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第275話 黒い石?
僕たちは“バーム”のお店から魔動力車でがけ崩れがあった鉱山に向かっています。
『シェリー様、こんなことは良くあることなのですか?』
「新しく坑道を掘り始めた時にはたまに起こりますね」
「しかし、いつもは現場で対処できるほどのものなのですが…」
「お母様、見えてきました…」
「えっ!? がけ崩れじゃなくて落石じゃない…」
現場に近づいてくると、目線より少し高い位置に大きな岩が目に入ってきました。
『かなり大きいですねぇ』
「作業していた者が巻き込まれていないと良いのですが…」
「シェリー様、着きました」
魔動力車が止まり、メイドの方が乗客席の扉を開けながらそう言われると、みんなで現場付近に向かいます。
坑道の出入口は魔動力車が止まったところから少し斜面を登ったところにあるようで、その出入口を大きな岩が塞いでいるのが分かります。
現場の作業者によるとこの落石でけが人はいないとのことでした。
「シェリー様、けが人がいなくて良かったですね」
「そ、そうね、サマンサ様…」
「でも、数人が坑道内に閉じ込められているそうです」
『でも、閉じ込められているのも土属性の者がほとんどなのでしょう?』
『内と外から岩を砕いて行けば…』
岩に触れられるところまで来ると更に大きく感じます。
「大きい岩だね…、それとも石の塊かな…?」
所々に全体の色合いとは違った色の塊が見えています。
「シャルル、鉱山ですからね。鉱石が含まれているのかもしれませんよ」
「そうか…、鉱石か…」
僕が鉱石を思い浮かべると、この岩が全体的に様々な色で光っているのが見えました。
「本当だ…、鉱石の塊だよ…」
「はい…?」
(ここだよ~っ、ここにいるから~)
ふとその大きな岩に手を触れると突然頭の中に声が聞こえてきました。
口調からは少し必死そうな感じです。
周りを見渡すと僕の側にはエリシアとオーリエ、ユナだけです。
お母さん達は先ほどまで岩の近くにいましたが、今は少し離れた所で現場の作業の人達と話をしているようです。
「あれ? ユナ、今何か言った?」
「いいえ、先ほど鉱石が含まれているのではと話をしてからは…」
「そう…」
それじゃあこれは屋敷にある白い石と同じ感じだよ。
あれと同じ白い石でもあるのかな?
そう思って岩から少し離れ、岩全体を見ながら白い石を頭の中に思い浮かべても白く光っているところは見えませんでした。
(あれ? 白い石じゃないのかな…)
じゃあ、属性石以外の鉱石は…?
そう思うと岩の上部付近になんだか黒っぽく光ってる場所があるのが分かりました。
「あれかな…?」
「「どうしたの、シャルル…?」」
「この岩がどうかしましたか?」
「うん、ちょっとね」
僕達は一度岩から離れ、お母さん達の元へ向かいます。
「シェリー様、あの岩を貰えませんでしょうか?」
「えっ!? あの岩をですか?」
『シャルル…どうしたの急に?』
「あの岩の中に欲しい石があるんだけど…」
『属性石なの?』
「もちろん、属性石もこの岩には含まれているけれど、僕の欲しいのは属性石じゃないよ」
『……』
「……シャルル様、もちろんこの岩くらいいくらでも差し上げますが、まずはこの岩をなんとかしないと…」
「じゃあ、あの岩を横に落としても良いかな?」
僕は坑道の出入口の横に見える地面を指し示して伝えました。
「へっ!? あの岩を動かすという事ですか?」
「うん!」
『シャ、シャルルが出来ると思うのなら良いわよ。坑道の出入りの邪魔にならないようにしてね』
「うん、分かったよ」
「ルーシャ様、な、何をおっしゃっているんですか…」
「石ならともかく、出入口を塞ぐほどの大岩なんですよ」
『大丈夫ですよ。シャルルも出来ない事は言いませんから…』
「「「シャルル~、本当に動かせられるの?」」」
「大丈夫だよ。何も持ち上げるとは言っていないから…」
僕は坑道の出入りに邪魔にならない方向に岩を押してみます。
もう少し簡単に動くと思いましたが、さすがに少し力を入れないとダメなようです。
ゴリ…グリ…、ガリ…ズリ…。
「えぇ~~~っ!! 岩が動いてる…」
「「「シャルル~!」」」
『す、すごいわね。本当にあれを動かすだなんて…』
「ルーシャ様、シャルル様なんですから当然じゃないですか…」
ゴリ…グリ…、ガリ…ズリ…。
ゴロン……。
ドッゴ~ン!!
なんとか岩を坑道の出入口から少し下の地面に落とすことが出来ました。
「「「シャルル、すごいわ~っ!」」」
「ルーシャ様、シャルル様が、シャルル様が…」
『そうですね。あんなことまで出来るとは思っていませんでしたが小さな頃から力強い子でしたし…』
『天使であるシャルルが望めば不可能なことはないのかもしれませんね』
欲しい石があると言っていましたが、シャルルにシェリー様を覚醒してもらったのは間違いではなかったようです。
王都と繋がりが持てたと思うとすぐにシャルルがここに来ることになり、望んでいる物が見つかるのですから…。
『やはり、シェリー様とユナ様はシャルルと出会うべき運命だったのですよ…』
「驚きましたが、そう言ってもらえると嬉しいですね。私の存在がシャルル様のお役に立てたようです」
坑道内に閉じ込められていた者もこんなに早く救出されるとは思っていなかったのか驚いた顔をして出てきました。
「シャルル様、本当にありがとうございます。坑道内に閉じ込められていた者たちも素早く救出できました」
「シェリー様、それであの岩なんだけど…」
「もちろん岩はシャルル様のお好きなようにしてください」
「私達では動かせませんから、“シャルル様の大岩”とでも看板を立ててきちんと保管させておきます」
「うん、ありがとう。それで一つだけ取っておきたい石があって、土属性の人がいると助かるんだけど…」
「私は土属性ですから、私が取り出しましょう」
「えっ!? シェリー様が…?」
「シャルル様、私に出来る事なら遠慮なく何でもおっしゃって下さい」
「じゃあ、お願いしようかな…」
僕は落とした岩までシェリー様を連れて行き、黒く光っていたところを示します。
落ちたおかげでちょうどシェリー様の手の届く位置になっていました。
お母さんやエリシア達も側に付いて来ています。
「ここですか? 何もなさそうですが…」
「うん、少し掘ってもらえると石が見えると思うから…」
シェリー様が魔法で少し掘ると黒っぽい石が顔を出し、そのまま取り出してもらいました。
「これですか?」
「うん、これこれ…」
見た目は黒っぽいただの石ですが、僕が触れたとたん頭の中に(ありがとう~!)という声が響きました。
光っては見えませんでしたが、わずかに魔力が吸われた感じがしました。
「お母さん、エルスタイン領都に戻ったらこの石をまた研磨してね」
『分かりましたよ。それにしても見た事も無い色合いの石ですね』
「では、少し時間を取りましたが王城へ向かいましょうか」
『そうでした。何のために来たのかすっかり忘れていましたよ』
XX XY
再び街に戻り、堀のような川を渡ると王城に着きました。
メイドの二人はルチアお姉さんとスージーお姉さんというのですが、ユナがスージーお姉さんと一緒に部屋へ支度に向かいました。
「皆さん、ユナの支度が済むまで少しこちらでゆっくりしていてくださいね」
「それにしてもシャルル様は力持ちなのですね」
「シェリー様、シャルル様は先日ルージュ領で行われた『男性選手権』の優勝者でもあるのですよ」
「え~~~っ! そうだったのですか。“シャルルの風”の発明者としか聞いていなくって…」
そう言えば、ユナは同一人物かもしれないと言っていましたね。
「シャルルは“シャルル抱き”で走っても息一つ乱さないんですよ」
「“シャルル抱き”…?」
「そういえば、昨晩シェリー様は浴場からベッドに運ばれる時は気を失っておられましたね」
私も昨晩のシェリー様を見て、ああやって抱きかかえられて運ばれているのを知ったのですけれど…。
「シャルル様~!」
「わ、分かりましたよ」
シェリー様がして欲しそうに僕に迫ってくるので断れません。
僕はシェリー様に立ってもらい傍に寄ると、右腕を両膝の裏側へ、左手を背中から脇下を通し支えながらゆっくりと抱き上げます。
「あんっ…」
「こ、これが“シャルル抱き”…?」
なんでしょう。
まるで花束を持ち上げるように軽々と私を抱きかかえられます。
私がとっても軽いみたい…。
脇から通された手が左胸をギュッと押され、右胸はシャルル様の顎下に押し付けられています。
なんて気持ち良い体勢なんでしょう。
私の右腕は自然とシャルル様の首に回した状態になっていて、シャルル様の顔がすぐ近くにあります。
口を伸ばせばシャルル様の顔に届きそうです。
「きゃ~っ」
シャルル様が私を抱きかかえたままその場でクルクルと回られました。
すこし驚いてさらに強くシャルル様に抱き付いてしまいます。
「あ~、シェリー様ずるいですよ」
「シャルル様、私も“シャルル抱き”でクルクルしてほしいです」
「お、お母様…」
『シャルル、私も…』
「「ルーシャ様まで…」」
結局ユナが支度を整えるまで、みんなに“シャルル抱き”をすることになりました。
ルチアお姉さんもして欲しそうな目をしていたのでしてあげるととても喜んでいました。
『シェリー様、こんなことは良くあることなのですか?』
「新しく坑道を掘り始めた時にはたまに起こりますね」
「しかし、いつもは現場で対処できるほどのものなのですが…」
「お母様、見えてきました…」
「えっ!? がけ崩れじゃなくて落石じゃない…」
現場に近づいてくると、目線より少し高い位置に大きな岩が目に入ってきました。
『かなり大きいですねぇ』
「作業していた者が巻き込まれていないと良いのですが…」
「シェリー様、着きました」
魔動力車が止まり、メイドの方が乗客席の扉を開けながらそう言われると、みんなで現場付近に向かいます。
坑道の出入口は魔動力車が止まったところから少し斜面を登ったところにあるようで、その出入口を大きな岩が塞いでいるのが分かります。
現場の作業者によるとこの落石でけが人はいないとのことでした。
「シェリー様、けが人がいなくて良かったですね」
「そ、そうね、サマンサ様…」
「でも、数人が坑道内に閉じ込められているそうです」
『でも、閉じ込められているのも土属性の者がほとんどなのでしょう?』
『内と外から岩を砕いて行けば…』
岩に触れられるところまで来ると更に大きく感じます。
「大きい岩だね…、それとも石の塊かな…?」
所々に全体の色合いとは違った色の塊が見えています。
「シャルル、鉱山ですからね。鉱石が含まれているのかもしれませんよ」
「そうか…、鉱石か…」
僕が鉱石を思い浮かべると、この岩が全体的に様々な色で光っているのが見えました。
「本当だ…、鉱石の塊だよ…」
「はい…?」
(ここだよ~っ、ここにいるから~)
ふとその大きな岩に手を触れると突然頭の中に声が聞こえてきました。
口調からは少し必死そうな感じです。
周りを見渡すと僕の側にはエリシアとオーリエ、ユナだけです。
お母さん達は先ほどまで岩の近くにいましたが、今は少し離れた所で現場の作業の人達と話をしているようです。
「あれ? ユナ、今何か言った?」
「いいえ、先ほど鉱石が含まれているのではと話をしてからは…」
「そう…」
それじゃあこれは屋敷にある白い石と同じ感じだよ。
あれと同じ白い石でもあるのかな?
そう思って岩から少し離れ、岩全体を見ながら白い石を頭の中に思い浮かべても白く光っているところは見えませんでした。
(あれ? 白い石じゃないのかな…)
じゃあ、属性石以外の鉱石は…?
そう思うと岩の上部付近になんだか黒っぽく光ってる場所があるのが分かりました。
「あれかな…?」
「「どうしたの、シャルル…?」」
「この岩がどうかしましたか?」
「うん、ちょっとね」
僕達は一度岩から離れ、お母さん達の元へ向かいます。
「シェリー様、あの岩を貰えませんでしょうか?」
「えっ!? あの岩をですか?」
『シャルル…どうしたの急に?』
「あの岩の中に欲しい石があるんだけど…」
『属性石なの?』
「もちろん、属性石もこの岩には含まれているけれど、僕の欲しいのは属性石じゃないよ」
『……』
「……シャルル様、もちろんこの岩くらいいくらでも差し上げますが、まずはこの岩をなんとかしないと…」
「じゃあ、あの岩を横に落としても良いかな?」
僕は坑道の出入口の横に見える地面を指し示して伝えました。
「へっ!? あの岩を動かすという事ですか?」
「うん!」
『シャ、シャルルが出来ると思うのなら良いわよ。坑道の出入りの邪魔にならないようにしてね』
「うん、分かったよ」
「ルーシャ様、な、何をおっしゃっているんですか…」
「石ならともかく、出入口を塞ぐほどの大岩なんですよ」
『大丈夫ですよ。シャルルも出来ない事は言いませんから…』
「「「シャルル~、本当に動かせられるの?」」」
「大丈夫だよ。何も持ち上げるとは言っていないから…」
僕は坑道の出入りに邪魔にならない方向に岩を押してみます。
もう少し簡単に動くと思いましたが、さすがに少し力を入れないとダメなようです。
ゴリ…グリ…、ガリ…ズリ…。
「えぇ~~~っ!! 岩が動いてる…」
「「「シャルル~!」」」
『す、すごいわね。本当にあれを動かすだなんて…』
「ルーシャ様、シャルル様なんですから当然じゃないですか…」
ゴリ…グリ…、ガリ…ズリ…。
ゴロン……。
ドッゴ~ン!!
なんとか岩を坑道の出入口から少し下の地面に落とすことが出来ました。
「「「シャルル、すごいわ~っ!」」」
「ルーシャ様、シャルル様が、シャルル様が…」
『そうですね。あんなことまで出来るとは思っていませんでしたが小さな頃から力強い子でしたし…』
『天使であるシャルルが望めば不可能なことはないのかもしれませんね』
欲しい石があると言っていましたが、シャルルにシェリー様を覚醒してもらったのは間違いではなかったようです。
王都と繋がりが持てたと思うとすぐにシャルルがここに来ることになり、望んでいる物が見つかるのですから…。
『やはり、シェリー様とユナ様はシャルルと出会うべき運命だったのですよ…』
「驚きましたが、そう言ってもらえると嬉しいですね。私の存在がシャルル様のお役に立てたようです」
坑道内に閉じ込められていた者もこんなに早く救出されるとは思っていなかったのか驚いた顔をして出てきました。
「シャルル様、本当にありがとうございます。坑道内に閉じ込められていた者たちも素早く救出できました」
「シェリー様、それであの岩なんだけど…」
「もちろん岩はシャルル様のお好きなようにしてください」
「私達では動かせませんから、“シャルル様の大岩”とでも看板を立ててきちんと保管させておきます」
「うん、ありがとう。それで一つだけ取っておきたい石があって、土属性の人がいると助かるんだけど…」
「私は土属性ですから、私が取り出しましょう」
「えっ!? シェリー様が…?」
「シャルル様、私に出来る事なら遠慮なく何でもおっしゃって下さい」
「じゃあ、お願いしようかな…」
僕は落とした岩までシェリー様を連れて行き、黒く光っていたところを示します。
落ちたおかげでちょうどシェリー様の手の届く位置になっていました。
お母さんやエリシア達も側に付いて来ています。
「ここですか? 何もなさそうですが…」
「うん、少し掘ってもらえると石が見えると思うから…」
シェリー様が魔法で少し掘ると黒っぽい石が顔を出し、そのまま取り出してもらいました。
「これですか?」
「うん、これこれ…」
見た目は黒っぽいただの石ですが、僕が触れたとたん頭の中に(ありがとう~!)という声が響きました。
光っては見えませんでしたが、わずかに魔力が吸われた感じがしました。
「お母さん、エルスタイン領都に戻ったらこの石をまた研磨してね」
『分かりましたよ。それにしても見た事も無い色合いの石ですね』
「では、少し時間を取りましたが王城へ向かいましょうか」
『そうでした。何のために来たのかすっかり忘れていましたよ』
XX XY
再び街に戻り、堀のような川を渡ると王城に着きました。
メイドの二人はルチアお姉さんとスージーお姉さんというのですが、ユナがスージーお姉さんと一緒に部屋へ支度に向かいました。
「皆さん、ユナの支度が済むまで少しこちらでゆっくりしていてくださいね」
「それにしてもシャルル様は力持ちなのですね」
「シェリー様、シャルル様は先日ルージュ領で行われた『男性選手権』の優勝者でもあるのですよ」
「え~~~っ! そうだったのですか。“シャルルの風”の発明者としか聞いていなくって…」
そう言えば、ユナは同一人物かもしれないと言っていましたね。
「シャルルは“シャルル抱き”で走っても息一つ乱さないんですよ」
「“シャルル抱き”…?」
「そういえば、昨晩シェリー様は浴場からベッドに運ばれる時は気を失っておられましたね」
私も昨晩のシェリー様を見て、ああやって抱きかかえられて運ばれているのを知ったのですけれど…。
「シャルル様~!」
「わ、分かりましたよ」
シェリー様がして欲しそうに僕に迫ってくるので断れません。
僕はシェリー様に立ってもらい傍に寄ると、右腕を両膝の裏側へ、左手を背中から脇下を通し支えながらゆっくりと抱き上げます。
「あんっ…」
「こ、これが“シャルル抱き”…?」
なんでしょう。
まるで花束を持ち上げるように軽々と私を抱きかかえられます。
私がとっても軽いみたい…。
脇から通された手が左胸をギュッと押され、右胸はシャルル様の顎下に押し付けられています。
なんて気持ち良い体勢なんでしょう。
私の右腕は自然とシャルル様の首に回した状態になっていて、シャルル様の顔がすぐ近くにあります。
口を伸ばせばシャルル様の顔に届きそうです。
「きゃ~っ」
シャルル様が私を抱きかかえたままその場でクルクルと回られました。
すこし驚いてさらに強くシャルル様に抱き付いてしまいます。
「あ~、シェリー様ずるいですよ」
「シャルル様、私も“シャルル抱き”でクルクルしてほしいです」
「お、お母様…」
『シャルル、私も…』
「「ルーシャ様まで…」」
結局ユナが支度を整えるまで、みんなに“シャルル抱き”をすることになりました。
ルチアお姉さんもして欲しそうな目をしていたのでしてあげるととても喜んでいました。
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