590 / 611
【最終章】魔王城の決戦編
最終章-18【スバルちゃんKISS】
しおりを挟む
俺とスバルちゃんは魔王城街が、アルカナ二十二札衆に襲われている中で、大通りにあるスバルちゃんの薬店にやって来ていた。
「あったは、臭い止めの薬が」
俺が薬店の窓から外を監視しているとスバルちゃんが戸棚から透明な液体状の薬が入った小瓶を取り出す。
スバルちゃんが俺に外の様子を問う。
「アスラン君、外の戦況はどう?」
「なんか、ドデカイ扉が通りの真ん中に出現してるわ~。なんじゃいあれ?」
「大きな扉? 魔法ゲートかしら?」
「それよりスバルちゃん、早く薬を飲んでくれないか」
「ええ、分かってるわ」
スバルちゃんは返事をしながら小瓶の蓋を開けた。
とにかく、早く薬を飲んでもらいたい。臭くて堪らないのだ。
俺はだいぶ慣れて来ているが、周りの連中はスバルちゃんの体臭に抵抗力が低い。ほとんどの者たちが息が出来ずに失神してしまう。薬店の前にはマッチョエルフやビキニノームたちが死屍累々と倒れているのだ。
あのスーパーリッチなマミーレイス婦人ですら気絶する悪臭である。まさに最終兵器レベルの体臭だった。物凄く恐ろしい。
だが、今回の事件が終わってレベルアップしたのならば、おそらく俺には悪臭耐久スキルが習得されることだろう。それは間違いない。
「ふぅ~、げっぷ~」
俺が見守る中で、スバルちゃんが小瓶の薬を一気に飲み干した。げっぷ~っとか言うな、オヤジかよ。もっと可愛く飲め。
「スバルちゃん、その薬って即効性なのか?」
「効果が出るのに少し時間が掛かるわ」
「どのぐらい?」
「15分程度かしら」
15分か~……。
じゃあ、効果が現れたのを確認したら、またスバルちゃんを魔王城に送り届けよう。たぶん、魔王城内が一番安全だろうからな。未来の嫁さんを危険には晒せないしね。臭くっても俺の大事な嫁さんだもの。これでなかなか可愛いんだわ~。
そう考えながら俺が窓の外を見張っていると、スバルちゃんが俺の背後に近付いて来る。そして、囁くように言った。
「ごめんね、アスラン君……」
「えっ……?」
俺が振り返るとスバルちゃんは俯きながら俺の袖を摘まんでいた。
「どうしたの、スバルちゃん。なんで謝るの?」
「だって、私がこんな体なばかりにアスラン君は、普段から我慢しているんでしょう……」
確かに悪臭を我慢している。だが、何時ものことではない。こうして、たまに薬を飲み忘れた時だけである。
しかし、スバルちゃんはしおらしく言った。
「アスラン君は、私の体臭があるから何時も我慢してるんだよね……」
「何時もじゃあないよ」
「だって、私が臭いから、私の体に触れてもこないんでしょう……」
「えっ……?」
何を言い出してるの、この子は……?
「私の体臭が臭いから、キスだってしてくれないんでしょう……」
「ええっ!!??」
スバルちゃんが俺を上目使いで見詰めて来る。その眼は弱々しくも潤んで見えた。
せがんでいるのか!?
誘っているのか!?
「いや、あの、その……。キスしないのは体臭とか関係無いからさ!!」
「じゃあ、なんでキスしてくれないの……」
「そ、それは!!!」
それは、その気になっちゃうからだよ!!
その気になって次のステージに全力で駆け上りたくなるからだよ!!
そうなると、糞女神の呪いで心臓が痛みだすからダメなのだ!!
下手すりゃあ死んじゃうからダメなのよ!!
てか、スバルちゃんには呪いのことを話していないんだっけな。それで誤解しているのかな?
スバルちゃんが潤んだ視線だけを逸らしながらボソリと言った。
「私はキスがしたいな……」
マジか!!
マジだよね!!
そりゃあマジだろうさね!!
だって俺は彼女にプロポースしているし、彼女は俺のプロポーズをOKしているんだもの、本来ならとっくの昔にキスの一つや二つや、それどころかベロチューすらしていても可笑しくないよね!!
なんなら一晩二人で同じベッドの中で大人の階段を上がっては下り、上がっては下りを朝まで繰り返していて、ヘトヘトになっていても可笑しくないはずだ!!
でも、それをしちゃうと俺は呪いの効果で死んじゃうんだよね!!
糞っ! 糞っ! こんちくしょう!!
あたったったっ!!
心臓が……。
俺があたふたしていると、黙り込んだスバルちゃんが目蓋を閉じて顎を上げた。
「こ、これは!!!」
これはキスをせがまれているのか!?
俺はスバルちゃんにキスをせがまれているのですね!!
うわ~、キスして~!!
俺もスゲ~接吻がして~よ~!!
したいが……、いたたた……。やっぱり胸が痛みだした。
何故だ!!
糞っ!!
この呪いは何故に俺の邪魔をする!!
無念、無念、無念だ!!
化けて出るほどに無念だ!!
「はやく~」
スバルちゃんが急かしているよ!!
思ったよりもこの子は積極的だな!!
眼鏡ツインテール、侮れん!!
こうなったらキスしちゃうぞ!!
本気でしちゃうんだからねっ!!
いたたたっ……。
糞!!
こうなったら我慢比べだ!!
俺の欲望……、否否否。俺の愛が勝るか、呪いの呪縛が上回るかの勝負だ。もう意地である。
俺はスバルちゃんとキスをするぞ!!
そう決意を決めた俺は煩悩を押さえながら口を尖らせスバルちゃんの唇に唇を近付けた。二人の距離が今までにない以上に急接近する。
「ぬぬぬぬぬっ!」
あと10センチ……。緊張する~。
あと5センチ……。心臓がバクバクして止まらねえ。いや、止めたら死んじゃう。
更に、あと1センチ……。やるぞ、やるぞ、やるぞ!!
そして、二人の唇が触れ合う刹那だった。地面が轟いて周囲の物が跳ね上がる。下から突き上げられるような衝撃だった。
戸棚の薬瓶、テーブルの上の置物、椅子すら跳ねていた。勿論ながらキスをしようとしていた俺たち二人も跳ねていた。故にキスなんて出来なかった。
「なんだっ!?」
「えっ、なによ、なによ!?」
揺れは一撃で収まる。しかし建物の天井から埃がパラパラと落ちてきていた。何事か分からず戸惑う二人。
「い、今のは何だよ……」
部屋の中は大地震の後のように荒れている。俺は揺れのあまり、咄嗟にスバルちゃんを抱き締めていた。
スバルちゃんが弱々しく呟く。
「アスラン君、痛いよ……」
「ああっ、ごめんね!!」
俺はスバルちゃんの柔らかい身体を解放すると、窓の外を見る。そこには見慣れない物が聳えていた。
「なんだ、ありゃあ……」
驚愕。
「どうしたの、アスラン君?」
スバルちゃんも窓から外を眺めた。
「なに、あれ……」
スバルちゃんも驚愕。
それは巨大で真っ黒い柱だった。柱の下に二つの球体が車輪のように回っている。それで柱は移動していた。
柱の高さは30メートルはありそうだ。太さは直径7~8メートル。円柱だ。二つの球体が回転して移動しているようだった。
その黒光りする柱の上に人が立っているのが見えた。長いスタッフをついて、金の装飾が施された緑色のローブを、肩まである長髪と共に風に靡かせている。
「あれは、アマデウスじゃあねえか……」
アルカナ二十二札衆の一人でマジシャンのカードを暗示する男。そう、鷹の目の男、魔法使いのアマデウスだ。今回の襲撃事件の主犯だろう。
スバルちゃんが黒柱を見上げながら呟いた。
「なに、あのでっかなチ◯コ……」
「スバルちゃん……。それは言わないで、引くから……」
「あったは、臭い止めの薬が」
俺が薬店の窓から外を監視しているとスバルちゃんが戸棚から透明な液体状の薬が入った小瓶を取り出す。
スバルちゃんが俺に外の様子を問う。
「アスラン君、外の戦況はどう?」
「なんか、ドデカイ扉が通りの真ん中に出現してるわ~。なんじゃいあれ?」
「大きな扉? 魔法ゲートかしら?」
「それよりスバルちゃん、早く薬を飲んでくれないか」
「ええ、分かってるわ」
スバルちゃんは返事をしながら小瓶の蓋を開けた。
とにかく、早く薬を飲んでもらいたい。臭くて堪らないのだ。
俺はだいぶ慣れて来ているが、周りの連中はスバルちゃんの体臭に抵抗力が低い。ほとんどの者たちが息が出来ずに失神してしまう。薬店の前にはマッチョエルフやビキニノームたちが死屍累々と倒れているのだ。
あのスーパーリッチなマミーレイス婦人ですら気絶する悪臭である。まさに最終兵器レベルの体臭だった。物凄く恐ろしい。
だが、今回の事件が終わってレベルアップしたのならば、おそらく俺には悪臭耐久スキルが習得されることだろう。それは間違いない。
「ふぅ~、げっぷ~」
俺が見守る中で、スバルちゃんが小瓶の薬を一気に飲み干した。げっぷ~っとか言うな、オヤジかよ。もっと可愛く飲め。
「スバルちゃん、その薬って即効性なのか?」
「効果が出るのに少し時間が掛かるわ」
「どのぐらい?」
「15分程度かしら」
15分か~……。
じゃあ、効果が現れたのを確認したら、またスバルちゃんを魔王城に送り届けよう。たぶん、魔王城内が一番安全だろうからな。未来の嫁さんを危険には晒せないしね。臭くっても俺の大事な嫁さんだもの。これでなかなか可愛いんだわ~。
そう考えながら俺が窓の外を見張っていると、スバルちゃんが俺の背後に近付いて来る。そして、囁くように言った。
「ごめんね、アスラン君……」
「えっ……?」
俺が振り返るとスバルちゃんは俯きながら俺の袖を摘まんでいた。
「どうしたの、スバルちゃん。なんで謝るの?」
「だって、私がこんな体なばかりにアスラン君は、普段から我慢しているんでしょう……」
確かに悪臭を我慢している。だが、何時ものことではない。こうして、たまに薬を飲み忘れた時だけである。
しかし、スバルちゃんはしおらしく言った。
「アスラン君は、私の体臭があるから何時も我慢してるんだよね……」
「何時もじゃあないよ」
「だって、私が臭いから、私の体に触れてもこないんでしょう……」
「えっ……?」
何を言い出してるの、この子は……?
「私の体臭が臭いから、キスだってしてくれないんでしょう……」
「ええっ!!??」
スバルちゃんが俺を上目使いで見詰めて来る。その眼は弱々しくも潤んで見えた。
せがんでいるのか!?
誘っているのか!?
「いや、あの、その……。キスしないのは体臭とか関係無いからさ!!」
「じゃあ、なんでキスしてくれないの……」
「そ、それは!!!」
それは、その気になっちゃうからだよ!!
その気になって次のステージに全力で駆け上りたくなるからだよ!!
そうなると、糞女神の呪いで心臓が痛みだすからダメなのだ!!
下手すりゃあ死んじゃうからダメなのよ!!
てか、スバルちゃんには呪いのことを話していないんだっけな。それで誤解しているのかな?
スバルちゃんが潤んだ視線だけを逸らしながらボソリと言った。
「私はキスがしたいな……」
マジか!!
マジだよね!!
そりゃあマジだろうさね!!
だって俺は彼女にプロポースしているし、彼女は俺のプロポーズをOKしているんだもの、本来ならとっくの昔にキスの一つや二つや、それどころかベロチューすらしていても可笑しくないよね!!
なんなら一晩二人で同じベッドの中で大人の階段を上がっては下り、上がっては下りを朝まで繰り返していて、ヘトヘトになっていても可笑しくないはずだ!!
でも、それをしちゃうと俺は呪いの効果で死んじゃうんだよね!!
糞っ! 糞っ! こんちくしょう!!
あたったったっ!!
心臓が……。
俺があたふたしていると、黙り込んだスバルちゃんが目蓋を閉じて顎を上げた。
「こ、これは!!!」
これはキスをせがまれているのか!?
俺はスバルちゃんにキスをせがまれているのですね!!
うわ~、キスして~!!
俺もスゲ~接吻がして~よ~!!
したいが……、いたたた……。やっぱり胸が痛みだした。
何故だ!!
糞っ!!
この呪いは何故に俺の邪魔をする!!
無念、無念、無念だ!!
化けて出るほどに無念だ!!
「はやく~」
スバルちゃんが急かしているよ!!
思ったよりもこの子は積極的だな!!
眼鏡ツインテール、侮れん!!
こうなったらキスしちゃうぞ!!
本気でしちゃうんだからねっ!!
いたたたっ……。
糞!!
こうなったら我慢比べだ!!
俺の欲望……、否否否。俺の愛が勝るか、呪いの呪縛が上回るかの勝負だ。もう意地である。
俺はスバルちゃんとキスをするぞ!!
そう決意を決めた俺は煩悩を押さえながら口を尖らせスバルちゃんの唇に唇を近付けた。二人の距離が今までにない以上に急接近する。
「ぬぬぬぬぬっ!」
あと10センチ……。緊張する~。
あと5センチ……。心臓がバクバクして止まらねえ。いや、止めたら死んじゃう。
更に、あと1センチ……。やるぞ、やるぞ、やるぞ!!
そして、二人の唇が触れ合う刹那だった。地面が轟いて周囲の物が跳ね上がる。下から突き上げられるような衝撃だった。
戸棚の薬瓶、テーブルの上の置物、椅子すら跳ねていた。勿論ながらキスをしようとしていた俺たち二人も跳ねていた。故にキスなんて出来なかった。
「なんだっ!?」
「えっ、なによ、なによ!?」
揺れは一撃で収まる。しかし建物の天井から埃がパラパラと落ちてきていた。何事か分からず戸惑う二人。
「い、今のは何だよ……」
部屋の中は大地震の後のように荒れている。俺は揺れのあまり、咄嗟にスバルちゃんを抱き締めていた。
スバルちゃんが弱々しく呟く。
「アスラン君、痛いよ……」
「ああっ、ごめんね!!」
俺はスバルちゃんの柔らかい身体を解放すると、窓の外を見る。そこには見慣れない物が聳えていた。
「なんだ、ありゃあ……」
驚愕。
「どうしたの、アスラン君?」
スバルちゃんも窓から外を眺めた。
「なに、あれ……」
スバルちゃんも驚愕。
それは巨大で真っ黒い柱だった。柱の下に二つの球体が車輪のように回っている。それで柱は移動していた。
柱の高さは30メートルはありそうだ。太さは直径7~8メートル。円柱だ。二つの球体が回転して移動しているようだった。
その黒光りする柱の上に人が立っているのが見えた。長いスタッフをついて、金の装飾が施された緑色のローブを、肩まである長髪と共に風に靡かせている。
「あれは、アマデウスじゃあねえか……」
アルカナ二十二札衆の一人でマジシャンのカードを暗示する男。そう、鷹の目の男、魔法使いのアマデウスだ。今回の襲撃事件の主犯だろう。
スバルちゃんが黒柱を見上げながら呟いた。
「なに、あのでっかなチ◯コ……」
「スバルちゃん……。それは言わないで、引くから……」
0
あなたにおすすめの小説
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~
スサノワ
ファンタジー
「ここわぁ、地獄かぁ――!?」
悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、気がつきゃ金糸のような髪の小娘に!?
「えっ、ファンタジーかと思ったぁ? 残っ念っ、ハイ坊主ハラペコSFファンタジーでしたぁ――ウケケケッケッ♪」
やかましぃやぁ。
※小説家になろうさんにも投稿しています。投稿時は初稿そのまま。順次整えます。よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる