メリッサ博士の欲望開発メモ

豆丸

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メモ④

 こほん……すまないね。
 自慰が気持ちよくて我を忘れてしまったよ。天才の僕にしてはあるまじき失敗だ。忘れてくれ。余韻にひくつく下半身を叱咤し僕は欲望メーターを見た。

 ……信じられないよ!

 僕は、椅子からノロノロ立ち上がると欲望メーターの元に行った。 
やっぱり見違えじゃなかった!欲望メーターに映し出された数字はなんと30000を越えていた。  

「やった!実験成功だよ!新しいエネルギーの誕生だ。さすが天才の僕!これでみんなが僕を見直す。大国家がこぞって欲しがるぞ!研究費だって湯水のように使えるに違いないさ」 興奮に沸き立つ僕は、大事なことを忘れていた。

 喜ぶ僕の後ろに唐突に大きな影が差した。電球が切れたのか困ったなと振り返ると、獣人Aが僕を見下ろしていたのさ。


 獣人Aが僕の上にのし掛かる。
 熱くて重い体に僕は押し倒された。背中に研究所の冷たい床の感覚がした。

「な、なんで檻から出てるんだい?『いなばさん』はどうしたんだい?」 
 獣人Aの下で僕はもがくと何とか檻の方に顔を向けた。
 頑丈なはずの『いなばさん』の鉄格子が左右に大きくひしゃげて大きな隙間が出来ていた。
 
 ……しまった。
『いなばさん』は重量級の獣人が100人乗っても大丈夫!上からの外力には規格外に強く設定したけど、冷静に考えたら檻って載るものじゃなかったよ。 

「ひぁ」
 人を殴り殺せそうな手が太ももを掴むと、大きく股を割り開かれた。
 僕に後悔なんてしている暇なんてなかった。欲望メーター30000溜めた獣が僕の膣口にグリグリと硬い灼熱のような陰茎を擦り付け始めたからさ。 

「グラ、モラレンっ!レン!」
「ま、待ってくれよ!話せば分かるって」 
 巨躯を押し返そうと叩くがびくともしない。今日ほど獣人語を学べば良かったと後悔した日はないよ。 

「待って……い゛たぃ…よ」 

 僕の言葉は届かず。
 獣人Aは超弩級危険物こと陰茎を僕の膣口に無理やりぶちこんだ。
 「あ゛、ひっ」 
 ミシリと僕の軋んだ音が聞こえた。 
 痛いよ裂けちゃうよ。 
簡単にはいるわけないじゃないか!明らかに体格が違うのにさ。獣は強引に体重をかけ、小さな僕の子宮に侵入しようとする。つるりとした亀頭で僕をこじ開けようと腰をぐっ、ぐっと動かした。
 しかも、僅かに挿った先で膣口を拡張しようと腰をグリングリン回すようにしたのさ。
 涙かどばっと出たよ。酷いよ!血が滲む入り口に塩を塗る行為だよ!
 体を割り開かれる痛みに全身が強張る。狭い膣内が挿ってきた異物を外に押し出そうとしている。防衛本能だよ。
 
 獣人Aは僕を囲い込むように覆い被ぶさった。重くて熱い。むっとする獣の臭い。鍛え上げた屈強な体。鋼のように固くて厚い胸板が僕の体を潰す。逃がさないと背中に回された太い両腕が僕を拘束する。そんなことしなくても、僕の下半身は太い陰茎を突っ込まされ、昆虫採集の針のように固定されてるしさ。これじゃあ、逃げることは叶わない。腕力でも勝てない。万事休すというやつだね。認めるよ。
 はあはあを通り越し、ひゅうひゅう呼吸の興奮最高潮の獣人Aは、僕に超弩級危険物を根本までぶちこむつもりらしい。

「コナムン!サンガ」
 耳元で同じ獣人語を繰り返しながら、執拗に陰茎を打ち付けてくる。
 挿入する側も苦痛を伴うのかな?
 獣人Aはギリギリと牙を剥き出し、眉間には岩壁のような皺が深く刻まれてるよ。ワインレッドの瞳が燃えるように赤い。
 毛深い額から玉のような汗が流れ、獣人Aは僕の顔を見下ろしているから、僕の頬にポタポタ垂れてるよ。体液は感染源なんだよ。汚いから止めてくれよ。
 僕の苦痛に反し陰茎は三分の二も未挿入だからさ、もう諦めてくれないかな?
 
 ぐぐっ、ずっ、ぐっと陰茎がまた僅かに入った。ああ、やっぱり諦めてはくれないようだね。
 ミリミリとまた、僕が軋む。破瓜の痛みに声も出ず呼吸困難だよ。必死に歯を食い閉めて、泣きながら僕は浅く息を繰り返す。脳酸欠になったら天才的な思考が失われちゃうよ。僕は、霞む思考で痛みを紛らわす方法を模索した。 
 そして、目の前の大木のような獣人Aの背中にしがみつき、肩口の盛り上がった筋肉に噛み付いた。がぶりと渾身の力を込めたさ!
 そう、噛むことで挿入の苦痛を紛らわす作戦だよ。血が滲むほど噛んでやるさ。僕の苦痛の僅かでも味わうといい!硬いゴムのような感触、ブチりと皮膚が破れ、口の中に血液の鉄分の味が広がった。
 
 ピタリと獣人Aの執拗な動きが止まったよ。

 や、やった?もしかして嫌がってるのが伝わったのかい? 

 獣人Aは拘束していた腕を離し、押し込んでいた陰茎を僕の中からずるりと抜いた。
 ずきずきと痛い。ゆっくり抜いてくれよ!抜かれるのも痛いからさ。
 血の滲む膣口からは、僕を助けようとした潤滑油と獣人Aの先走りの混じったものが見えた。

「つ、はあっ、止まってくれた良かった」

 一安心した僕は、獣人Aに今すぐのご帰還をしてもらおうと、『おいでませ君』にいざって近づく。下半身が痛くて立てないからさ。 

「ウオオオオオォォーーーーーン!!!!」
 唐突に獣人Aが吠えた。 

「え?ぎゃ!!つめたっ」  
 猛る獣人Aは僕の腰を強く掴むと体を反転させ、冷たい床にうつぶせにした。
 そして、腰を掴むと自分の方に引き寄せた。残った上半身はそのまま床につき、下半身だけ高くあげ両膝を付く。尻を後ろに深く付きだす姿勢でさ。

 …これって後ろからみたらさ、僕の女性器と肛門丸見えなんじゃあ。  

 がるるるっと低く唸る背後の獣人Aが僕の腰を掴む。にちゅにちゅっと膣口に硬い陰茎を擦り付けた。

 ……まさか。 

 その、まさかだった。

 腰を一気に後ろに引かれた。
ズドンと僕の下半身に衝撃が走る。
その衝撃は下半身から頭まで鮮烈に貫いた。
 それは痛いなんてもんじゃないく、今までの痛みの概念を根こそぎ薙ぎ倒すかのように、僕の子宮を深く鋭く奥まで貫いたのさ。あまりの衝撃に僕は気を失った。 
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