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第二十話
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なんか知らないけど意味分からないくらい強い木剣が出来てしまった。
ただ念じただけでなのも少し驚きではある。
それを掲げて居ると木の魔物達が喜んでいるのが分かる。
これには樹木を喜ばせる効果があるのか?
『その木剣は我が眷属が好むアーティファクトの類になっておる…』
「便利だ!」
『そのため普通の草木や花々ですらも喜ぶぞ』
「それは嬉しい」
例えば薬草なんかにも喜ばれたりするって言うのは冒険者を続けたりしていく上ではもっとも喜ばしい。
珍しい薬草なんかも手に入るだろう。
「よし、一旦冒険者ギルドに行こう」
『良いのか? 彼奴を貴族の元へおいて来たのだろう?』
「自分であそこの時間稼ぎを望んでいたし良いんじゃないかな?」
『豪気!』
がははと笑う笑い声が頭に響くのが辛い。
どっちが豪気なのかと…。
だが、新鮮で凄く良い。
その時、胸の中が急激に熱を帯び始め、痛みとも痒みとも言えない感覚に襲われ始める。
『どうした!』
『どうしたの!?』
「わからないっ!!」
何故だか一切嫌悪感は無く、何かを待つという感覚。
不思議過ぎる感覚ではあるが、心の奥に何かを感じている。
〈龍の力の聖なる力を受け入れなさい〉
頭に響いたその言葉。
その刹那、頭が割れそうなくらいの頭痛に襲われ、視界もくらみ、昼に食べた物すらも込み上がって来そうになる。
だが、辛かった日々に比べればこんなものは何でもない。
『お兄ちゃん! 大丈夫!?』
「あ、あぁなんとか耐えた」
『お前…なぜ…』
ん? どういう事だろうか。
『剣聖であることは知っていたが…。 自力でスキルは確認は可能か?』
「分かりません」
『そうか、龍の剣王と言う固有スキルが芽生えておる。 これは、龍に関する剣を持った際に己の身体能力を突破して戦う事が出来る。 しかも、龍の背に乗って戦えばその龍にも恩恵が入る。 竜騎士の最上位スキルであるとも言われている。 世界初…のスキル』
え? なんでそんなものが俺に?
『その顔! 実に面白い! これだけの龍を従えておいて、何も知らない面白い小童は楽しい! 孫などと言う響きも良いものだ』
喜んで貰えて良かった? のか?
『その先に行く道を示してもらおう』
「は、はい。 がんばります!」
『あぁ、言い忘れていたが通常時の剣術の技量が上がっているはずだ…。 それと、知らない剣術であってもすぐに習得が可能である』
なんていう強さだそれは。
頭が余計に痛くなりそうだ。
ただ念じただけでなのも少し驚きではある。
それを掲げて居ると木の魔物達が喜んでいるのが分かる。
これには樹木を喜ばせる効果があるのか?
『その木剣は我が眷属が好むアーティファクトの類になっておる…』
「便利だ!」
『そのため普通の草木や花々ですらも喜ぶぞ』
「それは嬉しい」
例えば薬草なんかにも喜ばれたりするって言うのは冒険者を続けたりしていく上ではもっとも喜ばしい。
珍しい薬草なんかも手に入るだろう。
「よし、一旦冒険者ギルドに行こう」
『良いのか? 彼奴を貴族の元へおいて来たのだろう?』
「自分であそこの時間稼ぎを望んでいたし良いんじゃないかな?」
『豪気!』
がははと笑う笑い声が頭に響くのが辛い。
どっちが豪気なのかと…。
だが、新鮮で凄く良い。
その時、胸の中が急激に熱を帯び始め、痛みとも痒みとも言えない感覚に襲われ始める。
『どうした!』
『どうしたの!?』
「わからないっ!!」
何故だか一切嫌悪感は無く、何かを待つという感覚。
不思議過ぎる感覚ではあるが、心の奥に何かを感じている。
〈龍の力の聖なる力を受け入れなさい〉
頭に響いたその言葉。
その刹那、頭が割れそうなくらいの頭痛に襲われ、視界もくらみ、昼に食べた物すらも込み上がって来そうになる。
だが、辛かった日々に比べればこんなものは何でもない。
『お兄ちゃん! 大丈夫!?』
「あ、あぁなんとか耐えた」
『お前…なぜ…』
ん? どういう事だろうか。
『剣聖であることは知っていたが…。 自力でスキルは確認は可能か?』
「分かりません」
『そうか、龍の剣王と言う固有スキルが芽生えておる。 これは、龍に関する剣を持った際に己の身体能力を突破して戦う事が出来る。 しかも、龍の背に乗って戦えばその龍にも恩恵が入る。 竜騎士の最上位スキルであるとも言われている。 世界初…のスキル』
え? なんでそんなものが俺に?
『その顔! 実に面白い! これだけの龍を従えておいて、何も知らない面白い小童は楽しい! 孫などと言う響きも良いものだ』
喜んで貰えて良かった? のか?
『その先に行く道を示してもらおう』
「は、はい。 がんばります!」
『あぁ、言い忘れていたが通常時の剣術の技量が上がっているはずだ…。 それと、知らない剣術であってもすぐに習得が可能である』
なんていう強さだそれは。
頭が余計に痛くなりそうだ。
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