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状況の人、異世界へ転移する
状況の人、勇者に指南する1
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天幕と言っても自衛隊で使った軍用のものでは無く、民間でキャンプ等に使われるワンタッチテントの類であった。除隊後に、友人らとキャンプした時に使っていた物だ。
バッグから本体を取り出して広げ、四方にペグを打ち込みロープを張る。完成。異世界感0%である。
「キャンプやったことある?」
「中学の時に学校の行事で友達と。夏休みに」
「じゃあテントで寝るのもいけるな? 夕食は何食べたい?」
「定番はカレーよね」
「あとBBQな。じゃあカレーにするか。一から作るのもいいけど、パック飯とレトルトでもいいか?」
「いいけど東雲さん、料理とかも出来るの?」
「自衛隊で3か月、糧食班へ臨時勤務に出たからね。それなりにやれるよ」
「自衛隊で? そんなこともやるの?」
「ああ、裁縫にアイロンがけ、掃除洗濯に調理と、生活に必要なことは一通り覚えたなぁ」
洋子に説明しがてら、薪に火をつけて鍋を設置し、湯を沸かす段取りをする龍海。
そつのない動きにボーっと見つめる洋子。
「……なんかすごい」
「いい思い出だよ」
「何で辞めちゃったの?」
「親との約束だったんだよ。家業を継ぐ代わりに4年だけ自衛隊に行かせてくれってね。まあ約束通り入ったはいいけど、例の世界不況で結局倒産したけどね。あ、カレーの辛さは?」
「ええと、中辛で」
湯が沸き始め、レトルトカレーとパック飯を出して投入。後は3分間待つのだぞ、と。
「ご家族は?」
「両親と姉貴が一人。今はその三人は同居、俺はアパートで独り暮らししてた」
「……会いたい?」
「そうだなぁ。俺は姉貴と仲が悪かったし、親も姉の方を可愛がってたしな」
「そうなの?」
「例えば小さい頃から、玩具にしろTVやゲームの独占でも誕生日とかの扱いでもいつも姉貴の方が優遇されてたんだ。文句言っても『おまえには家と会社があるんだ、それでお相子だ』って我慢させられ続けたよ。そのうち姉貴も同じこと言い出してやりたい放題でさ。おまけにいきなりデキ婚して、その費用も新居も親が全部出してやって。その払いが終わるまではって俺の給料下げられてさあ」
「ええ~? ちょっとひどいね」
だろ? と言いながら龍海は紙皿を出して鍋からパック飯を取り出した。
「で、会社が潰れて家が無くなったから親は姉貴が引き取ったんだけど、最初は『親の面倒は長男がみるのが当たり前でしょ』って言いやがって、さすがにブチ切れてなぁ」
「うわぁ。今まで良い思いしてきて、さすがにそれはないわ~」
「で、もう自分一人で部屋も借りて、仕事も決めて今に至るって訳さ」
「じゃあ、あんまり会いたくない、かな?」
「正直今はそんな感じだけど、二度と会えないとなるとやっぱり考えも変わるかもな。君は家族は?」
「兄弟は姉と兄がいるよ。両親も健在」
「仲いいのかい?」
「特別じゃないけど、普通に家族してたと思うよ。親の事も好きだし」
「帰りたいよな?」
「うん……でも帰れるかな?」
「帰りたいって言うのならそこは信じようや。召喚魔方陣の件はまあ信憑性はあるし、もし国の都合で戦力として残ってほしいと言われたら俺が残るからいいじゃねぇか、で押し通せばいい。それでも文句言うなら俺と一戦するかぁ? って脅してやるさ。まあその前にそれくらいの強さまでレベルアップしなきゃならないがな、ははは」
「でも、そんな東雲さんを犠牲にするようなやり方は……」
「前にも言ったろ? 君と俺とではこの世界にやってきた経緯が違う。俺はもう戻れないって言う事で女神さまにチート貰ったんだしな。ほい、おまたせ!」
龍海は出来上がったカレーを容子に手渡した。
「ありがとう、頂きます」
カレーを受け取った洋子はすぐさまパクついた。
レトルトとは言え、カレーの風味、鼻をくすぐるスパイスの香りと程よい辛さ、米飯の甘味が疲れた身体の舌の上に、歯に、口内にジュワっと染み渡っていく。
「ん~、おいしい!」
「こういうところで食う飯ってホント美味いよなぁ。不思議だよな」
「東雲さんが会った女神さまに感謝だね」
「そうだな。でもこの世界の人にこんな食品見せると後々問題が起きそうだから、こちらの食事にも合わせて行かなきゃならないな。食事が終わったらパックゴミやこの皿も燃やしておこう」
「そうだね。歴史とか文化とか狂っちゃうかも」
今後の食生活も慣れるまでは違和感もあるだろうが、逆に楽しみもあるかもしれない。
龍海自身は自炊派なので、この世界ならではの料理があるならぜひ知りたいとも思っている。
そんな雑談を交えて、カレーの残りが半分を切った頃、
「ねえ、東雲さん?」
「ん?」
洋子が神妙な顔つきになって聞いてきた。
「どうして助けてくれたの?」
「え? 何のこと?」
「東雲さんは、あたしがこちらに召喚されたことは知らなかったんでしょう? レベッカさんに見つけられた時でも、俺は関係ないって逃げる事も出来たはずなのに」
「責任取れって言ったのは君だろ?」
「それはそうなんだけど……考えてみれば東雲さんにそんな義理は無いんじゃないかって思えてきて……」
「いまさらじゃん」
「うん、でもやっぱり……」
洋子の食べる手が止まった。
龍海はペットボトルの水を煽り、舌の上に残ったカレーの辛さを洗い流した。
「捲き込んじまったとか、そんな風に思ってるのかな?」
「う、うん。そんな、とこ、かな?」
「まあ、なあ。これがホントに縁も所縁も無く、偶然にこの世界で出会った者同士ってだけなら知らん顔も出来たかもしれないけど……」
「けど?」
「やっぱり……トラックの前に飛び出してから、もう縁が出来ちまったからなぁ」
「でも、あたしたちの接点はそれだけ。たまたま再会出来たけど、ホントはそれぞれバラバラでこの世界で生きて行かなければならなかったはずだし」
「でも再会した。つまり……」
「つまり?」
「そういう事なんだろ?」
それが運命だと言わんばかりに、龍海は事も無げに答えた。
「それで……納得するの?」
「おかしいかな?」
「だって下手したら死んじゃうんだよ? 今ここであたしを置いて逃げ出したって……」
「そんな事する位ならとっくにやってるよ」
先にカレーを平らげた龍海は紙皿やスプーンを焚火に放り込み、次にビールを再現した。
冷蔵庫から取り出した時のキンキンに冷えたイメージで再現すると、水と同じく実際に冷えたビールが出てきた。
「でも確かに、我ながら不思議だな」
パシュ! ステイオンタブを引き起こし、一口目をグイっと流し込む。
バッグから本体を取り出して広げ、四方にペグを打ち込みロープを張る。完成。異世界感0%である。
「キャンプやったことある?」
「中学の時に学校の行事で友達と。夏休みに」
「じゃあテントで寝るのもいけるな? 夕食は何食べたい?」
「定番はカレーよね」
「あとBBQな。じゃあカレーにするか。一から作るのもいいけど、パック飯とレトルトでもいいか?」
「いいけど東雲さん、料理とかも出来るの?」
「自衛隊で3か月、糧食班へ臨時勤務に出たからね。それなりにやれるよ」
「自衛隊で? そんなこともやるの?」
「ああ、裁縫にアイロンがけ、掃除洗濯に調理と、生活に必要なことは一通り覚えたなぁ」
洋子に説明しがてら、薪に火をつけて鍋を設置し、湯を沸かす段取りをする龍海。
そつのない動きにボーっと見つめる洋子。
「……なんかすごい」
「いい思い出だよ」
「何で辞めちゃったの?」
「親との約束だったんだよ。家業を継ぐ代わりに4年だけ自衛隊に行かせてくれってね。まあ約束通り入ったはいいけど、例の世界不況で結局倒産したけどね。あ、カレーの辛さは?」
「ええと、中辛で」
湯が沸き始め、レトルトカレーとパック飯を出して投入。後は3分間待つのだぞ、と。
「ご家族は?」
「両親と姉貴が一人。今はその三人は同居、俺はアパートで独り暮らししてた」
「……会いたい?」
「そうだなぁ。俺は姉貴と仲が悪かったし、親も姉の方を可愛がってたしな」
「そうなの?」
「例えば小さい頃から、玩具にしろTVやゲームの独占でも誕生日とかの扱いでもいつも姉貴の方が優遇されてたんだ。文句言っても『おまえには家と会社があるんだ、それでお相子だ』って我慢させられ続けたよ。そのうち姉貴も同じこと言い出してやりたい放題でさ。おまけにいきなりデキ婚して、その費用も新居も親が全部出してやって。その払いが終わるまではって俺の給料下げられてさあ」
「ええ~? ちょっとひどいね」
だろ? と言いながら龍海は紙皿を出して鍋からパック飯を取り出した。
「で、会社が潰れて家が無くなったから親は姉貴が引き取ったんだけど、最初は『親の面倒は長男がみるのが当たり前でしょ』って言いやがって、さすがにブチ切れてなぁ」
「うわぁ。今まで良い思いしてきて、さすがにそれはないわ~」
「で、もう自分一人で部屋も借りて、仕事も決めて今に至るって訳さ」
「じゃあ、あんまり会いたくない、かな?」
「正直今はそんな感じだけど、二度と会えないとなるとやっぱり考えも変わるかもな。君は家族は?」
「兄弟は姉と兄がいるよ。両親も健在」
「仲いいのかい?」
「特別じゃないけど、普通に家族してたと思うよ。親の事も好きだし」
「帰りたいよな?」
「うん……でも帰れるかな?」
「帰りたいって言うのならそこは信じようや。召喚魔方陣の件はまあ信憑性はあるし、もし国の都合で戦力として残ってほしいと言われたら俺が残るからいいじゃねぇか、で押し通せばいい。それでも文句言うなら俺と一戦するかぁ? って脅してやるさ。まあその前にそれくらいの強さまでレベルアップしなきゃならないがな、ははは」
「でも、そんな東雲さんを犠牲にするようなやり方は……」
「前にも言ったろ? 君と俺とではこの世界にやってきた経緯が違う。俺はもう戻れないって言う事で女神さまにチート貰ったんだしな。ほい、おまたせ!」
龍海は出来上がったカレーを容子に手渡した。
「ありがとう、頂きます」
カレーを受け取った洋子はすぐさまパクついた。
レトルトとは言え、カレーの風味、鼻をくすぐるスパイスの香りと程よい辛さ、米飯の甘味が疲れた身体の舌の上に、歯に、口内にジュワっと染み渡っていく。
「ん~、おいしい!」
「こういうところで食う飯ってホント美味いよなぁ。不思議だよな」
「東雲さんが会った女神さまに感謝だね」
「そうだな。でもこの世界の人にこんな食品見せると後々問題が起きそうだから、こちらの食事にも合わせて行かなきゃならないな。食事が終わったらパックゴミやこの皿も燃やしておこう」
「そうだね。歴史とか文化とか狂っちゃうかも」
今後の食生活も慣れるまでは違和感もあるだろうが、逆に楽しみもあるかもしれない。
龍海自身は自炊派なので、この世界ならではの料理があるならぜひ知りたいとも思っている。
そんな雑談を交えて、カレーの残りが半分を切った頃、
「ねえ、東雲さん?」
「ん?」
洋子が神妙な顔つきになって聞いてきた。
「どうして助けてくれたの?」
「え? 何のこと?」
「東雲さんは、あたしがこちらに召喚されたことは知らなかったんでしょう? レベッカさんに見つけられた時でも、俺は関係ないって逃げる事も出来たはずなのに」
「責任取れって言ったのは君だろ?」
「それはそうなんだけど……考えてみれば東雲さんにそんな義理は無いんじゃないかって思えてきて……」
「いまさらじゃん」
「うん、でもやっぱり……」
洋子の食べる手が止まった。
龍海はペットボトルの水を煽り、舌の上に残ったカレーの辛さを洗い流した。
「捲き込んじまったとか、そんな風に思ってるのかな?」
「う、うん。そんな、とこ、かな?」
「まあ、なあ。これがホントに縁も所縁も無く、偶然にこの世界で出会った者同士ってだけなら知らん顔も出来たかもしれないけど……」
「けど?」
「やっぱり……トラックの前に飛び出してから、もう縁が出来ちまったからなぁ」
「でも、あたしたちの接点はそれだけ。たまたま再会出来たけど、ホントはそれぞれバラバラでこの世界で生きて行かなければならなかったはずだし」
「でも再会した。つまり……」
「つまり?」
「そういう事なんだろ?」
それが運命だと言わんばかりに、龍海は事も無げに答えた。
「それで……納得するの?」
「おかしいかな?」
「だって下手したら死んじゃうんだよ? 今ここであたしを置いて逃げ出したって……」
「そんな事する位ならとっくにやってるよ」
先にカレーを平らげた龍海は紙皿やスプーンを焚火に放り込み、次にビールを再現した。
冷蔵庫から取り出した時のキンキンに冷えたイメージで再現すると、水と同じく実際に冷えたビールが出てきた。
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