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丸玉庭園

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第二章 恐怖のメゾン、大革命!

五 ふるえるお客さま  

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 今日も今日とて、世界一恐ろしいと評判(になる予定)のメゾン・ド・ストレンジに、元気な人間の声がかけぬけていく。
 専属オバケ屋敷プロデューサーの大早子規が、新作を持ってきたのだ。
「できたよー! ぼくの最高傑作!」
「なんですって~! ワタシに一番に見せてくださ~い!」
 ころころりと子規のもとに飛んできたサイコ。そのやわらかいマシュマロボディをぶにゅっ、と押さえつけたのは、ここのメゾン・ド・マスター、いわゆる店長のキュウビだ。
 キュウビは左手でサイコを押さえつけつつ、子規からノートを受け取る。
 じっくりとノートに目を通していくうちに、その表情は、みるみる明るく、ニコやかになっていく。
 ノートを閉じたキュウビの背後で、青白い炎がボボボと燃え上がる。
「すぐにこのストーリーの製作に取りかかってください! 一刻も早く、このストーリーをお客さまに提供しなければ!」
 子規のノートはすぐさま妖怪・一反木綿によって回収されていく。
 すると、一分もたたずに一反木綿がキュウビのもとへ報告に来た。
「キュウビさま。完成いたしました」
「はやっ!」
 驚く子規に被せるように、キュウビが指示を出す。
「よし。すぐにお客さまに新ストーリー追加をお知らせするんだ」
「御意に!」
 一反木綿は布のからだをひらりとはためかせ、お客さまのいるエントランスへと飛んでいった。
 そのキュウビたちの仕事の早さに、子規はあっけにとられてしまう。
「も、もうできたのッ?」
「さまざまなコンテンツがあふれる今の時代、何事もスピード感が大事だ」
「なるほど、勉強になるなあ。前々から思ってたけどさ、キュウビは妖怪なのに、人間の文化にかなりくわしいよね」
 すると、キュウビは穏やかにその目を細めた。
「人間があってこその私たちだからね。研究はかかさないよ。SNSを網羅しているからね。ツイッターにインスタグラムに、ティックトックにフェイスブック。人間たちの同行は常にチェックしている!」
 ドドンと胸を張るキュウビを見て、子規は同じクラスの女子・飯塚さんのことを思い出していた。
 彼女も、SNSにとてもくわしい。なぜなら、推しのアイドルの動向を常に知っておきたいからだ、といっていた。
 なんだか、さっきキュウビがいったセリフにとても似ている……。
「さてさて、お客さま第一号は誰だろうか」
 キュウビは狐火で正円を作り出し、そのなかに店内カメラの映像を映し出した。
 子規とサイコもキュウビの後ろから、映像をのぞきこむ。
 女子中学生くらいのお客さまの前に、初老の紳士が立っていた。
「一反木綿だ。彼には昔、仲のいい人間がいたんだよ。それがあの初老の紳士だ。彼は人間に化けるとき、いつもあの人間のすがたになる。彼を忘れないようにするためなんだといっていたよ」
「そうなんだ……」
 妖怪と人間の寿命は違う。
一反木綿の化けたすがたから、その事実をひしひしと感じた子規だった。
「いらっしゃいませ、お客さま。お名前をうかがってもよろしいでしょうか」
「ツミキです」
「当アトラクションをご利用いただき、ありがとうございます。ツミキさま。今回は新作のストーリーをご用意いたしております。よろしければ、ぜひ体験していってくださいませ」
「へえ。新作かあ。じゃあ、それにしようかな」
 ツミキはVRゴーグルを装着すると、好奇心のおもむくまま、『NEW!』と書かれたストーリーを選択した。

【百物語】

『あと、一話で百物語が完成します。それでは、ラスト一話はツミキさんです。よろしくお願いします』
 いよいよはじまる〝オンライン百物語〟。
 ツミキは緊張しながらも「はい」とマイクに向かって返事をした。
オンライン百物語。それは、ツミキがSNSのタグを辿って見つけた、会議アプリを使ったオンラインイベントだった。
 世はSNS時代。専用のアプリを使えば、直接会わなくても会話ができてしまう。
 つまり、人数を集めれば〝百物語〟もできるであろうというのが、主催者がイベントを立ち上げたきっかけのようだ。
 『百物語』。それは、夜に何人かで集まってやる、怪談大会のようなもの。
 しかし、それをやるにはさまざまなルールがある。
 蝋燭を何本も用意しなければならず、一話終わるごとにその火を消す。
 灯りが完全に消え、その場が暗闇となったとき、異界から妖怪が現れる。
 そんなスリルを味わうのが、この百物語だ。
 あと、百物語をする場合の細かい場所設定も本来はあるのだが、当然オンラインなので、それらは無視。
 要は、ただの『怪談大会』。楽しめればオッケーというやつだ。
 物語を話す順番は、個別にDMで知らされているらしい。
 順番が回ってきたら、その人に画面が切り替わる。
 音声のみでの参加の人もいた。
 そして、いよいよ〝最後の百話目〟がやってきた。
 ツミキは、ラストに物語を語ることになっていた。
 DMで順番の知らせが来たときには、驚いた。
 恐らく、参加表明をしたのが最後らへんだったかららしい。
(まさかこんなことになるなんて。締め切りギリギリになんて送らなきゃよかったよ……)
 ツミキは、パソコンのわきに置いていた麦茶を一口のみながら、静かに息をついた。
 現在チャット欄は、これまでの九十九話もの物語で、熱気は最高潮になっていた。
 本来の百物語のルールで行われてはいないものの、怪談を百話も話せば何かしらの怪奇現象が起きそうだ、という話があがっているからだ。
 いよいよ最後の物語に突入とあって、何かが起こるかもしれないという期待がチャット欄を流れていく。
 この空気を壊すわけにはいかないという思いが、ツミキの緊張感をあおっていく。
 なんとしても、失敗することなく語り終えなくてはならない。
 参加表明をしたときは、「五十話程度の中盤くらいで〝なんとなく怖いなあ〟くらいのやつをさらっと語っておくか」くらいのつもりだったツミキは、内心で頭を抱えていた。
(自分が最後だなんて。ああ、もう。緊張でお腹痛くなってきた)
 画面には主催者である人物の影――部屋を薄暗くしているらしく顔はよく見えない――と、ツミキのアバターが映っている。
 アバターとは、顔を晒したくない人用にアプリ内で選べるようになっている代役みたいなものだ。
 しかし、ほとんどの人が会議アプリにて顔を晒していることに、ツミキは驚いた。
 もちろんマスクをしていたり、なかには狐のお面なんかを被っている人もいた。
 しかし、アバターで代役を立てたり、音声のみでの参加をしていたのは、ツミキをふくめてたったの二人だった。
(みんな、怖くないのか? おれはめっちゃ怖い話がきたとき、絶対ビクビクしちゃうだろうから、前もってアバターにしてたのにさ。よく平気で素顔で出られるよなあ)
『では、ツミキさん。これからお話ししてくださる物語のタイトルを教えてくれますか?』
 主催者が、淡々と進行していく。
「は、はい。タイトルは……〝シルク堂のエスカレーター〟です」 
『なるほど。〝シルク堂のエスカレーター〟ですか。いよいよ、オンライン百物語もクライマックス。この後……何が起きるのか? それでは、よろしくお願いします』
 もうやるしかないと、ツミキは緊張で乾いた口に、もう一度麦茶を流しこんだ。
(とりあえず、用意しておいたカンペを出して、と。見ながらじゃないと、うまくしゃべれないし……。あっ、カメラの向こうの人達に見えないようにしないと)
『おや、あなた……まさか、カンペを読むつもりじゃないですよね』
「えっ」
 高性能のマイクを使っていたためか、カンペの紙を広げたときのカサカサという音を拾ってしまっていたらしい。
『そういうのは困りますね。最後の最後にそれでは、これまでの九十九話の積み重ねが台無しですよ。最後の物語がカンペを通してでは、あまりにもお粗末だと思いませんか』
「で、でも……」
 チャット欄は、カンペを読もうとしたツミキへの意見が勢いよく流れていく。
『バレないと思ったのかな』
『カサカサって、めっちゃ聞こえたんだけど』。
『最後の最後で、残念だなあ。せっかく盛り上がってたのに』。
『ラストを任されたと言う責任感、なさすぎ。あーあ』。
(なんだよ。何が百物語だよ。あーあ。何か、バカバカしくなってきたぞ。ここまでの九十九話で、おれの人生の二時間が消し飛んだよ。まったく。さっさと百話目を読んで、こんなイベント終わらせてやる。……そうだ。どうせカンペはバレてるんだ。それなら、とっておきのを用意しよう。〝これ〟を話して、お前らに何かあってももう知らないからな!)
 ツミキはそばに置いてあったスマホを手に取ると、昨日SNSで見つけた【検索してはいけないヤバい怪談】という見出しのURLをタップした。
 スマホの操作なら、カサカサ音はしない。高性能マイクでも拾えないだろう。
『そろそろ、準備はよろしいでしょうか。参加者の皆さんも、お待ちのようですので』
「はい。準備できました。よろしくお願いします」
『よかったです。それでは、こちらこそよろしくお願いいたします』
 相変わらずの、淡々とした口調の主催者。
 さっきまでなら、そのしゃべりかたにイラッとしたかもしれない。
 しかし、もうツミキに迷いはなかった。
 このバカバカしいイベントを、さっさと終わらせる。
 そうすれば、この気持ちも少しは晴れるだろう。
 ツミキは、スマホをスクロールしながらそこに書かれている物語を語り始めた。
「〝これは、自分が体験した実話です。
 ある日、家族が体験教室で作ったという人形を持ち帰ってきました。
 製作者に似せて作ったらしい人形は、まあほどほどの出来でしたが、家族が一生懸命に作ったものだということで、自分は手放しにスゴイじゃん、と褒めました。
 しかし、とある時期から自分はその人形を異常に怖く感じるようになりました。
 なのに、どうしてか自分以外の家族はそう感じてはいないようです。
 どうして自分は、家族が作ったはずの人形をこんなに怖く感じるのでしょう。
 自分は思い切って、その人形を捨てようと思いました。
 その家族にはおわびの品を用意して、てきとうに言い訳すればいい。
 そう自分に言い聞かせました。
 そして、家族全員が寝静まったその日の夜中、自分はその人形にハサミを入れました。
ゴミの分別をしなければならないからです。
 ジャキ、ジャキと生々しい音が響きます。
 その時です。
 〝ヒッ〟と、自分は声を上げました。人形から何かが出てきたのです。
 人形から出てきたもの、それは———」
『ワッ』
「えっ」
 もう少しで語り合えるところで、主催者の声に阻まれてしまった。
 よほど、自分のことが気に入らないのだな、とツミキは眉根をよせた。
 聞こえないように息を吐いてから顔を上げると、主催者の画面がフリーズして動かなくなっている。
 通信環境が悪いのだろうか。まあ、百人以上の人数が参加しているのだから無理もないと、ツミキが続きを語ろうとした時だ。
 見ると、チャット欄もおかしなことになっている。
 さっきまでは、滝のようなスピードで流れていたチャット欄が静かになっているのだ。
 まるで、誰もいなくなってしまったかのように。
『××:まって百物語ってこういうことなん』
 そのコメントを最後に、何も打ちこまれてこない。
 主催者の画面は相変わらず、フリーズしたままだ。
「何だよ、これ。どういう状況だ」
 画面では、ツミキのアバターが、へにゃりとした顔をしてゆらゆら動いている。
 ふと、チャット欄がパッと動いた。
 誰かが、コメントを送信したのだ。
『主催者:一緒に参加していた友人が消えました。連絡がつきません。友人は〝アバターを使っていなかった〟ようでしてね』
 ツミキは慌てて、チャットを送った。
『ツミキ:それ、どういうことですか』
『主催者:生身で参加した者たちは百話目の冒頭のみで、怪異に取りこまれたようです。今や、怪異すらも電波に乗ってやって来るようですね。アバターを〝身代わり〟にしていた人は無事だったようですが。百話目を話した、あなたのように』
『ツミキ:待ってください。主催したのはあなたじゃないですか。なんか引っかかるいいかただなあ。まるでおれが話した百話目が悪かったみたいな』
 チャット欄にそう打ちこみ、送信したが返信は返ってこない。
 そのまま、主催者との音信は途絶えてしまった。
 チャット欄もこれ以上、動く気配はない。
 ツミキは、マイクを切った。チャットルームも退室し、パソコンをそっと閉じた。
(みんな、消えただって? まさか、あの百話目のせいなんじゃ。まさか、そんな……)
 ——ヴーッ……ヴーッ……。
 ビクッと肩を震わせる。
 電話だ。ディスプレイには〝非通知着信〟と書いてある。
 恐る恐る、通話アイコンをタップした。
『あの、すみません』
「だ、誰……」
『主催者です』
 主催者が、なぜ自分の電話番号を知っているのかとツミキは不気味に思った。
『すみません。特定させてもらいました。あなたの話があまりにも、恐ろしかったので』
「あの話が、どうかしましたか」
『あれは、本物の怪異を呼びこむ【検索してはいけないヤバい怪談】のはずですよ。どうして話したのですか。しかも、百話目に』
「そ、それは」
 自分はそんなにマズいことをしたのか、とツミキは今さらながらに恐ろしくなる。
 まさか、本当に自分の百話目のせいで多くの参加者が怪異にやられた、とでもいうのか。
『あなたはそれを知っていて、アバターを使っていたんですね』
「い、いや。それは違う……」
『しらばっくれないでください。あなたは準備万端の状態で、あの話を百話目に話した。そうすることで、怪異を呼びこむ確率を上げたんです。作戦は、見事に成功しましたね』
「違う。アバターのことは、本当に知らなかった! 偶然だ。作戦だなんて、誤解だ!」
 怪異に襲われたくないから、アバターを使っていたわけじゃない。
 ただ単に、百物語にビビっている顔を見られたくなかっただけだ。
『あなたのせいで、僕の友人も怪異に消されてしまいました』
「だ、だから何だよ。俺のせいじゃない。だって知らなかったんだ。百物語をするといったのは、主催したそっちだ。俺は、怖い話をしただけで」
『怪異はもてあそぶためにあるんじゃないんですよ。あなたの行ったことは〝墓場に土足で踏み入り、荒らすだけ荒らして帰った〟。それと同じことなんです』
「違う! 何も知らなかったんだ。どうしようもないだろ……!」
『いいわけが長いですねえ。すみませんが、犠牲者が多すぎるんですよ。僕には、主催者としての責任があります。あなたには、それ相応の償いはしてもらわなければなりません』
「何をするつもりだ。まさか、おれを怪異とかいうのに食わせる、とか」
『はは。あなたのなかの怪異のイメージはそんな感じなのですね。いいえ、違いますよ。〝あなたには、あなたを辞めてもらいます〟』
「は……? よくわからない。何をいって……」
『今日、何を食べるつもりだったのでしょう。明日はどんなゲームをするつもりでしたか。しかし、それももうできない。なぜなら、あなたはこの世から消えるのですから』
 ツミキは、何度もまばたきをする。
主催者のいっていることが、さっきから理解できないからだ。
 主催者のマイクから、フィンガースナップ音が聞こえる。
 するとツミキの意識は、一気に遠のいていく。
 眠気なんて一切感じていなかったのに、なぜかまぶたが閉じていく。
 そして、察した。
 自分が自分でなくなっていくのを肌で感じるのだ。
 ツミキは恐怖を感じながらも、何も考えられなくなっていく。
「暗い……何が、起きてるんだ……っ」

 この世にある、無数のSNSのアカウント。
 ここは、数百文字しか投稿できない、つぶやき系のSNSだ。
 とあるアカウントが、気味が悪いとトレンドになっていた。
そのアカウント名は【ツミキ】。
 すでに、一万もの投稿がある。
 その投稿は、ほとんどが短いものだった。
『ここから出して』
『ここから出して』
『ここから出して』
『もういやだ ゆるして 俺を俺に もどしてくれ』
『ここから出して』
『ここから出して』
『ここから出して』

【百物語 おわり】

 映像が終わると、ツミキは急いでVRゴーグルを外した。
 その眉間からは、あぶら汗がだらりと流れている。
 顔もすっかり青ざめていた。
 キュウビが、ニコニコしながらツミキに近づく。
「いやはや、お疲れさまでございました。いかがでしたか? 当館の新作ストーリーは」
「……こ、怖かったです」
「それはよかった! どのように怖かったですか? 参考までにお聞かせ願えると大変嬉しいのですが……」
「全部です! 全部怖かったです! 途中リタイアしたかったけど、出来ない設定だしもう最悪の気分です! ああ、もう来なければよかった!」
 ツミキはソファから飛び降りると、さっさと走って出て行ってしまった。
 キュウビが「おやおや」と頬をぽりぽりかいていると、どこに隠れていたのかユーレイたちがどばっと現れる。
 メゾン・ド・ストレンジ開店以来の人間の反応に、大喜びしているのだ。
「見たか! あの真っ青な顔! ああ、おかしい! ケッサクだ! アーッハッハッハ!」
「フヒヒフフヒヒッ! アトラクション中のあの反応も最高だったな! 何度もヒエーッて叫んでよ~! もう、コーフンが止まらねえよ~っ!」
 わいわいがやがやと、エントランスにユーレイたちの声が響き渡る。
 キュウビは子規のもとへと歩み寄った。
「子規くん。すごい話を書いたな。たしかに、これは最高傑作だ」
「本当ですかっ!」
「ああ、メゾン・ド・ストレンジの目玉アトラクションにしよう。これはホラー好きの人間がこぞってやってくるぞ。まあ、ホラー好きの人間は、たいがい反応がいまいちだから、我々には物足りないのだがねえ」
 最後のほうは、ぶつぶつと文句をいっているキュウビ。
 しかし、子規にとって今回書き上げたストーリーは、自分の大きな成長を感じることができた。
 そして、【百物語】の完成は、メゾン・ド・ストレンジにとっても新たな一歩を踏み出すきっかけとなったのだった。



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