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12 なんなんだ、この違和感は。
高待遇
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(side光希)
目をつぶった。どうするべきだろう。無抵抗で殴られるか?そうすると俺は大きな怪我を負うだろう。その姿のまま演説に出なければならない。下手したら、病院送りだ。辞退になる可能性もある。
だからそれは出来ない。
αとしての威厳が、プライドがそれを許さない。
ならば、俺が出来る一番平和的な解決方法はこれしか無い。例え俺のせいで不気味な怪物が天下を取ろうとも。
「分かったよ」
「大人しく誘拐されてくれるんすね」
「条件がある。殺そうとしないこと。そして、月ヶ瀬藍にその事を連絡させてくれ。流石に俺が出られないことを、みんなに知らせないと大混乱になる。藍なら、上手くやってくれるだろう」
「……なるほど。まあ、良いっすよ~。そもそも俺、殺せないんで。それに誘拐事件とかで警察沙汰になる方が面倒臭いし」
「……では、決まりだ。俺は大人しく捕まるよ。……君たちが上手だったみたいだ」
「場所は、俺の寮の部屋でいいっすか?」
「随分高待遇なんだね。倉庫にでも入れられると思った」
目を丸くすると、『めんどくさいなぁ』と壮一郎は頭を抱える。
「そっちの方が監視しにくいでしょう。俺は自分のベッドで寝たいんですよ。……まあ、副会長じゃ無くなったので一般生徒と同じ寮部屋ですけど」
「いいよ。構わない」
壮一郎の監視がつくのか。右代に仕える誰かを監視係に派遣してとか思ったけれど。まあ確かに、学園内で部外者がうろつくと色々バレる可能性が高い。……この学園、セキュリティがしっかりしてるし。
あれ?学園外に運んで……とかしないのかな?
なんて考えていると、壮一郎が不満そうに口を開く。
「何考えてるんすか。もう行きますよ。言っておきますけど……部屋に行くまでは、みんなで見張ってるんで」
「分かった。約束は約束だよね」
噂を気にするなんて馬鹿らしいけれど……それでも俺が刃向かったら夏向に刃がいくかもしれない。夏向、ごめん。暫くは会えそうにないかもしれない。
『藍、任せた』
目をつぶった。どうするべきだろう。無抵抗で殴られるか?そうすると俺は大きな怪我を負うだろう。その姿のまま演説に出なければならない。下手したら、病院送りだ。辞退になる可能性もある。
だからそれは出来ない。
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ならば、俺が出来る一番平和的な解決方法はこれしか無い。例え俺のせいで不気味な怪物が天下を取ろうとも。
「分かったよ」
「大人しく誘拐されてくれるんすね」
「条件がある。殺そうとしないこと。そして、月ヶ瀬藍にその事を連絡させてくれ。流石に俺が出られないことを、みんなに知らせないと大混乱になる。藍なら、上手くやってくれるだろう」
「……なるほど。まあ、良いっすよ~。そもそも俺、殺せないんで。それに誘拐事件とかで警察沙汰になる方が面倒臭いし」
「……では、決まりだ。俺は大人しく捕まるよ。……君たちが上手だったみたいだ」
「場所は、俺の寮の部屋でいいっすか?」
「随分高待遇なんだね。倉庫にでも入れられると思った」
目を丸くすると、『めんどくさいなぁ』と壮一郎は頭を抱える。
「そっちの方が監視しにくいでしょう。俺は自分のベッドで寝たいんですよ。……まあ、副会長じゃ無くなったので一般生徒と同じ寮部屋ですけど」
「いいよ。構わない」
壮一郎の監視がつくのか。右代に仕える誰かを監視係に派遣してとか思ったけれど。まあ確かに、学園内で部外者がうろつくと色々バレる可能性が高い。……この学園、セキュリティがしっかりしてるし。
あれ?学園外に運んで……とかしないのかな?
なんて考えていると、壮一郎が不満そうに口を開く。
「何考えてるんすか。もう行きますよ。言っておきますけど……部屋に行くまでは、みんなで見張ってるんで」
「分かった。約束は約束だよね」
噂を気にするなんて馬鹿らしいけれど……それでも俺が刃向かったら夏向に刃がいくかもしれない。夏向、ごめん。暫くは会えそうにないかもしれない。
『藍、任せた』
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