【R18】悪役令嬢と囚われの少年暗殺者

とけみゆい

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少年暗殺者の受難

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 メイド長の身体は、石鹸の泡と粘液にまみれている。
 十分にいやらしい姿が、少年の目の前にある。

「せっかくお嬢様の前に引き出したのです、すみずみまできれいにしませんと」

 果実の酒のおかわりを注ぎながら、執事がフリージアに囁いた。
 メイド長があやしく笑むと、そのぬめった身体で少年に絡みつきにいった。

「――あっ!」

 這いつくばる少年の後ろから股間に腕を差し入れ、抜くように引き、また入れるを繰り返し洗う。
 そのたびに可愛らしく、押し殺そうとする声が響き渡る。

「念入りに洗ってあげないとねえ。ほら、どうなの?」
「ふぁっ!? あ、あ、くっ……!」

 今度は、少年の背中に胸を押し当て、ぷるんと下から磨き上げるように前後する。
 ちょうど、自分の身体を垢すり用のヘチマのようにして少年を洗っていった。
 メイド長の官能的な肉体が、少年の上でなまめかしく踊る。
 柔らかい胸がくにゅっと潰れ、ぶるんと弾む。
 上げさせた足を太腿で挟み込み、ぐねぐねと滑らせる。足の指の間も、丁寧に洗う。

「どう、気持ちいいでしょう? お前のおちんちんから精を吐き出したくなったでしょう、いつでも吐き出させてあげるわ。んふ、もっと洗ってほしいの?」
「ふあ……あはっ……!」

 今度は仰向けにさせ、胸板に双丘を押し付けて前後にまとまりつくように動く。
 たまらかなかった。
 いつしかメイド長のブラが外れ、ボリュームのある乳房もまろびでる。
 少年の乳首に、メイド長の乳房もくりくりと当たる。
 快楽にむせぶ少年に対し、メイド長も楽しんでいた。
 彼女は、淫魔サキュバスの血を引くとも言われている。
 若い男の精を搾り取り、快感を与えることは喜びなのだ。
 また、若々しい肌を自身の敏感なところをこすり合わせるのも心地よかった。

「さあ、言いなさい! さあっ!」
「いわな……あっ!! い、いわない……!」

 脇の下に腕を回し、少年の首筋にまで舌を這わす。
 執拗で、粘着的な責めに、エリンは沸き上がる性欲を抑えるのがやっとであった。
 メイド長にも、年上の女性としてプライドがある。
 男を喜ばしてきた経験も技もある、自分の魅力にも自信がある。
 まだ童貞の坊やを絶頂させられないというのは悔しい。絶対に堕とすと決めている。

「ほら、口を開けて、舌を出しなさい!」
「うあ……」

 鼻を摘まれると、エリンは言われたとおりに舌を出してしまった。
 快感に溺れさせられているため、従順に言うことを聞いてしまった。
 その舌に、メイド長の舌が絡みつく。
 盛り上がった貞操帯に、メイド長の下の部分が押し付けられる。
 勇敢な少年が、美しい魔物に犯されていくような光景である。
 それでも、少年は射精させてもらえない。

「ああぁ……」

 なんという光景だろう。甘い地獄とは、このことだ。
 フリージアの視線は、二人に釘付けであった。
 いつしかその秘所は熱く湿り、無意識に唇に当てた親指を舐めていた。
 あれが自分であったなら……。
 メイド長の立場で、エリンを責める。
 エリンの立場で、エリンに責められる。
 そのふたつを交互に想像してしまう。あの舌に絡めたい、この舌に絡めてほしい。

「しかし、ずいぶんと頑張るものですな、あの少年は」

 執事が、感心したように言う。
 並みの男なら、音を上げて射精させてほしいと哀願してもおかしくない。
 その理性が崩壊寸前になりながらも耐えているのは、ほめてやってもよい。

「いいえっ、まだこれからですよ」
「んんっ……!」

 そういうと、メイド長は貞操帯を外してやる。
 エリンの爆発寸前のそれが、ぶるんと見事なまでに反り返っていた。
 メイド長は泡と粘液にまみれた黒のパンティを、エリンの顔の横に脱ぎ捨てる。
 湿りを含んだ重い音が、まるでエリンへの死刑宣告のように響いた。
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