シークレット?いいえ!オープンベイビーですわ。

豆丸

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わたくしを孕ませてください

 
 「ーーっ、!!」
 挿入の痛みに苦しさに声すら出ない。
 内臓を内側から食い破る熱く脈打つ異物の圧倒的存在感。それは普通サイズのディルトとは比べものにならないほどの衝撃。  

(ディルトで、慣らしたのに~!嘘ですわ~!)
 
 セシルの陰茎はたいへんご立派だ。冷たい質感のディルトとは全く違い、熱くて硬くてどくどく拍動した。膣の中でもボコボコと隆起した血管、反り返った硬い先端の形さえ分かるほどに大きい。そんな凶器に昆虫採集の蝶のように串刺しにされた哀れなローズマリーは全身を戦慄かせ、はくはくと唇を震わせた。視界が涙で白く霞む。

「……くっ、思った以上に狭いですね」
 セシルは整った顔を険しく歪めて、甘い溜息を漏らす。
 
 無理やり広げられた膣壁は元に戻ろうとローズマリーの意志とは無関係に収縮した。すぼむ動きはセシルの陰茎を刺激し、更にねっとりと陰茎にローズマリーの魔力の源、愛液が絡み付いた。
 セシルが我慢出来ずゆるゆる抽送を始めれば、お互いの粘膜を介し魔力が交わり溶けていく。
 気持ちいい…セシルは陰茎は更に太く硬くし、ローズマリーを子宮口を下からぐんっと押し上げた。

「あっ!また、ひぁっん。大きくなりましたわ」ローズマリーは悲鳴をあげた。粘膜を介し魔力が交わっても、未だ痛くて入り口はジンジンするし、内臓の圧倒的も増して苦しく泣きたい。それでも自分の体がセシルを夢中にさせている優越感でなんとか我慢した。

「あ、んっ」
「長く、持ちそうにありませんよ」
 セシルは、少し苦しそうに眉間に皺を寄せながら腰の動きを早めた。
 緩い抽送は鋭さを増し最奥に密着した陰茎は繊細な粘膜を擦り上げた。初めてなのにそれを知らないセシルに容赦なく内臓を内側から直接的に揺すり、膀胱さえも押してきた。
 
セシルは夢中で動いた。ローズマリーの魔力も狭い膣穴もこの上なく極上で、腰が溶けるようだ。こんなにがっついたのは童貞を失った日以来だ。

(あの、冷徹怜悧なセシル卿が端正な美貌を快楽に染め、喉を食いちぎらんばかりの獰猛な瞳でわたくしを求めている……完全勝利ですわ!)

 好みの容姿、好みの声の男に求められ、ローズマリーの胸は満たされた。
 セシルに奥を叩かれるたび、粘膜が擦れ甘い疼きが花開く。いつしかローズマリーの口から甘い嬌声が漏れた。  

「あんっ、セシル卿っ!もっと奥を、ひああっんっ!突いて下さいませ」 

「流石の貴女でも、閨ではしおらしいようですね」真っ赤な顔のセシルの額から汗がポタリと垂れた。 
 
「あら?セシル卿はお馬鹿さんですの?あんっ、わたくしの…あっ、中に出さないと終わりませんのよ?」 
 両腕をセシルの首に巻き、耳元で吐息と共に甘く囁いた。それは、揶揄るようにも、おねだりするようにも聞こえた。

「……くっ、流石、傲慢高飛車魔女ですね!こんな時まで男を煽るとは……」

 セシルの攻めが変わった。
 奥をひたすら突く動きから、腰を回すねばりつく動きに。グリグリリと硬い灼熱に子宮口を抉られる。かと思えばゆるゆると上下に突き、隆起した血管と大きく出っ張った雁首で粘膜を擦り、敏感に反応する場所を見つけられ、そこをひたすら攻めたてられた。

「ひぁあぁんっ、セシル卿っ!そこばかりは、いけませんわ~っ!」
「ここですか?ローズマリーの気持ちいい場所は」
 痛みはすでになく、セシルが隘路を攻める度に淫靡な刺激が波のように押し寄せた。何度も何度も重く渦巻く熱と疼きがくる。
 ずりゅずりゅと擦れた結合部が卑猥な水音を奏でて、二人の魔力が深く交り一つになった。痺れるような快楽に頭の中を混ぜられて結合部から体が溶ける。どうしようもなく気持ちいい。もっと欲しくて、満たされたくて、熱くてどうにかなってしまいそうだ。  

「はっ、腰が…止まらない」
「はあっ、もっと……ですのよ」

 お互いを貪るように交わった。

 先に果てたのは経験のないローズマリーだった。素直な体は初めての快楽に翻弄され、耐えることが出来なかった。

 「もうっ、またきますわ!ああっんっ~!」
 ローズマリーの視界が弾け、一瞬真っ白な世界が訪れた。鮮烈な衝撃が全身を駆け抜けてた。膣奥がくううと切なく窄まるのを感じた。ローズマリーはシーツを硬く握りしめ、華奢なその体をびくびくと何度も跳ねらかせた。 
その、衝撃の余波はローズマリーを攻め立てたセシルに襲い掛かる。きつく絶頂したことにより、うねる膣壁が窄まりセシルを甘く締め上げた。セシルの腰から脳天に強烈な射精感が走る。

「っ!俺も……出しますよ。くっ」 
「ひあっ、ああっ!はげしっ」 
 セシルは仕上げとばかりにローズマリーの細腰をぐっと掴み、奥をどちゅんと深く穿つと、煮えたぎった熱い精を吐き出した。 
 
 びゅ、びゅっと音が聞こえそうなほど濃厚な精子が噴出した。精子それは魔力の塊に他ならない。それを全てローズマリーの中に注いだ。ローズマリーの膣壁もうねり美味しそうに際奥に精子を受け止めた。
 魔力の高いセシルにとって初めてなんの遠慮も配慮もなく全力で女の中に直接精を放ったのだ。雄として雌に種付けを求められ、快楽を与えて征服した。
 深淵のような深い満足感にセシルは浸った。

 しばらく、卑猥なピンク部屋にはあはあと二人の息遣いだけが聞こえた。
 
 やがて…名残越しそうにセシルは僅かに小さく萎えた陰茎をずるりとローズマリーの膣から出した。中から掻き出され多量の精子がどろりと流れ、シーツを白く染める。
 
 ローズマリーの体がびくり痙攣した。横向きになり裸の体を丸めぶるぶると震えだした。

「…大丈夫ですか?吐きますか?」
 限定解除のためとはいえ、さすがに中に出し過ぎたかもしれない。
 魔力酔いを起こしたのだろう…そう思いセシルはローズマリーの背中を擦った。 

 心配そうに擦るその手はローズマリーの顔を除き見て止まった。

「…なぜ?貴女は笑っているのですか?」 

「あら?わたくし笑っておりましたか?」
 
 計画通りに事が運び、ローズマリーは高笑いしそうになり、慌てて口抑え我慢をした結果、体を丸め震え出していた。

「ふ、ふふっ」
 セシルの精子を受け取った。お腹がじんわりと熱い。これで禁呪により確実に子を授かることが出来る。間違いなく高魔力で見目も麗しい素晴らしい子供が産まれるのだ。絶対に憎っくきステラと自分を蔑ろにした世間をあっと言わせてやる。  

「ふ、…オーホホっ」
 含み笑いが抑えきれずいつの間にか、裸で高笑うローズマリー。
そんな彼女を『こいつ大丈夫か?とうとう気でも狂ったのか?』とセシルは驚愕した顔で見ていたという。

 
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