地球人のふり

はに

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第3章 地球へ

13話

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キヨは、とても成長の早い赤子であった、








同じ月齢の子達が、
ようやく首が座り始めた時、


キヨは自ら座ろうとしだした。







同じ月齢の子達が、
ようやく座り始めた時、


キヨは自ら立ち上がろうとしていた、









同じ月齢の子達が
立ち始めた時、


キヨはもう歩き出していた。






人見知りもせず、
よく笑う、とても可愛い赤子であった、







周りの大人は皆、



「優秀な子になるね」







キヨの将来を楽しみにしていた。










そしてキヨは3歳になった、

まだ自分の事は忘れている。










「えっ!?清ちゃんもうひらがな書けるの!?」


「そうなのよ、ほとんど読めるし書けるの」








キヨの住むマンションには
年の近い子どもがたくさんいた。





マンション内にある小さな広場には

よく母親達が集まり、
育児の愚痴や悩みを言い合っていた、






今話しているのは、





キヨの母親と、



キヨの1つ年下の男の子、東 依人の母親だった。









依人の母親は、


地べたに座りながら
落書き帳にひらがなを書き綴るキヨを見て
驚愕していた、


ただ適当に書いているだけではない、



きちんと単語になっていた、






キヨは、文字を理解するのも、
とてもはやい子どもだった。







「うちの子はもう2歳なのに全く喋らないの、
清ちゃんは喋りだすのも早かったんでしょう?」


「うん、1歳になる前から結構単語は出てたかな、でも依君男の子でしょ?
男の子は言葉が遅いって言うじゃない」


「そうよね…心配しすぎかな…
もうちょっと様子見てみるわね」









キヨの成長の速さの理由は分からない、



サンコ星に関係しているのか、

それとも関係していないのか、




それよりもキヨ、






ひらがななど覚えている場合ではない、







早く記憶を取り戻しなさい。
























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