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状況の人、異世界へ転移する
状況の人、連行される1
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洋子はそれらも一個目と違わぬ速度で食らっていった。
試食で出した一個を龍海が食べ終わる前に、洋子は残り二個もペロッと平らげてしまった。
ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ。
「ぷは~。おいしかった~。ごちそうさま~」
最後にジュースを飲み干し、洋子は合掌して頭を下げた。
「〆て¥1200でございます」
「え~!」
「冗談だよ。少しは落ちつけたかな?」
「うん、ありがとう! ホントおなかペコペコだったから! でも今のそれってどんな技なの? いきなり現れて来たけどマジで魔法なの? 味はまんま、モ〇のと同じだったよ?」
「そうだよ。こちらに転移するときに女神さまに付与された力さ」
龍海は洋子に今まで自分に起こった事を説明した。
死んでからの天界での出来事、そしてここに辿り着くまでの事。
森の中に転移した事、魔法で武器を出せた事、トレドらを救い、その縁で王都に辿り着いた事などを、出来る限り詳細に話した。
「……夢みたいな話だけど、信じるしか無いんだね……異世界転移、召喚、おまけに魔法かぁ……」
腹が膨れて落ち着きを取り戻したのか、洋子は龍海の話を最後まで聞いてくれた上、今のこの現状を認め始めたようだ。
部屋の窓から外を見る。
映画やドラマのセットとしてはデカすぎる城や街並み。
エキストラで片付けるには種々雑多すぎる、ファンタジー丸出しの種族や容姿の人々。
そして今、目の前で見せられた魔法……
ここまで来ると、いやでも認めざるを得ないだろう。
「ハンバーガーも、この拳銃も、さっき言った再現って言う魔法スキルで作り出したのさ」
「銀色なのね。普通、鉄砲って黒色じゃないの?」
「こいつも元々は鉄で出来たM29ってモデルが先行していたんだけどね。これの素材はステンレスでさ、ほぼ錆びないし手入れも楽なんだ」
説明すると龍海はM629を腰のホルスターに納めた。
――そういやこの革ホルスターも元は生き物の皮だよな。やっぱ死んでいる――魂が無ければいいのかな?
今どきのナイロン繊維製ホルスターの方が安価で軽量、使い勝手もいいのだが、さすがにこの世界で使うのは躊躇われた。
金属なら例えチタンであっても――固い鉄だよ! ――と強弁することも出来るかもだが……
それはともかく、今は彼女の身の振り方である。
「……やっぱり、お城に戻った方が良いのかなぁ?」
洋子が目線を落としながら零すように言った。
「今はその方が良いと思うなぁ。俺はもう戻れないと女神さまにも言われたけど、君の場合は召喚だし、もしかしたらその方法を逆転させれば日本に戻れるかもしれないよ?」
「あたし、一応死んだのよ?」
「日本で死ぬと同時に転移すればあるいは……死んだ事にはならないかもな」
あてずっぽうである。口から出まかせである。
天界があのように絡んだ以上、日本への帰還の可能性はかなり低いと思える。
しかしゼロではあるまい。
それが絶望的に低い可能性であっても、彼女に希望を持たせられるのであれば信じさせてあげたいところだ。
「でも、やっぱり戦争なんてヤダよ」
「当然だな。こんな勝手の分からない世界じゃ元自衛官の俺でもご免だ。かと言って、おそらく君の召喚は国の未来をかけた一大計画だったと考えるべきだろうし、連中は血眼になって君を探すだろうな」
「……」
ドカドカドカドカ……
洋子が言葉を無くし、部屋がしんみり静かになった途端、何やらゴツイ足音が外から聞こえてきた。
――呼ぶより謗れ、か?
音の大きさも然ることながら振動・鳴動も派手に感じる。
音の主は重量級、そして多人数……
しかもランダムでは無く、左・右、左・右と歩調が合っている。
こんな足音を龍海は過去、何度も聞いている。
これは軍事教練を受けた連中に見られる特有の足音だ。
そう言った訓練を受けた者は号令を受けなくても、無意識の内に自然と周りの者と歩調を合わせてしまうのだ。
つまり……
バアァーン!
「きゃ!」
扉が勢いよく全開され、洋子の口から悲鳴が漏れた。
と同時に、全身金属プレートの鎧に身を固めた重装甲兵士が部屋になだれ込んできた。
龍海は反射的にM629に手を掛けた。しかし抜く事無く、すぐに離した。
例え素材が鉄であっても鎧程度の板厚では44Magの前には紙同然だ。対人用としてはこの弾薬、オーバーキルにすぎる。
だが、鎧の素材がミスリルだのアダマンタイトだのと言われるファンタジーマテリアルだとすれば効果は不明だ。
何より人数が多すぎる。
この狭い部屋内に4人が乱入した上に、さっきの足音からすれば廊下から一階、おそらくは宿屋の外、表にも裏口にも兵が展開されている可能性は高い。
コツ、コツ、コツ……
また足音が聞こえてくる。しかし今度は、先ほどより軽い音だ。しかも人数は一人。
真打登場と言ったところか?
「失礼致します、勇者様」
――女?
この声、ちょっと太めではあるが一聴で女だと思われる声だった。
こういう登場の仕方をする手合いは、大体は指揮官あたりと相場が決まっているのだが……。
やがて声の主が部屋に入って来た。
予想通り、その人物は目の鋭い、いかにもこの兵たちの隊長・指揮官であるという雰囲気を漂わせた女性だった。彼女が通る時、兵が姿勢を正したりしているので信憑性が更に増した。
その女性は龍海と洋子を一瞥すると、
「私はアデリア王国親衛隊治安部隊長レベッカ・ヒューイットと申します。勇者ヨウコ・サイガ様の御身柄をお守りするため罷り越しました。どうか我らとご同行の程、お願い致します」
自己紹介に加えて、ここに来た目的、任意同行の要請と実に簡潔に申された。だが丁寧な言葉遣いながら、その押しの強い口調に「問答無用」を感じさせる話し方ではある。
洋子は思わず龍海の陰に隠れたが、彼女らはこちらが抵抗しても当然のごとく力尽くででも連行する気でいるだろう。でなければ、たかが小娘一人拘束するのに、この武装・人数の展開は大げさに過ぎる。如何にも対勇者用――強者向けの布陣だ。
――レベッカ・ヒューイット……
他の兵士とは違って彼女は軽装であった。
しかも大変に強い眼力でもってこちらを言い竦めて来る。
緋色の髪を後ろに纏めた美麗な顔にその鋭い眼光。
重装の鎧を着けていないのは、そんじょそこらの戦士など物の数では無い、わが身に切先を当てられるものなら当ててみよ、という自信の表れであろうか?
試食で出した一個を龍海が食べ終わる前に、洋子は残り二個もペロッと平らげてしまった。
ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ。
「ぷは~。おいしかった~。ごちそうさま~」
最後にジュースを飲み干し、洋子は合掌して頭を下げた。
「〆て¥1200でございます」
「え~!」
「冗談だよ。少しは落ちつけたかな?」
「うん、ありがとう! ホントおなかペコペコだったから! でも今のそれってどんな技なの? いきなり現れて来たけどマジで魔法なの? 味はまんま、モ〇のと同じだったよ?」
「そうだよ。こちらに転移するときに女神さまに付与された力さ」
龍海は洋子に今まで自分に起こった事を説明した。
死んでからの天界での出来事、そしてここに辿り着くまでの事。
森の中に転移した事、魔法で武器を出せた事、トレドらを救い、その縁で王都に辿り着いた事などを、出来る限り詳細に話した。
「……夢みたいな話だけど、信じるしか無いんだね……異世界転移、召喚、おまけに魔法かぁ……」
腹が膨れて落ち着きを取り戻したのか、洋子は龍海の話を最後まで聞いてくれた上、今のこの現状を認め始めたようだ。
部屋の窓から外を見る。
映画やドラマのセットとしてはデカすぎる城や街並み。
エキストラで片付けるには種々雑多すぎる、ファンタジー丸出しの種族や容姿の人々。
そして今、目の前で見せられた魔法……
ここまで来ると、いやでも認めざるを得ないだろう。
「ハンバーガーも、この拳銃も、さっき言った再現って言う魔法スキルで作り出したのさ」
「銀色なのね。普通、鉄砲って黒色じゃないの?」
「こいつも元々は鉄で出来たM29ってモデルが先行していたんだけどね。これの素材はステンレスでさ、ほぼ錆びないし手入れも楽なんだ」
説明すると龍海はM629を腰のホルスターに納めた。
――そういやこの革ホルスターも元は生き物の皮だよな。やっぱ死んでいる――魂が無ければいいのかな?
今どきのナイロン繊維製ホルスターの方が安価で軽量、使い勝手もいいのだが、さすがにこの世界で使うのは躊躇われた。
金属なら例えチタンであっても――固い鉄だよ! ――と強弁することも出来るかもだが……
それはともかく、今は彼女の身の振り方である。
「……やっぱり、お城に戻った方が良いのかなぁ?」
洋子が目線を落としながら零すように言った。
「今はその方が良いと思うなぁ。俺はもう戻れないと女神さまにも言われたけど、君の場合は召喚だし、もしかしたらその方法を逆転させれば日本に戻れるかもしれないよ?」
「あたし、一応死んだのよ?」
「日本で死ぬと同時に転移すればあるいは……死んだ事にはならないかもな」
あてずっぽうである。口から出まかせである。
天界があのように絡んだ以上、日本への帰還の可能性はかなり低いと思える。
しかしゼロではあるまい。
それが絶望的に低い可能性であっても、彼女に希望を持たせられるのであれば信じさせてあげたいところだ。
「でも、やっぱり戦争なんてヤダよ」
「当然だな。こんな勝手の分からない世界じゃ元自衛官の俺でもご免だ。かと言って、おそらく君の召喚は国の未来をかけた一大計画だったと考えるべきだろうし、連中は血眼になって君を探すだろうな」
「……」
ドカドカドカドカ……
洋子が言葉を無くし、部屋がしんみり静かになった途端、何やらゴツイ足音が外から聞こえてきた。
――呼ぶより謗れ、か?
音の大きさも然ることながら振動・鳴動も派手に感じる。
音の主は重量級、そして多人数……
しかもランダムでは無く、左・右、左・右と歩調が合っている。
こんな足音を龍海は過去、何度も聞いている。
これは軍事教練を受けた連中に見られる特有の足音だ。
そう言った訓練を受けた者は号令を受けなくても、無意識の内に自然と周りの者と歩調を合わせてしまうのだ。
つまり……
バアァーン!
「きゃ!」
扉が勢いよく全開され、洋子の口から悲鳴が漏れた。
と同時に、全身金属プレートの鎧に身を固めた重装甲兵士が部屋になだれ込んできた。
龍海は反射的にM629に手を掛けた。しかし抜く事無く、すぐに離した。
例え素材が鉄であっても鎧程度の板厚では44Magの前には紙同然だ。対人用としてはこの弾薬、オーバーキルにすぎる。
だが、鎧の素材がミスリルだのアダマンタイトだのと言われるファンタジーマテリアルだとすれば効果は不明だ。
何より人数が多すぎる。
この狭い部屋内に4人が乱入した上に、さっきの足音からすれば廊下から一階、おそらくは宿屋の外、表にも裏口にも兵が展開されている可能性は高い。
コツ、コツ、コツ……
また足音が聞こえてくる。しかし今度は、先ほどより軽い音だ。しかも人数は一人。
真打登場と言ったところか?
「失礼致します、勇者様」
――女?
この声、ちょっと太めではあるが一聴で女だと思われる声だった。
こういう登場の仕方をする手合いは、大体は指揮官あたりと相場が決まっているのだが……。
やがて声の主が部屋に入って来た。
予想通り、その人物は目の鋭い、いかにもこの兵たちの隊長・指揮官であるという雰囲気を漂わせた女性だった。彼女が通る時、兵が姿勢を正したりしているので信憑性が更に増した。
その女性は龍海と洋子を一瞥すると、
「私はアデリア王国親衛隊治安部隊長レベッカ・ヒューイットと申します。勇者ヨウコ・サイガ様の御身柄をお守りするため罷り越しました。どうか我らとご同行の程、お願い致します」
自己紹介に加えて、ここに来た目的、任意同行の要請と実に簡潔に申された。だが丁寧な言葉遣いながら、その押しの強い口調に「問答無用」を感じさせる話し方ではある。
洋子は思わず龍海の陰に隠れたが、彼女らはこちらが抵抗しても当然のごとく力尽くででも連行する気でいるだろう。でなければ、たかが小娘一人拘束するのに、この武装・人数の展開は大げさに過ぎる。如何にも対勇者用――強者向けの布陣だ。
――レベッカ・ヒューイット……
他の兵士とは違って彼女は軽装であった。
しかも大変に強い眼力でもってこちらを言い竦めて来る。
緋色の髪を後ろに纏めた美麗な顔にその鋭い眼光。
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