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少年暗殺者の受難
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少年暗殺者エリンは、一週間ほど地下牢で放置された。
その間、貞操帯はつけたまま、自由は奪われたままであった。
不幸な身の上であったとはいえ、彼も年頃の男子である。
思春期の真っ盛りにあり、女性への欲求と性的な興味はそうした境遇であろうと、当然人並みにある。
それが、あんな目に遭わせられるとは……。
しかし、悔しさと恥辱を与えられても、めくるめく快感は確かに彼を支配したのだ。
身体に刻まれた記憶は、容易には消えない。
意識せずとも、身体が思い出し、三日目には貞操帯の中に夢精していた。
初めての経験で、信じられないほどの放埒であった。夢うつつの中で放った絶頂は、囚われの身であることを忘れさせるほどの解放感だった。
それは下の世話までするメイドたちにすぐにバレてしまい、クスクスと笑われしまう。
恥ずかしくて惨めで、死んでしまいたい気持ちになる。
報告を受けたメイド長からも、「そんなに気持ちよかったの?」と嘲るように言われ、もっときつい貞操帯に替えられてしまった。
今度は、もう射精もできない。根元を、きっちり締めつけてくるタイプだ。
収まらぬ勃起、貪りたくなるような性への欲求は、まだ女というものを知らぬエリンを煩悶とさせた。
彼は、童貞なのである。
一四ほどの男子が、女の柔肌を味合わされ、盛大に精を放って失神寸前まで追い込まれる。しかも、おのれを慰めることすら禁じられて放置される、それがどれほどのものであろうか。
満たされることのない渇望は、痛みや恐怖とは違った飢餓の苦しみであった。
だが、耐えなければならない。あの公爵令嬢を殺すまでは、死ねない。
暗殺者の矜持である。
絶対に殺し、任務を果たしてやると心に誓う。
メイド長も喉を犯したダークエルフも、自分を笑ったメイドたちもだ。
「いい加減、雇い主のことを教える気になったかい?」
「…………」
地下牢の前にやってきたメイド長と数名のメイドたち。
無言で、殺意と憎しみがこもった目でねめつける。
「いい目ね、警備をかいくぐってお嬢様のお命を狙うだけはあるわ」
ギュスターランド公爵家は、敵が多い。
王国の諜報を引き受けており、隣国はおろか内部の貴族たちの裏事情も握っている。
革命などと抜かす反乱者たちも容赦なく鎮圧した。
おまけに所領も広大であり、その資産を巡って虎視眈々と狙う者たちもいる。
ゆえにフリージアの身辺警護には、相当気を配っていたのだが寝所まで侵入したというのは、敵ながら大したものである。
その隠密の技術は、メイド長も認めざるを得ない。
であるからこそ、拷問によって廃人にしてしまうのは惜しい。口を割らせてふさわしい境遇を与えれば、よい手駒にもできよう。
そのためには、従順にも調教でき、籠絡する快楽での責めが向いているというわけだ。
「来なさい、この前の続きをしてあげる」
「……っ!?」
少年は身構えている。
放置されて、爆発寸前まで溜められたおのれの性欲自身が恐ろしい。
実際、射精の気持ちよさで忘我の状態に陥り、名前まで教えてしまったのだ。
あのように責められれば、口を割ってしまうかもしれない。苦痛には耐えられるが、経験したことのない快感の前して理性が保てるかは、エリンにすら自身がなかった。
メイドたちが檻の鍵を開け、エリンの細い首に首輪をはめる。
「く、くるな、何する気だっ!?」
「お前が逆らわないようによ。雇われた犬なのだから、ちょうどいいじゃないの。似合っているわ」
首輪に付けた縄を引く、これで犬に貶められた。
ずっと拘束されており、手足の力もしびれて萎えている。
メイド長が首輪を引くと、抵抗しても四つん這いになってしまった。
すぐさま頭を押さえつける。ちょうど尻だけが上がった格好だ。
「ほら、あれを入れておやり」
一人のメイドが用意したのは、細い管だ。注射器のように液体を発射できる構造で、中には不思議な色の液体が満たされている。
そのかわいらしい尻の両肉を、二人のメイドが鷲掴みにして開く。
貞操帯の隙間からでも、排泄の穴が見えるようにした。
その穴に例の押し込み、ピストンで液体の抽送を開始したのである。
「ふぐっ、あっ……!?」
びくっと体が震える。とんでもなく恥ずかしい行為だ。
肛門への異物感と、体内に送り出される得体のしれない液体への恐怖は、尋常ではない。
「な、なんだ、これぇっ……!?」
体の力が、抜けていく。
メイド長が注入させたのは、酒に薬を混ぜたものだ。
アルコールに溶いた薬物を、腸壁の粘膜から直接吸収させると効果がよく現る。
もっとも、度数が強すぎると急性中毒で死んでしまいかねないので、調整して薄めてある。
混ぜた薬は、筋肉を弛緩させる痺れ薬と、強精剤である。
特に強精剤は、先々代が錬金術師に資金を与えて特別に作らせたものだ。
八〇を過ぎてからも、妾たち相手に一〇人以上の子を孕ませたというから効果は抜群だ。
「うう、あぁ……」
エリン少年は、すぐに酩酊状態に陥る。
身体に、思うようにまったく力が入らない。視界もグルグル回っており、立ち上がれない。
「ほら、ついてきなさい」
「こ、この、放せ、放せよぉ……」
メイド長が綱を引くと、犬のように四つん這いで歩くしかない。
「ほらほら、あんよは上手、あんよは上手!」
その様子を、メイドたちが手を叩いて囃し立てる。
しかし、酔いが回ったエリンには抗う術はなかった。
フリージアが狼の子のようだと思った険しさも薄れかけ、弛緩した口元からは涎が糸を引いている。
まさに、犬のように歩かされていく。
その間にも、エリンの股間は破裂しそうなほどむくむくと育っていった。
その間、貞操帯はつけたまま、自由は奪われたままであった。
不幸な身の上であったとはいえ、彼も年頃の男子である。
思春期の真っ盛りにあり、女性への欲求と性的な興味はそうした境遇であろうと、当然人並みにある。
それが、あんな目に遭わせられるとは……。
しかし、悔しさと恥辱を与えられても、めくるめく快感は確かに彼を支配したのだ。
身体に刻まれた記憶は、容易には消えない。
意識せずとも、身体が思い出し、三日目には貞操帯の中に夢精していた。
初めての経験で、信じられないほどの放埒であった。夢うつつの中で放った絶頂は、囚われの身であることを忘れさせるほどの解放感だった。
それは下の世話までするメイドたちにすぐにバレてしまい、クスクスと笑われしまう。
恥ずかしくて惨めで、死んでしまいたい気持ちになる。
報告を受けたメイド長からも、「そんなに気持ちよかったの?」と嘲るように言われ、もっときつい貞操帯に替えられてしまった。
今度は、もう射精もできない。根元を、きっちり締めつけてくるタイプだ。
収まらぬ勃起、貪りたくなるような性への欲求は、まだ女というものを知らぬエリンを煩悶とさせた。
彼は、童貞なのである。
一四ほどの男子が、女の柔肌を味合わされ、盛大に精を放って失神寸前まで追い込まれる。しかも、おのれを慰めることすら禁じられて放置される、それがどれほどのものであろうか。
満たされることのない渇望は、痛みや恐怖とは違った飢餓の苦しみであった。
だが、耐えなければならない。あの公爵令嬢を殺すまでは、死ねない。
暗殺者の矜持である。
絶対に殺し、任務を果たしてやると心に誓う。
メイド長も喉を犯したダークエルフも、自分を笑ったメイドたちもだ。
「いい加減、雇い主のことを教える気になったかい?」
「…………」
地下牢の前にやってきたメイド長と数名のメイドたち。
無言で、殺意と憎しみがこもった目でねめつける。
「いい目ね、警備をかいくぐってお嬢様のお命を狙うだけはあるわ」
ギュスターランド公爵家は、敵が多い。
王国の諜報を引き受けており、隣国はおろか内部の貴族たちの裏事情も握っている。
革命などと抜かす反乱者たちも容赦なく鎮圧した。
おまけに所領も広大であり、その資産を巡って虎視眈々と狙う者たちもいる。
ゆえにフリージアの身辺警護には、相当気を配っていたのだが寝所まで侵入したというのは、敵ながら大したものである。
その隠密の技術は、メイド長も認めざるを得ない。
であるからこそ、拷問によって廃人にしてしまうのは惜しい。口を割らせてふさわしい境遇を与えれば、よい手駒にもできよう。
そのためには、従順にも調教でき、籠絡する快楽での責めが向いているというわけだ。
「来なさい、この前の続きをしてあげる」
「……っ!?」
少年は身構えている。
放置されて、爆発寸前まで溜められたおのれの性欲自身が恐ろしい。
実際、射精の気持ちよさで忘我の状態に陥り、名前まで教えてしまったのだ。
あのように責められれば、口を割ってしまうかもしれない。苦痛には耐えられるが、経験したことのない快感の前して理性が保てるかは、エリンにすら自身がなかった。
メイドたちが檻の鍵を開け、エリンの細い首に首輪をはめる。
「く、くるな、何する気だっ!?」
「お前が逆らわないようによ。雇われた犬なのだから、ちょうどいいじゃないの。似合っているわ」
首輪に付けた縄を引く、これで犬に貶められた。
ずっと拘束されており、手足の力もしびれて萎えている。
メイド長が首輪を引くと、抵抗しても四つん這いになってしまった。
すぐさま頭を押さえつける。ちょうど尻だけが上がった格好だ。
「ほら、あれを入れておやり」
一人のメイドが用意したのは、細い管だ。注射器のように液体を発射できる構造で、中には不思議な色の液体が満たされている。
そのかわいらしい尻の両肉を、二人のメイドが鷲掴みにして開く。
貞操帯の隙間からでも、排泄の穴が見えるようにした。
その穴に例の押し込み、ピストンで液体の抽送を開始したのである。
「ふぐっ、あっ……!?」
びくっと体が震える。とんでもなく恥ずかしい行為だ。
肛門への異物感と、体内に送り出される得体のしれない液体への恐怖は、尋常ではない。
「な、なんだ、これぇっ……!?」
体の力が、抜けていく。
メイド長が注入させたのは、酒に薬を混ぜたものだ。
アルコールに溶いた薬物を、腸壁の粘膜から直接吸収させると効果がよく現る。
もっとも、度数が強すぎると急性中毒で死んでしまいかねないので、調整して薄めてある。
混ぜた薬は、筋肉を弛緩させる痺れ薬と、強精剤である。
特に強精剤は、先々代が錬金術師に資金を与えて特別に作らせたものだ。
八〇を過ぎてからも、妾たち相手に一〇人以上の子を孕ませたというから効果は抜群だ。
「うう、あぁ……」
エリン少年は、すぐに酩酊状態に陥る。
身体に、思うようにまったく力が入らない。視界もグルグル回っており、立ち上がれない。
「ほら、ついてきなさい」
「こ、この、放せ、放せよぉ……」
メイド長が綱を引くと、犬のように四つん這いで歩くしかない。
「ほらほら、あんよは上手、あんよは上手!」
その様子を、メイドたちが手を叩いて囃し立てる。
しかし、酔いが回ったエリンには抗う術はなかった。
フリージアが狼の子のようだと思った険しさも薄れかけ、弛緩した口元からは涎が糸を引いている。
まさに、犬のように歩かされていく。
その間にも、エリンの股間は破裂しそうなほどむくむくと育っていった。
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