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1-8 ソレイユの花の種
「二人で……私とモコちゃんと二人で、ソレイユの花を見るためじゃん」
瞬間、雨雲がわかれ、青空がのぞいた。差し込む太陽光が、ソレイユの花を照らす。
雨は最後に一滴、ぽつんとモコの鼻先をうった。
「これは……どうして急に雨がやんだの?」
目を丸くしているモコの後ろで、ユナが声を上げた。
「咲いたっ!」
「え……」
モコが振り返ると、そこには黄金色の花びらをいっぱいに広げた大きな花。
「これが、ソレイユの花」
まるで太陽のようなまぶしい黄金色。しかし、ひまわりとは違う。
すらっと伸びた細い花びらは幾重にも広がり、太陽の日差しのようだ。
葉も、笹の葉のように細長く伸びたすずし気なフォルム。
茎は太く、しっかりと土に根付いている。
「これで私、モコちゃんとずっと友達でいられるよね」
ソレイユの花を見つめながら、ユナが言った。その顔には、笑顔が浮かんでいる。
「当たり前だよ」
ソレイユの花が咲いたこと。ソレイユの花が大きくてまぶしかったこと。
咲いたことで、モコとユナはずっと友達でいられること。
何より、モコにとっては、ユナが笑ってくれたこと。
そのことが、何よりも嬉しかった。
(よかった。ソレイユの花が咲いてくれて。アポロファーマシーで薬をもらえて。
でも、言いたいことが山ほどある……あの玉野というカラス頭の店主に!)
ユナとソレイユの花を堪能し終えると、モコは「行くところがあるから」と庭を飛び出した。
その足で、アポロファーマシーのドアを叩きつけるように開いた。
玉野はハタキで商品棚の掃除をしているとことだったようだ。
「おや、この間の。どうかされましたか」
瞬間、雨雲がわかれ、青空がのぞいた。差し込む太陽光が、ソレイユの花を照らす。
雨は最後に一滴、ぽつんとモコの鼻先をうった。
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「咲いたっ!」
「え……」
モコが振り返ると、そこには黄金色の花びらをいっぱいに広げた大きな花。
「これが、ソレイユの花」
まるで太陽のようなまぶしい黄金色。しかし、ひまわりとは違う。
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葉も、笹の葉のように細長く伸びたすずし気なフォルム。
茎は太く、しっかりと土に根付いている。
「これで私、モコちゃんとずっと友達でいられるよね」
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「当たり前だよ」
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咲いたことで、モコとユナはずっと友達でいられること。
何より、モコにとっては、ユナが笑ってくれたこと。
そのことが、何よりも嬉しかった。
(よかった。ソレイユの花が咲いてくれて。アポロファーマシーで薬をもらえて。
でも、言いたいことが山ほどある……あの玉野というカラス頭の店主に!)
ユナとソレイユの花を堪能し終えると、モコは「行くところがあるから」と庭を飛び出した。
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玉野はハタキで商品棚の掃除をしているとことだったようだ。
「おや、この間の。どうかされましたか」
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