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デート当日
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土曜日。
カノンとその彼氏、誠人君と一緒に映画を見るために詩織は待ち合わせ場所である駅前の噴水広場にいた。
まだ誰も約束の場所に来てないようなので詩織はスマホゲームをしながら皆がくるのを待っていた。
「あれ?詩織。おはよう。俺が一番のりだと思ってたんだけど詩織の方が早かったな」
誠人の声に詩織が顔をあげる。彼の姿にドキッとして慌てたように「おはよう。私も少し前に来たところ」と言った。
「あれ?今日の服、すごく可愛い。いつも制服だから私服の詩織って新鮮だな」
「あ、ありがとう。似合ってるかな……」
誠人に褒められた詩織は頬を赤らめて俯いた。
(キャミソールとハイヒールは無理だったけどブラウスとカーディガン、膝上のミニスカート。
この前、買ってきた雑誌で勉強したおしゃれな服に似たもの選んで良かった。朝、鏡の前でシワがないかチェックもしたし。
……ミニスカはカノンちゃんに乗せられたみたいで癪だけど……誠人君が褒めてくれたし…)
「似合ってるよ。詩織はなんでも似合うね」
「そ、そんなに褒めないで。……恥ずかしい」
詩織は嬉しさと照れでそう言うのが精一杯だった。
「それに比べて俺はいつも通りだ」
誠人の服装は黒シャツにジーパンとラフな姿。
(シンプルだけど背が高くてスマートだから格好良いわ。あ、それに)
「でも、いつもと違って髪がセットされてる」
「ああ、うん。デートだから」
「そ、そうなんだ」
さらっと言う誠人。対して詩織はドキドキしていた。
(ダブルデートとはいえ相手は私でいいのかな?あ、誠人くんからだと友達に誘われてその彼女と部活仲間の私と映画を見て遊ぶ感覚なのかな。で、でもデートって言ってくれてるし、カノンちゃんが言ったのが大げさだとしても……私のこと好きって思ってくれてる?)
ピローンと電子音がなって誠人が自分のスマホを見た。
「高田達、遅れるって。今、連絡が入ったよ。上映時間が近いし先に行こうか」
「う、うん」
詩織がそう返事をすると誠人は彼女の手をとり握った。
手を繋いで歩くのは二度目で二人共顔が赤くなる。手を繋いだまま緊張で言葉少なく映画館へと歩いていった
カノンとその彼氏、誠人君と一緒に映画を見るために詩織は待ち合わせ場所である駅前の噴水広場にいた。
まだ誰も約束の場所に来てないようなので詩織はスマホゲームをしながら皆がくるのを待っていた。
「あれ?詩織。おはよう。俺が一番のりだと思ってたんだけど詩織の方が早かったな」
誠人の声に詩織が顔をあげる。彼の姿にドキッとして慌てたように「おはよう。私も少し前に来たところ」と言った。
「あれ?今日の服、すごく可愛い。いつも制服だから私服の詩織って新鮮だな」
「あ、ありがとう。似合ってるかな……」
誠人に褒められた詩織は頬を赤らめて俯いた。
(キャミソールとハイヒールは無理だったけどブラウスとカーディガン、膝上のミニスカート。
この前、買ってきた雑誌で勉強したおしゃれな服に似たもの選んで良かった。朝、鏡の前でシワがないかチェックもしたし。
……ミニスカはカノンちゃんに乗せられたみたいで癪だけど……誠人君が褒めてくれたし…)
「似合ってるよ。詩織はなんでも似合うね」
「そ、そんなに褒めないで。……恥ずかしい」
詩織は嬉しさと照れでそう言うのが精一杯だった。
「それに比べて俺はいつも通りだ」
誠人の服装は黒シャツにジーパンとラフな姿。
(シンプルだけど背が高くてスマートだから格好良いわ。あ、それに)
「でも、いつもと違って髪がセットされてる」
「ああ、うん。デートだから」
「そ、そうなんだ」
さらっと言う誠人。対して詩織はドキドキしていた。
(ダブルデートとはいえ相手は私でいいのかな?あ、誠人くんからだと友達に誘われてその彼女と部活仲間の私と映画を見て遊ぶ感覚なのかな。で、でもデートって言ってくれてるし、カノンちゃんが言ったのが大げさだとしても……私のこと好きって思ってくれてる?)
ピローンと電子音がなって誠人が自分のスマホを見た。
「高田達、遅れるって。今、連絡が入ったよ。上映時間が近いし先に行こうか」
「う、うん」
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