26 / 69
26
しおりを挟む大事に育てたビワの木
今は手におさまってる
しょうがないって知ってるけど
こんなことで泣くほど少年じゃないけど
ナイフ使って
ナイフなんてそっちのけで
粗削りで
研磨剤には僕使って
尖ったとがった
僕使って
新しい歌は
誰も知らない言語使って
砂利道歩いた
君に合わせて
厚底じゃ君に追い付かない
指先だけは見えるんだ
君が笑えば
白と黒の鍵盤が
波打つように
みなものように
消えては ここだよって
うそ、
目を閉じる僕に触れて
新しい目は 芽は
どうしたらいい
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる