浮気されるのを死ぬほど恐れていた私が浮気してしまいました。

はに

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第11章 彼氏君との別れ?

59話

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……!!!!!








やっぱり………!











バレていた





見られていた。











「公園で2人でいたでしょ
俺見たよ」











「………………」












何も言えない






なんて言ったらいいか分からない








どんな言い訳を並べても







彼氏君に内緒で後輩君と2人でいたという事実は変わらない









言い訳はしない方がいい、









そう判断した。













「パートのおばちゃんにも聞いた、
花、遊園地で太郎と2人で遊んでたんだってね」















"あれはおばちゃん達を2人で探してただけで、遊んでわけじゃないよ!"












そう言おうとしたけど言えなかった








あの時私は確かに遊んでた、







おばちゃんを探すというのを口実に









後輩君のデートもどきを楽しんでいた、


心から楽しんでいた。
























「花さぁ、太郎の事好きだろ」












図星











図星すぎてなんも言えない










まだ私一言も話してない










何話していいか分かんない、










きっと何言っても怒られる









彼氏君の機嫌は治らない











もう無理だ










私達はきっと今日別れるんだ、











別れられるんだ、











別れたかったんだから

いいじゃない




いいチャンスじゃない







同じ会社だから別れて気まずくなるのが嫌?









そんなの最悪辞めればいい







どうにでもなる。











別れよう










別れる前に











私の不満を彼氏君に伝えてやる










怒るだろうな










でもここなら人目もある







そんなに大声出して怒ったりは彼氏君もできないだろう……。














「……昨日………後輩君と2人でいたのには……理由がある…」













震える声で








私は話しはじめた。
















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