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嫉妬 2
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小川さんに電話をかけると1コールで出た。
「もしもし…小川さん…?」
「ああ…咲妃ちゃん…」
「みんな寝てるんで、あんまり長く電話できないんですが…」
父も母も弟も、もうみんな寝ていた。
「何か俺…みっともないな…」
「どうして…?」
「店長に嫉妬するとか…もっと余裕のある所、見せたいんだけど…」
「嫉妬して貰えるの、嬉しいですよ」
「え?」
「だってどうでも良かったら嫉妬しないでしょ?」
「ああ、どうでも良くはない…。でもこの先は、電話じゃなくて会って言いたい」
「もしもし…小川さん…?」
「ああ…咲妃ちゃん…」
「みんな寝てるんで、あんまり長く電話できないんですが…」
父も母も弟も、もうみんな寝ていた。
「何か俺…みっともないな…」
「どうして…?」
「店長に嫉妬するとか…もっと余裕のある所、見せたいんだけど…」
「嫉妬して貰えるの、嬉しいですよ」
「え?」
「だってどうでも良かったら嫉妬しないでしょ?」
「ああ、どうでも良くはない…。でもこの先は、電話じゃなくて会って言いたい」
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