として、慎一は『畠山ユウ』の簡単なデータは頭に入れている。
15歳でデビューすると同時にトップシンガーとして輝くが、その後は徐々に失墜。
しかし今から二年前、30歳にして再びブレイクを果たし、今や世界規模のワールドワイドな活躍を見せる孤高の男性歌手で、自身のバンドは持たず、ライブにはその都度サポートメンバーが入るらしい。
そんな彼が、解散したアイドルグループTriangleの元メンバー、現在はスーパーモデルとして活躍する柊・タルヴォ・零の恋人だ。
ユウと零の二人は、十以上の年齢差も何のその、現在熱愛中のカップルであり、堂々とそれは世間に公表して支持を得ているハズだが……。
「ねぇ、零? おれはジュピタープロダクションとは仕事をしたことが無いから詳しい事は分からないけど、確かあそこは、元々地回りが興行主として明治頃に興した会社だったハズだよね? 今はもう経営者も替わって、そんな情報は訂正されているけれど――もしかしてまだ、そういう反社会的勢力と付き合いがあるのかい? 」
もしもそうであれば、こちらとしては、諸手を挙げて畠山ユウとの交際は応援できない。
海外でも、ヤクザやマフィアに対する目は厳しいのだ。
だが、そんな慎一の心配を『それは考え過ぎですよ』とやんわり笑顔で躱し、零は今度こそ踵を返した。
「とにかく、本当に御堂社長が関係しているのかどうか直談判してみます。本当は、今すぐユウさんに会いに行きたいけれど――――先にこっちの方を処理しないと、後々マズい事になりそうだ」
「ちょ、ちょっと零! 君の言い分じゃあ、やっぱり御堂社長は後ろ暗いと言っているのと変わらないよ!? おれは、こんなトラブルに君を巻き込むわけには行かない! 」
それこそ、ケガでもさせたら一大事だ!!
青くなる慎一は、急いで自分の携帯電話を取り出した。
「おれだって、そこそこツテはある。そこに連絡をして、探ってみるよ」
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