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136【生態調査】
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フラン・モンターニュの外周は、直径約250メートル。外周の距離は約700メートル。周囲にそびえる絶壁の高さは約100メートル。ほぼ丸く、頂上部分は平たい岩山である。その外周は300メートルほど森に囲まれており、上層部も森となっていた。
そして、絶壁のほとんどが岩盤で、そこに洞窟崩落でできた亀裂のような坂が最近できあがり、以前よりも上層部まで登りやすくなっていた。
近隣のピエドゥラ村はフラン・モンターニュの南にあり、その距離は約1キロである。
北側は、更に深い森が広がり、おそらく住んでいる者もいないだろう未開の土地だった。
フラン・モンターニュとは、現地の言葉で【プリンの山】を意味している。確かに離れた場所から遠目に見れば、プリンに見えないこともない。
ちなみに、この異世界にもプリンは存在している。庶民的なデザートであるのだが、現代のプリンと違ってカラメルもかかっていないし、砂糖が貴重なために、そんなに甘くもない。ほんのり甘い程度である。しかし、それでも子供たちには人気のおやつであった。
フラン・モンターニュ下層部の森に入っていく暁の冒険団。これからプレートルの最後の仕事が始まろうとしていた。フラン・モンターニュの生態調査である。
仕事の内容は、本当に生態調査だけである。たとえモンスターと行き当たっても、戦闘や討伐は強制されていない。
おそらく、危険だと判断されたモンスター討伐に関しては、戦闘メイドたちに任せられるのだろう。
ヴァンピール男爵のところには、血気盛んな戦闘メイドもいるらしいから問題ないのだ。むしろ、戦闘でしか役に立たないメイドもいるらしい。
「随分と荒れた森だな。木々が多く倒れているし、踏み荒らされた場所が多いぞ」
「そうね~、バンディ」
フラン・モンターニュ下層部の森の中。先頭を歩むバンディとティルールが、地面を探りながら進んでいた。
彼らはシーフとレンジャーだ。そのスキルを活かして足跡などを探っている様子だった。
しかし、彼らの目には荒れ果てた森の様子が色濃く映っていた。先に行われたゴブリン砦討伐の戦闘で、森が荒らされたのだろうと予想されていた。
コア水晶から湧き出たゴブリン300匹と、ヴァンピール男爵が率いた300騎のリビングアーマー軍団の激突。その戦いが森を荒らしたのだろう。
しかし、戦場はほとんど片付けられている。ゴブリンが使っていた石斧や棍棒などの雑な武器は落ちていたが、鉄製の武器やリビングアーマーの破片は何も落ちていなかった。回収できる物はできるだけ回収されたらしい。
「木の実の類は、ほとんど収穫されているわね。キノコまで見当たらないわよ……」
森の中を観察していたティルールが述べると、エペロングが応えた。
「たぶん、増え過ぎたゴブリンたちが全部食っちまったんだろうさ。三百匹もいたら、森だって枯れるぞ」
「これだと、小動物もかなり狩られていそうね~」
地面に落ちていた石斧を拾ったマージがしばらく眺めた後、投げ捨てた。価値がない武器だと思ったのだろう。確かに拾う価値すらない斧だった。石斧なんて、この異世界でも原始人の武器なのだ。町の店に持っていっても売れやしない。
「でぇ~、これからどうするのじゃ?」
エペロングがこれからのプランを答えた。
「まずは山の外周を回ってみよう。外周は約500メートルぐらいと聞いているから、回るだけなら一日で済むだろうさ」
プレートルが言う。
「山の裏側には、リンゴとオレンジの群生があるらしいぞ。木の本数も数えて来るように言われている」
「そこは、避けて回ろう。木の本数を数えるのは、後日夜に出直して行おうか。リンゴの木を相手にするのに、昼間っから出向く必要はないだろう」
「確かにな」
「今日は、ざっと回る程度だ」
「様子見ってやつね~」
「たぶん、ダイアウルフやワイルドベアだって生息しているから、それらの巣に注意しながら回ろうか」
「「「「了解!」」」」
こうして暁の冒険団が、巡回気取りでフラン・モンターニュの外周を回り始める。森の西側から入って左回りで進むことにした。
そして、森を進み始めてすぐだった。少し変わった異変に行き当たる。
「なんだ、この繭は?」
先頭を進むバンディが見つけたのは、木の袂にできた繭だった。それは膝を丸めれば、一人ひとりならすっぽりと入りそうなくらいの大きさの繭だった。
糸は細く白い。杉の木を背もたれに作られた繭の表面には亀裂が入り、内部がうかがえる。中は空だ。
「中は、空だな……」
「何も入っていないわね。もう、孵化しているわ」
二段式警棒を伸ばして、地割れのような繭の割れ目をはぐってバンディが内部を調査していた。繭の中には何も残っていない。温もりも残っていない。しかし、目新しい殻だったために、孵化したのも最近だと思われた。
「ティルール、蛾か、蝶か分かるか?」
「分からないわ。私もこんなに大きな繭を見たことないわ……」
「なんにしろ、中に入っていたのは相当大きな虫だろう」
「虫、嫌~い……」
マージが身をよじって嫌悪感を露わにしていた。彼女は虫などが嫌いらしい。そんな嫌がるマージにティルールが言った。
「蛾も蝶も、焼けば食べられるわよ」
「「「「食うんかい!?」」」」
全員が総突っ込みを入れる。
「「「「「っん!」」」」」
その刹那だった。全員が森の中から気配を感じ取る。全員が森の中に意識を集中した。
「何かいるぞ!」
「静かに……。こっちに来るぞ」
暁の面々が森の中を睨んでいると、人が歩いてくる足音が聞こえてくる。その足音は、自分を隠す素振りは見せていない。堂々と五人の方に歩んでくるのだ。
皆が各々の武器に手を掛けた。鞘から抜かないまでも柄を握って身構えている。警戒はMAXだった。
そんな中で、エペロングが森の中に言葉をかける。
「誰かいるのか?」
返答はない。近付いてくる足音も止まらない。
ティルールが弓矢を構えて弦を弾いた。狙いを定める。
やがて、森の奥から人影が現れた。それは、フルプレートをまとった戦士の姿。ヘルム、肩当て、胸当て、下半身もプレート。隙間のない全身甲冑の姿。その右手には片手用の戦斧。左腕にはカイトシールドを持っていた。フル装備である。
「リビングアーマーか?」
その装備品は、境界線砦で見たリビングアーマーの物と類似していた。
しかし、何か雰囲気が違う。怪しい何かが宿っているかのような違和感を放っていた。
そして、森から出たリビングアーマーが、直立不動で五人を睨みつけた。その瞳は奇怪な単眼。丸い眼がヘルムの暗い内部でピンク色に光っていた。
「なんだ、こいつ?」
そうエペロングがつぶやいた瞬間だった。単眼のリビングアーマーが斧を振りかぶって襲いかかってきた。
唐突に戦闘開始である。
そして、絶壁のほとんどが岩盤で、そこに洞窟崩落でできた亀裂のような坂が最近できあがり、以前よりも上層部まで登りやすくなっていた。
近隣のピエドゥラ村はフラン・モンターニュの南にあり、その距離は約1キロである。
北側は、更に深い森が広がり、おそらく住んでいる者もいないだろう未開の土地だった。
フラン・モンターニュとは、現地の言葉で【プリンの山】を意味している。確かに離れた場所から遠目に見れば、プリンに見えないこともない。
ちなみに、この異世界にもプリンは存在している。庶民的なデザートであるのだが、現代のプリンと違ってカラメルもかかっていないし、砂糖が貴重なために、そんなに甘くもない。ほんのり甘い程度である。しかし、それでも子供たちには人気のおやつであった。
フラン・モンターニュ下層部の森に入っていく暁の冒険団。これからプレートルの最後の仕事が始まろうとしていた。フラン・モンターニュの生態調査である。
仕事の内容は、本当に生態調査だけである。たとえモンスターと行き当たっても、戦闘や討伐は強制されていない。
おそらく、危険だと判断されたモンスター討伐に関しては、戦闘メイドたちに任せられるのだろう。
ヴァンピール男爵のところには、血気盛んな戦闘メイドもいるらしいから問題ないのだ。むしろ、戦闘でしか役に立たないメイドもいるらしい。
「随分と荒れた森だな。木々が多く倒れているし、踏み荒らされた場所が多いぞ」
「そうね~、バンディ」
フラン・モンターニュ下層部の森の中。先頭を歩むバンディとティルールが、地面を探りながら進んでいた。
彼らはシーフとレンジャーだ。そのスキルを活かして足跡などを探っている様子だった。
しかし、彼らの目には荒れ果てた森の様子が色濃く映っていた。先に行われたゴブリン砦討伐の戦闘で、森が荒らされたのだろうと予想されていた。
コア水晶から湧き出たゴブリン300匹と、ヴァンピール男爵が率いた300騎のリビングアーマー軍団の激突。その戦いが森を荒らしたのだろう。
しかし、戦場はほとんど片付けられている。ゴブリンが使っていた石斧や棍棒などの雑な武器は落ちていたが、鉄製の武器やリビングアーマーの破片は何も落ちていなかった。回収できる物はできるだけ回収されたらしい。
「木の実の類は、ほとんど収穫されているわね。キノコまで見当たらないわよ……」
森の中を観察していたティルールが述べると、エペロングが応えた。
「たぶん、増え過ぎたゴブリンたちが全部食っちまったんだろうさ。三百匹もいたら、森だって枯れるぞ」
「これだと、小動物もかなり狩られていそうね~」
地面に落ちていた石斧を拾ったマージがしばらく眺めた後、投げ捨てた。価値がない武器だと思ったのだろう。確かに拾う価値すらない斧だった。石斧なんて、この異世界でも原始人の武器なのだ。町の店に持っていっても売れやしない。
「でぇ~、これからどうするのじゃ?」
エペロングがこれからのプランを答えた。
「まずは山の外周を回ってみよう。外周は約500メートルぐらいと聞いているから、回るだけなら一日で済むだろうさ」
プレートルが言う。
「山の裏側には、リンゴとオレンジの群生があるらしいぞ。木の本数も数えて来るように言われている」
「そこは、避けて回ろう。木の本数を数えるのは、後日夜に出直して行おうか。リンゴの木を相手にするのに、昼間っから出向く必要はないだろう」
「確かにな」
「今日は、ざっと回る程度だ」
「様子見ってやつね~」
「たぶん、ダイアウルフやワイルドベアだって生息しているから、それらの巣に注意しながら回ろうか」
「「「「了解!」」」」
こうして暁の冒険団が、巡回気取りでフラン・モンターニュの外周を回り始める。森の西側から入って左回りで進むことにした。
そして、森を進み始めてすぐだった。少し変わった異変に行き当たる。
「なんだ、この繭は?」
先頭を進むバンディが見つけたのは、木の袂にできた繭だった。それは膝を丸めれば、一人ひとりならすっぽりと入りそうなくらいの大きさの繭だった。
糸は細く白い。杉の木を背もたれに作られた繭の表面には亀裂が入り、内部がうかがえる。中は空だ。
「中は、空だな……」
「何も入っていないわね。もう、孵化しているわ」
二段式警棒を伸ばして、地割れのような繭の割れ目をはぐってバンディが内部を調査していた。繭の中には何も残っていない。温もりも残っていない。しかし、目新しい殻だったために、孵化したのも最近だと思われた。
「ティルール、蛾か、蝶か分かるか?」
「分からないわ。私もこんなに大きな繭を見たことないわ……」
「なんにしろ、中に入っていたのは相当大きな虫だろう」
「虫、嫌~い……」
マージが身をよじって嫌悪感を露わにしていた。彼女は虫などが嫌いらしい。そんな嫌がるマージにティルールが言った。
「蛾も蝶も、焼けば食べられるわよ」
「「「「食うんかい!?」」」」
全員が総突っ込みを入れる。
「「「「「っん!」」」」」
その刹那だった。全員が森の中から気配を感じ取る。全員が森の中に意識を集中した。
「何かいるぞ!」
「静かに……。こっちに来るぞ」
暁の面々が森の中を睨んでいると、人が歩いてくる足音が聞こえてくる。その足音は、自分を隠す素振りは見せていない。堂々と五人の方に歩んでくるのだ。
皆が各々の武器に手を掛けた。鞘から抜かないまでも柄を握って身構えている。警戒はMAXだった。
そんな中で、エペロングが森の中に言葉をかける。
「誰かいるのか?」
返答はない。近付いてくる足音も止まらない。
ティルールが弓矢を構えて弦を弾いた。狙いを定める。
やがて、森の奥から人影が現れた。それは、フルプレートをまとった戦士の姿。ヘルム、肩当て、胸当て、下半身もプレート。隙間のない全身甲冑の姿。その右手には片手用の戦斧。左腕にはカイトシールドを持っていた。フル装備である。
「リビングアーマーか?」
その装備品は、境界線砦で見たリビングアーマーの物と類似していた。
しかし、何か雰囲気が違う。怪しい何かが宿っているかのような違和感を放っていた。
そして、森から出たリビングアーマーが、直立不動で五人を睨みつけた。その瞳は奇怪な単眼。丸い眼がヘルムの暗い内部でピンク色に光っていた。
「なんだ、こいつ?」
そうエペロングがつぶやいた瞬間だった。単眼のリビングアーマーが斧を振りかぶって襲いかかってきた。
唐突に戦闘開始である。
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