季雲記

みたかたかっぽう

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置き水はまるで熱湯
流水もさほど冷たくない
森の中は涼しいけれど、木がなくなればまるで炎
高けりゃ高いほど涼しいものだが、高すぎるところまでいくとそこはもう神の場所。
帰れとでも言うように、頭痛がして吐き気もする。
空は息を吐くほど美しくて、苦しくなるまで吸って、木が済むまで吐くと、なんだかふらふらして気分がいい…。
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