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163【魔法使いの店】
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店の奥から現れた魔法使いレオナルドは、老婆の横に立つと、俺に向かってニッコリと微笑んできた。
「まさか、私の店まであなたが辿り着くなんて、思ってもみなかったわ。だって、魔法が使えない脳筋バカって聞いていたのですもの」
魔法使いレオナルド――それは、俺の先輩に当たるウロボロスの書物の権利者だ。もう何千年も生きている化け物らしい。だから、禿げている。
『おい、レオナルド。この店は、何なんだよ?』
レオナルドは虹色のローブを揺らしながら近くのソファーに腰を下ろすと答える。
「私が趣味でやっているマジックアイテムショップよ。二十二の異世界から集めてきた魔法の物品をそろえているの」
そして、言いながら店の奥に手招きすると、アンティーク風の椅子が、まるで生きている子犬のように駆けてくる。
「まあ、座りなさい」
『あ、ああ……』
俺は、少し戸惑いながらも、その椅子に腰掛ける。そして、疑問に感じていたことを訊いてみた。
『二十二って、他の権利者の異世界にも出入りしてるのか、お前?』
「まあ、私は他の異世界に割り込める魔法を持っているからね。それに、魔法の物品はゲートを通過できるからさ」
『それっていいのか?』
「何がよ?」
『店をやってるってことは、売上が出てるんだろ?』
「そうよ、もちろんね」
『異世界の金塊は、その異世界の権利者の物だろう。それって、横取りとかにならないのか?』
「バレなきゃ問題ないらしいわよ。アハッハッハ~」
『いや、いま、俺にバレてるだろ……?』
するとレオナルドが澄ました顔で、俺の眼底を覗き込んできた。老人の皺だらけの顔が眼前に迫る。――キモい。
「それじゃあ、この店の品物を、いつ購入しても半額にしてあげるわ。それで、許してくれないかしら」
『なんと……』
魅惑的な提案だった。マジックアイテムが半額で買えるのは、美味しい話である。しかし、この店のマジックアイテムは、ゴミ能力が多いのが気になった。
『んん~、どうするかな~……』
腕を組んで考え込む俺――。
おそらくレオナルドは、このような提案を他の権利者にも出して、異世界への不法侵入を許してもらっているのだろう。なんてズルいジジィなんだ。
だが、俺は安易に承諾しなかった。ゴネる。
『なあ、俺の異世界で商売を勝手にやっておいて、その程度の提案で許してもらえると思ってたのか?』
「正確には、すでに許しはもらっているわよ」
『なんだと?』
「お前の祖父さんであるイチローは、私の弟子だったのだからね」
『祖父さんが……あんたの弟子……?』
「ここは、そもそもがイチローの異世界だったのよ。そのイチローが許していたのだから、なんの問題もないでしょうが」
『ぬぬ……』
反論が思い浮かばない。なにせ、先人が許していたのならば文句も言いづらい。
それに、祖父さんがレオナルドの弟子だったのにも驚いた。なんで、こんなオカマジジィに弟子入りしちゃうかな……。師匠を選べよって、言ってやりたかった。
「それに貴方は、まだ体験中の見習いなんだから、一人前に権利だけを主張しないでよね。生意気なのよ」
『体験中? なにそれ?』
「あら、聞いてないの?」
『聞いてないぞ?』
「ウロボロスの書物の権利者は、最初に“試練”と呼ばれている試験を二十二回受けるのよ」
『そ、そうなん……』
そのような話は一度も聞いていない。鏡野響子も鬼頭二角も言ってなかったと思う。
「貴方は、まだその試練を二つしかクリアしていないの」
『えっ……。俺、いつの間に二つもクリアしたんだ?』
「私が聞いた話だと、一回目の試練は、城塞の書の石見が送り込んだ囚人を退けた、とか」
城塞の書の石見?
誰それ、知らん奴だな。それに、囚人を退けたって、そんな記憶は微塵もないぞ……。
「二回目は、私が置いていったレボリューションシードよ。しかも、それを仲間にしちゃったって聞いたわ。それも、すごいじゃない」
レボリューションシード?
何それ。それも知らんぞ。最近仲間になったのならば、ニャーゴかシレンヌのことだろうか?
何にしろ、言っていることが俺の記憶と噛み合っていない。なんか、話がだいぶ擦れ違っている。
「まさか、試練を二回ともイレギュラーな方法でクリアしたもんだから、金徳寺様は大変楽しんでいるらしいわよ。貴方のことを気に入り始めている感じだったわ」
『金徳寺って、ゴールド商会の社長だよな?』
「そう、その方よ。まあ、何にしても、あと二十回の試練が残っているから、頑張りなさいな。それが終わったら、正式な権利者として認められるはずだからさ~」
『それで、その試練って、どんな基準で行われるんだ?』
「先輩である権利者が、なんらかの方法で試練を与えるのよ。それをクリアして、生き残れば合格ね」
『それが、あと二十回も来るのか?』
「そうなるわね~」
『その試練に失敗したら、どうなる?』
「ウロボロスの書物を回収されるわね」
『回収されたら?』
「死ぬんじゃないの。私も詳しくは知らないけれどさ」
『あ~、死んじゃうんだ~……』
レオナルドが笑顔で俺の肩を叩きながら言った。
「まあ、気楽にやりなさい。失敗しても、死んで無に帰るだけだからさ」
『それは、気楽にできんだろう……』
まあ、なんにしろ頑張るしかないだろう。それに、知らない間に試練をクリアしている程度の試験内容だ。もしかしたら今後も、なんの問題もなく知らないうちにクリアしちゃったりしているかもしれない。難しく考えないで、来るものは拒まずの精神で受け止めてやろうではないか!
「ところでシローちゃん。なんか買っていくかい? この異次元便器なんてお買い得だよ?」
『そんなもん、要らんがな……。それよりも、この店って幻なのか? メイドのチルチルは見ることができなかったし、入ることも叶わなかったぞ?』
「このミラージュショップの入口は、ゲートマジックの扉に近い作りになっているのよ。だから、魔法のセンスが少ないと、見ることも入ることも叶わないわけ」
『それで、選ばれし者しか来店できないのか……』
「ショップとしては非効率だけど、誰でも入れる店なんかよりも、特別感が高くて良くないかしら?」
『そうかね……。俺には悪趣味すぎる店だぜ……』
そう言いながら踵を返した俺は出口に向かう。
「シローちゃん、もうお帰りなの?」
『外に人を待たせているからな』
「じゃあ、初来店のお祝いに、これをあげるわよ」
そう言いながらレオナルドは、銅製の古びた指輪を差し出した。
『なんだいそれ?』
「アイテムボックスLv1が掛かっている指輪よ。あげるわ」
『ほんとうに!?』
アイテムボックスが掛かった指輪ってだけで貴重品だと思えた。それを気楽にくれるなんて、もしかしてレオナルドって、相当金持ちなのか?
「ただし、私がこの異世界で小銭を稼ぐことを許してね。そしたら、これを、あげちゃうわ」
そう言ってレオナルドは、気持ち悪くウィンクをして見せた。
キモい――。
「まさか、私の店まであなたが辿り着くなんて、思ってもみなかったわ。だって、魔法が使えない脳筋バカって聞いていたのですもの」
魔法使いレオナルド――それは、俺の先輩に当たるウロボロスの書物の権利者だ。もう何千年も生きている化け物らしい。だから、禿げている。
『おい、レオナルド。この店は、何なんだよ?』
レオナルドは虹色のローブを揺らしながら近くのソファーに腰を下ろすと答える。
「私が趣味でやっているマジックアイテムショップよ。二十二の異世界から集めてきた魔法の物品をそろえているの」
そして、言いながら店の奥に手招きすると、アンティーク風の椅子が、まるで生きている子犬のように駆けてくる。
「まあ、座りなさい」
『あ、ああ……』
俺は、少し戸惑いながらも、その椅子に腰掛ける。そして、疑問に感じていたことを訊いてみた。
『二十二って、他の権利者の異世界にも出入りしてるのか、お前?』
「まあ、私は他の異世界に割り込める魔法を持っているからね。それに、魔法の物品はゲートを通過できるからさ」
『それっていいのか?』
「何がよ?」
『店をやってるってことは、売上が出てるんだろ?』
「そうよ、もちろんね」
『異世界の金塊は、その異世界の権利者の物だろう。それって、横取りとかにならないのか?』
「バレなきゃ問題ないらしいわよ。アハッハッハ~」
『いや、いま、俺にバレてるだろ……?』
するとレオナルドが澄ました顔で、俺の眼底を覗き込んできた。老人の皺だらけの顔が眼前に迫る。――キモい。
「それじゃあ、この店の品物を、いつ購入しても半額にしてあげるわ。それで、許してくれないかしら」
『なんと……』
魅惑的な提案だった。マジックアイテムが半額で買えるのは、美味しい話である。しかし、この店のマジックアイテムは、ゴミ能力が多いのが気になった。
『んん~、どうするかな~……』
腕を組んで考え込む俺――。
おそらくレオナルドは、このような提案を他の権利者にも出して、異世界への不法侵入を許してもらっているのだろう。なんてズルいジジィなんだ。
だが、俺は安易に承諾しなかった。ゴネる。
『なあ、俺の異世界で商売を勝手にやっておいて、その程度の提案で許してもらえると思ってたのか?』
「正確には、すでに許しはもらっているわよ」
『なんだと?』
「お前の祖父さんであるイチローは、私の弟子だったのだからね」
『祖父さんが……あんたの弟子……?』
「ここは、そもそもがイチローの異世界だったのよ。そのイチローが許していたのだから、なんの問題もないでしょうが」
『ぬぬ……』
反論が思い浮かばない。なにせ、先人が許していたのならば文句も言いづらい。
それに、祖父さんがレオナルドの弟子だったのにも驚いた。なんで、こんなオカマジジィに弟子入りしちゃうかな……。師匠を選べよって、言ってやりたかった。
「それに貴方は、まだ体験中の見習いなんだから、一人前に権利だけを主張しないでよね。生意気なのよ」
『体験中? なにそれ?』
「あら、聞いてないの?」
『聞いてないぞ?』
「ウロボロスの書物の権利者は、最初に“試練”と呼ばれている試験を二十二回受けるのよ」
『そ、そうなん……』
そのような話は一度も聞いていない。鏡野響子も鬼頭二角も言ってなかったと思う。
「貴方は、まだその試練を二つしかクリアしていないの」
『えっ……。俺、いつの間に二つもクリアしたんだ?』
「私が聞いた話だと、一回目の試練は、城塞の書の石見が送り込んだ囚人を退けた、とか」
城塞の書の石見?
誰それ、知らん奴だな。それに、囚人を退けたって、そんな記憶は微塵もないぞ……。
「二回目は、私が置いていったレボリューションシードよ。しかも、それを仲間にしちゃったって聞いたわ。それも、すごいじゃない」
レボリューションシード?
何それ。それも知らんぞ。最近仲間になったのならば、ニャーゴかシレンヌのことだろうか?
何にしろ、言っていることが俺の記憶と噛み合っていない。なんか、話がだいぶ擦れ違っている。
「まさか、試練を二回ともイレギュラーな方法でクリアしたもんだから、金徳寺様は大変楽しんでいるらしいわよ。貴方のことを気に入り始めている感じだったわ」
『金徳寺って、ゴールド商会の社長だよな?』
「そう、その方よ。まあ、何にしても、あと二十回の試練が残っているから、頑張りなさいな。それが終わったら、正式な権利者として認められるはずだからさ~」
『それで、その試練って、どんな基準で行われるんだ?』
「先輩である権利者が、なんらかの方法で試練を与えるのよ。それをクリアして、生き残れば合格ね」
『それが、あと二十回も来るのか?』
「そうなるわね~」
『その試練に失敗したら、どうなる?』
「ウロボロスの書物を回収されるわね」
『回収されたら?』
「死ぬんじゃないの。私も詳しくは知らないけれどさ」
『あ~、死んじゃうんだ~……』
レオナルドが笑顔で俺の肩を叩きながら言った。
「まあ、気楽にやりなさい。失敗しても、死んで無に帰るだけだからさ」
『それは、気楽にできんだろう……』
まあ、なんにしろ頑張るしかないだろう。それに、知らない間に試練をクリアしている程度の試験内容だ。もしかしたら今後も、なんの問題もなく知らないうちにクリアしちゃったりしているかもしれない。難しく考えないで、来るものは拒まずの精神で受け止めてやろうではないか!
「ところでシローちゃん。なんか買っていくかい? この異次元便器なんてお買い得だよ?」
『そんなもん、要らんがな……。それよりも、この店って幻なのか? メイドのチルチルは見ることができなかったし、入ることも叶わなかったぞ?』
「このミラージュショップの入口は、ゲートマジックの扉に近い作りになっているのよ。だから、魔法のセンスが少ないと、見ることも入ることも叶わないわけ」
『それで、選ばれし者しか来店できないのか……』
「ショップとしては非効率だけど、誰でも入れる店なんかよりも、特別感が高くて良くないかしら?」
『そうかね……。俺には悪趣味すぎる店だぜ……』
そう言いながら踵を返した俺は出口に向かう。
「シローちゃん、もうお帰りなの?」
『外に人を待たせているからな』
「じゃあ、初来店のお祝いに、これをあげるわよ」
そう言いながらレオナルドは、銅製の古びた指輪を差し出した。
『なんだいそれ?』
「アイテムボックスLv1が掛かっている指輪よ。あげるわ」
『ほんとうに!?』
アイテムボックスが掛かった指輪ってだけで貴重品だと思えた。それを気楽にくれるなんて、もしかしてレオナルドって、相当金持ちなのか?
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