連鎖

永井晴

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連鎖

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青い鳥は空に羽ばたく。

それは純粋な青さ。

悪意の空に同化していて、肥えた目にはよく見えない。

音もなく飛んで、山を超え、海を渡っていく。

壮観な世界。

いつか見えては過ぎ去った、小さな小屋が目に浮かぶ。

煙突からはモクモクと、澄んだ煙が広がって、空と地上を繋いでいた。

谷に注いだ川の水。

落ちては落ちては、見えないループを繋いでいた。

雲がなくても、丸く覆われているこの星に、幾つもの溢れた複雑な繋がり。

風も世界を繋いでいく。

そして鳥は流れていく。

孤立なんてないんだと、気づかせてくれる自然の摂理。

いつか出会った誰かとも、複雑なあやとりのように、いつかまた出会うだろう。

点と点を繋いで、世界はいつも回っている。

その慣性は途切れることなく、僕らもずっと繋がっている。

その行方など、どうでもいいだろう。

切ることのできないそれを感じながら、その鳥を目で追いかける。

見えなくなっても、宙を舞う落羽が陽を受けて、地上の草まで届いてく。

その青さが、地上の草の緑との、調和を見せる時。

花も虫も、空を仰いで潔く。

新たな点が生まれては、一つ一つが繋がっていく。

それはまるで、消えてしまった点と点とを、補うような。

神秘的な当たり前。

そしてそれらは続いてく。

僕らもまた、その一つ。
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