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第535話 予行演習
ユナの娘、ユリアが産まれた翌日は朝から大変でした。
昨晩お風呂を体験したモナミが「私もパートナーにして~!」と駄々を捏ねてきたのです。
皆の手前驚いて見せましたが、まぁ良い機会だったと思います。
そんなモナミの乳首とクリは聞いていたように小さくて、クリは皮を剥いても啄むのが難しいほどでした。
それに身体は立派なのに気も小さいようで、いざ男性器を子宮に繋がる穴に入れると言うと急に怖気付いていたぐらいです。
年下のエリカの方が乳首やクリが大きいだけじゃなく堂々としていたな…。
しかし、そんなモナミも皆と同じように起きなくなるまでしてあげると、もはや従順な女性です。
自分より強い男性に憧れていたそうですが、僕の男性器に抵抗できずに蹂躙されると、僕がしろと言った事は何でもするようになったのです。
変わりようがあまりに面白くて、それならと、モナミには特別にスライムを渡し、常時“三つの輪モード”と“二つの球モード”を併用して一日10回以上イクこと、それから二日一回は“イケないモード”の使用を指示しておきました。
最初は「そんなの無理…」と言いながらちょっと困惑した顔をしていましたが、実は命令されて悦んでいたのはセックスをした時から分かっています。
これまでモナミはちょっとしたかまってちゃんでツンデレさんかと思っていましたが、実は精神的、肉体的に支配される事が好きな真性のマゾだったようです。
フッフフ…、久しぶりにいたずら心が湧きました。
とりあえずモナミをパートナーにした後は、“シャルルの扉”を設置してあげるということでマーガレット達やローレン達を一度連れ帰ることにしました。
当然エリカとモナミは皆と同じようにここに住みたいと言い出しましたが、エリカにはいつ来ても良いからと説得し、モナミには特別にあげたスライムで訓練するなら自分の家の方が良いと説き伏せたのです。
「モナミだけ特別にあげたんだから…」と言うと喜んで帰りました。
かなりチョロくもあります。
その後はサリーとべリンダ、それからシクスエスとネルやフィル達にもそれぞれ順番にクリを剥いてあげ、魔道具をスライムに取り換えてから女性器の観察の成果を見せてもらいました。
最初と違ってする事も分かっているし、真面目に訓練していたのか感度も上がっており、本当の意味でセックスを知ったと思います。
サリーはバックでお尻を叩かれるのが気に入ったようですし、シクスエスはスライムで拘束させながらすると悦んでいました。
ベリンダ達にはホーリー達からスライムの使い方を良く聞いて子宮に繋がる穴の訓練を頑張ってもらいます。
これでようやく皆の魔道具が最新のスライムに統一されました。
XX XY
朝からセックス三昧でしたが、今日は『シャルルの湯』のお披露目会でもあります。
シェリーがどうしても施設を利用してみたいと言うので、両国の女王様と領主様合わせて10人のみを招待することにしました。
まぁ、ドナ達の予行演習にもなります。
他のパートナーには『シャルルの湯』の営業時間外にでも利用してもらう事にします。
時刻は宵の口。
お披露目会を言い出したシェリーの王城に招待され早目の夕食をいただいた後、僕が連れて行きます。
【転移門】で魔動力車の停留場に皆を連れてくると、古そうに加工した石階段を上ってもらいます。
石階段の両側には一定の間隔で灯篭が灯り、上りきった所にある門前に導いてくれています。
緩やかな階段にしていますが、“誕生の儀”が間近のグレイスとルーシャには少し大変そうだったので支えてあげました。
「周りは暗いのに足元だけが明るいのね…」
「何だかドキドキしますよ」
『こんなところに公衆浴場を作っていたなんて…』
シェリー、グレイス、ルーシャがそう言うと、他の皆も感想を言い合いながら付いて来ています。
立地から古刹に見えるように考えて作って、この世界の人達に異世界観を感じてもらえるようにしたのです。
「ようこそ、『シャルルの湯』へ(×全員)」
皆で階段を上りきると、開かれた門前に並んだドナと10人の従業員が一斉にお辞儀をし挨拶をしてきます。
開業時の演出にと僕がドナに勧めたものです。
「ド…ドナ…!?」
「はい、シェリー様。私、シャルル様に『シャルルの湯』の支配人を任されたのです」
「う…うん、ドナは働いていなかったみたいだからね。ちょうど良いかと…」
シェリーがこちらを見てくるのですぐにそう答えます。
従業員は王都の警備員が順番に受け持つことになっています。
ドナ達は背中に『シャルルの湯』と書かれたTシャツワンピースの上にエプロンを着けていました。
おそらく胸の大きさ等でTシャツだけでは腰回りがダボダボになる為、エプロンを着ける事で腰回りを紐で縛りスッキリさせているのでしょう。
腰回りを縛るだけなら前掛けタイプでも良かったのではと思いましたが…。
それにドナのエプロンだけ胸元に大きなハートマーク形の穴が開いているようです。
「さぁ、中に入ろう。まだ夜は冷えるからね」
「いらっしゃいませ~っ!(×10)」
「『こ…これは、凄いですね…(×全員)』」
「……」
皆が驚いているのは施設に対してではありません。
建物の中で出迎えてくれた従業員達が裸エプロン姿だったからです。
従業員用のエプロンの胸元には穴は開いていませんが、背中やお尻、横乳も丸見えなので僕も内心では驚きました。
まさか、ドナのエプロンの胸元が開いているのは…。
「皆様、お待たせしました~」
(やっぱりか…。それで前掛けじゃなくエプロンだったのか…)
ドナがシャツを脱いでくると、エプロンに開いた大きなハートマークからドナの胸の谷間が丸見えになっています。
ドナに聞くと、お客様が裸になる事に抵抗を持たないように、そしてお客様への対応で浴場内へ入る事もあるかもしれないのでこの恰好にしたそうです。
従業員達は若干恥ずかしそうですが、普段とは違い、あまりに無防備で変わった恰好が出来て喜んでいるみたいです。
「それでは皆様、受付で鍵を受け取って『入口』から奥にある脱衣場へどうぞ…」
「じゃあ、皆ゆっくり堪能してきてね」
『シャルルは一緒に入らないのですか?』
「うん、僕が入ってもね…。皆の感想を楽しみにしているよ」
それに僕が側にいない方が遠慮なくイクことが出来ると思います。
その間にドナ達と話をしておきましょう。
XX XY
「ドナ、皆を集めてくれるかな」
「はいっ。皆~、集合~!」
ドナの掛け声に従業員の皆が受付の前にビシッと整列し、僕に目線を向けてきます。
さすが警備員だけに統率が取れていますが…、裸エプロン姿なのがエロ過ぎます。
当然ドナ以外は今日初めて会った者ばかりですが、ユナとシェリーのパートナーと言うこともあり、さすがに名前を知らない者はおらず、僕を見て喜色満面の笑みを浮かべています。
「ドナ、従業員の皆の研修は終わったの?」
「何とか…。何回かに分けて行いましたが400人近くいますから、内容の更新や細かい事は班ごとに引き継ぎ連絡してもらう事にしました」
「なるほど、それは良い考えだね」
「警備員の皆もここでは従業員になるから、班ごとにお客様への対応が変わるような事はしないようにしてね」
一班約20人ほどで20班あるそうで、約半月に一度に受け持ちが回ってくる計算です。
「はいっ(×全員)」
「じゃあ、これから方針や料金について話すからね…」
僕はまずこの浴場に年齢制限があることについて説明します。
公衆浴場の目的は女性の覚醒を促す為なので、利用できるのは“女”になってから39歳までとします。
軌道に乗ったら月に一度は40歳以上限定の利用日を設けても良いかもしれません。
「それから料金は―――」
僕は料金体系を15歳未満、15歳~20歳未満、20歳~25歳未満、25歳以上と4つに分け、仕事を始めた若い女性ほど利用料を安くして来やすいように、25歳以上では一月に2回程度利用できる価格設定にしたことを説明します。
「さすがです、シャルル様…」
ドナの言葉に若そうな従業員の女性も嬉しそうな声を出しています。
「それから、お客様には最初にこのような紙を渡して欲しいんだ…」
ドナ達に前もって用意しておいたメンバーズカードのような物を見せます。
「これは…?」
「まず、初めて利用されるお客様に名前と年齢を書いてもらい、皆がそれを確認したら『シャルルの湯』の利用日を記入してあげます」
「1回来る度にこの小さなハート型の印を押して、10個集まるごとに飲み物一回無料券を差し上げる事にします」
「わぁ~っ(×全員)」
「そして…、20回通う事が出来ればナースの所で『手引書』を差し上げ、【治療】を受けられる券もあげる予定です」
その頃には現在計画中の『手引書』の初版も完成しているでしょう。
まだナースには話していませんが【治療】専用のスライムを預けておくつもりです。
もちろん券を使うか使わないかはお客様の判断です。
「シャルル…様…、そんな事まで…」
領民が女性器の観察を知ることに…?
私も領民ですが…。
ザワザワ…、ザワザワ…。
「シャルル様、『手引書』って何でしょうか?」
「【治療】って…?」
「ハハ…、それは秘密。皆も20回利用出来たら分かるよ」
「従業員の皆も当番の日は営業終了後に無料で利用しても良いからね。でも自分の休日に入りに来る時は有料だよ」
福利厚生も考えておかないとね。
「嬉しいです~っ(×全員)」
「じゃあ、他に何か問題は無いかな?」
それぞれの業務内容を再確認し、最後にスライム風呂のスライム達に【接続】して適宜浴場や浴槽の掃除をすることを指示しておきます。
XX XY
半刻ほどで皆がヨロヨロになって出てきました。
まぁ、すでに体験しているお風呂ばかりなので問題は無さそうです。
ただ、サリー、エバーミット、シクスエス、それにローレンとマーガレットはまだ慣れていないのか何度か気を失ったそうです。
今日は王城の調理担当者はいませんが、飲み物だけなら従業員だけでも提供できるようになっているので、練習に好きな飲み物を頼んでもらいます。
「シャルル、警備員達はどうですか?」
「シェリーのおかげで助かっているよ。皆頑張ってくれているし…」
「まさかドナが支配人だとは思いもしませんでしたけれどね」
「僕は意外に適役だと思っているよ」
良く考えたらルーシャ達に紹介していなかったのでこの機会に紹介しておきます。
『メロさんのお母様だったのね…』
「こんなに大きな胸の女性は初めて見た気がしますよ…」
「シクスエス、大きさより形が凄いんだよ…」
大きなボールの様に丸い胸はエプロンでギリギリ隠れているだけです。
「もう、シャルル様ったら…」
「シャルル、私の王都にも『シャルルの湯』を作ってくださいよ~」
「う~ん、ローマン帝国ではエルスタイン領都に作るつもりだったんだけれどね…」
「こうなったら王都にある方が公平かな…」
「フフ…、ありがとう、シャルル…」
『シャルルはグレイス様に甘いんだから…』
「まぁまぁ、エルスタイン領にはまた何か考えるよ…」
「グレイス、ここと同じように街から離れているけれど行き易い所を考えておいてね」
「分かりました、任せて下さい。“誕生の儀”までに検討しておきますね」
「グレイス様の“誕生の儀”はいつなのですか?」
「え~っと、6日後ですね。今すぐでも良さそうですが…」
「ハハ…、グレイスの時は僕が王城へ行くからね」
「うふっ、待っていますよ」
こうして無事予行演習は終了しました。
ドナ達にも浴場を解禁し、この後利用しても良いと伝えておきます。
フライングではありますが、従業員達もカードを作ってハートマークを押して嬉しそうにしていました。
この世界にもこうして何かを集める喜びが芽生えるのかもしれません。
昨晩お風呂を体験したモナミが「私もパートナーにして~!」と駄々を捏ねてきたのです。
皆の手前驚いて見せましたが、まぁ良い機会だったと思います。
そんなモナミの乳首とクリは聞いていたように小さくて、クリは皮を剥いても啄むのが難しいほどでした。
それに身体は立派なのに気も小さいようで、いざ男性器を子宮に繋がる穴に入れると言うと急に怖気付いていたぐらいです。
年下のエリカの方が乳首やクリが大きいだけじゃなく堂々としていたな…。
しかし、そんなモナミも皆と同じように起きなくなるまでしてあげると、もはや従順な女性です。
自分より強い男性に憧れていたそうですが、僕の男性器に抵抗できずに蹂躙されると、僕がしろと言った事は何でもするようになったのです。
変わりようがあまりに面白くて、それならと、モナミには特別にスライムを渡し、常時“三つの輪モード”と“二つの球モード”を併用して一日10回以上イクこと、それから二日一回は“イケないモード”の使用を指示しておきました。
最初は「そんなの無理…」と言いながらちょっと困惑した顔をしていましたが、実は命令されて悦んでいたのはセックスをした時から分かっています。
これまでモナミはちょっとしたかまってちゃんでツンデレさんかと思っていましたが、実は精神的、肉体的に支配される事が好きな真性のマゾだったようです。
フッフフ…、久しぶりにいたずら心が湧きました。
とりあえずモナミをパートナーにした後は、“シャルルの扉”を設置してあげるということでマーガレット達やローレン達を一度連れ帰ることにしました。
当然エリカとモナミは皆と同じようにここに住みたいと言い出しましたが、エリカにはいつ来ても良いからと説得し、モナミには特別にあげたスライムで訓練するなら自分の家の方が良いと説き伏せたのです。
「モナミだけ特別にあげたんだから…」と言うと喜んで帰りました。
かなりチョロくもあります。
その後はサリーとべリンダ、それからシクスエスとネルやフィル達にもそれぞれ順番にクリを剥いてあげ、魔道具をスライムに取り換えてから女性器の観察の成果を見せてもらいました。
最初と違ってする事も分かっているし、真面目に訓練していたのか感度も上がっており、本当の意味でセックスを知ったと思います。
サリーはバックでお尻を叩かれるのが気に入ったようですし、シクスエスはスライムで拘束させながらすると悦んでいました。
ベリンダ達にはホーリー達からスライムの使い方を良く聞いて子宮に繋がる穴の訓練を頑張ってもらいます。
これでようやく皆の魔道具が最新のスライムに統一されました。
XX XY
朝からセックス三昧でしたが、今日は『シャルルの湯』のお披露目会でもあります。
シェリーがどうしても施設を利用してみたいと言うので、両国の女王様と領主様合わせて10人のみを招待することにしました。
まぁ、ドナ達の予行演習にもなります。
他のパートナーには『シャルルの湯』の営業時間外にでも利用してもらう事にします。
時刻は宵の口。
お披露目会を言い出したシェリーの王城に招待され早目の夕食をいただいた後、僕が連れて行きます。
【転移門】で魔動力車の停留場に皆を連れてくると、古そうに加工した石階段を上ってもらいます。
石階段の両側には一定の間隔で灯篭が灯り、上りきった所にある門前に導いてくれています。
緩やかな階段にしていますが、“誕生の儀”が間近のグレイスとルーシャには少し大変そうだったので支えてあげました。
「周りは暗いのに足元だけが明るいのね…」
「何だかドキドキしますよ」
『こんなところに公衆浴場を作っていたなんて…』
シェリー、グレイス、ルーシャがそう言うと、他の皆も感想を言い合いながら付いて来ています。
立地から古刹に見えるように考えて作って、この世界の人達に異世界観を感じてもらえるようにしたのです。
「ようこそ、『シャルルの湯』へ(×全員)」
皆で階段を上りきると、開かれた門前に並んだドナと10人の従業員が一斉にお辞儀をし挨拶をしてきます。
開業時の演出にと僕がドナに勧めたものです。
「ド…ドナ…!?」
「はい、シェリー様。私、シャルル様に『シャルルの湯』の支配人を任されたのです」
「う…うん、ドナは働いていなかったみたいだからね。ちょうど良いかと…」
シェリーがこちらを見てくるのですぐにそう答えます。
従業員は王都の警備員が順番に受け持つことになっています。
ドナ達は背中に『シャルルの湯』と書かれたTシャツワンピースの上にエプロンを着けていました。
おそらく胸の大きさ等でTシャツだけでは腰回りがダボダボになる為、エプロンを着ける事で腰回りを紐で縛りスッキリさせているのでしょう。
腰回りを縛るだけなら前掛けタイプでも良かったのではと思いましたが…。
それにドナのエプロンだけ胸元に大きなハートマーク形の穴が開いているようです。
「さぁ、中に入ろう。まだ夜は冷えるからね」
「いらっしゃいませ~っ!(×10)」
「『こ…これは、凄いですね…(×全員)』」
「……」
皆が驚いているのは施設に対してではありません。
建物の中で出迎えてくれた従業員達が裸エプロン姿だったからです。
従業員用のエプロンの胸元には穴は開いていませんが、背中やお尻、横乳も丸見えなので僕も内心では驚きました。
まさか、ドナのエプロンの胸元が開いているのは…。
「皆様、お待たせしました~」
(やっぱりか…。それで前掛けじゃなくエプロンだったのか…)
ドナがシャツを脱いでくると、エプロンに開いた大きなハートマークからドナの胸の谷間が丸見えになっています。
ドナに聞くと、お客様が裸になる事に抵抗を持たないように、そしてお客様への対応で浴場内へ入る事もあるかもしれないのでこの恰好にしたそうです。
従業員達は若干恥ずかしそうですが、普段とは違い、あまりに無防備で変わった恰好が出来て喜んでいるみたいです。
「それでは皆様、受付で鍵を受け取って『入口』から奥にある脱衣場へどうぞ…」
「じゃあ、皆ゆっくり堪能してきてね」
『シャルルは一緒に入らないのですか?』
「うん、僕が入ってもね…。皆の感想を楽しみにしているよ」
それに僕が側にいない方が遠慮なくイクことが出来ると思います。
その間にドナ達と話をしておきましょう。
XX XY
「ドナ、皆を集めてくれるかな」
「はいっ。皆~、集合~!」
ドナの掛け声に従業員の皆が受付の前にビシッと整列し、僕に目線を向けてきます。
さすが警備員だけに統率が取れていますが…、裸エプロン姿なのがエロ過ぎます。
当然ドナ以外は今日初めて会った者ばかりですが、ユナとシェリーのパートナーと言うこともあり、さすがに名前を知らない者はおらず、僕を見て喜色満面の笑みを浮かべています。
「ドナ、従業員の皆の研修は終わったの?」
「何とか…。何回かに分けて行いましたが400人近くいますから、内容の更新や細かい事は班ごとに引き継ぎ連絡してもらう事にしました」
「なるほど、それは良い考えだね」
「警備員の皆もここでは従業員になるから、班ごとにお客様への対応が変わるような事はしないようにしてね」
一班約20人ほどで20班あるそうで、約半月に一度に受け持ちが回ってくる計算です。
「はいっ(×全員)」
「じゃあ、これから方針や料金について話すからね…」
僕はまずこの浴場に年齢制限があることについて説明します。
公衆浴場の目的は女性の覚醒を促す為なので、利用できるのは“女”になってから39歳までとします。
軌道に乗ったら月に一度は40歳以上限定の利用日を設けても良いかもしれません。
「それから料金は―――」
僕は料金体系を15歳未満、15歳~20歳未満、20歳~25歳未満、25歳以上と4つに分け、仕事を始めた若い女性ほど利用料を安くして来やすいように、25歳以上では一月に2回程度利用できる価格設定にしたことを説明します。
「さすがです、シャルル様…」
ドナの言葉に若そうな従業員の女性も嬉しそうな声を出しています。
「それから、お客様には最初にこのような紙を渡して欲しいんだ…」
ドナ達に前もって用意しておいたメンバーズカードのような物を見せます。
「これは…?」
「まず、初めて利用されるお客様に名前と年齢を書いてもらい、皆がそれを確認したら『シャルルの湯』の利用日を記入してあげます」
「1回来る度にこの小さなハート型の印を押して、10個集まるごとに飲み物一回無料券を差し上げる事にします」
「わぁ~っ(×全員)」
「そして…、20回通う事が出来ればナースの所で『手引書』を差し上げ、【治療】を受けられる券もあげる予定です」
その頃には現在計画中の『手引書』の初版も完成しているでしょう。
まだナースには話していませんが【治療】専用のスライムを預けておくつもりです。
もちろん券を使うか使わないかはお客様の判断です。
「シャルル…様…、そんな事まで…」
領民が女性器の観察を知ることに…?
私も領民ですが…。
ザワザワ…、ザワザワ…。
「シャルル様、『手引書』って何でしょうか?」
「【治療】って…?」
「ハハ…、それは秘密。皆も20回利用出来たら分かるよ」
「従業員の皆も当番の日は営業終了後に無料で利用しても良いからね。でも自分の休日に入りに来る時は有料だよ」
福利厚生も考えておかないとね。
「嬉しいです~っ(×全員)」
「じゃあ、他に何か問題は無いかな?」
それぞれの業務内容を再確認し、最後にスライム風呂のスライム達に【接続】して適宜浴場や浴槽の掃除をすることを指示しておきます。
XX XY
半刻ほどで皆がヨロヨロになって出てきました。
まぁ、すでに体験しているお風呂ばかりなので問題は無さそうです。
ただ、サリー、エバーミット、シクスエス、それにローレンとマーガレットはまだ慣れていないのか何度か気を失ったそうです。
今日は王城の調理担当者はいませんが、飲み物だけなら従業員だけでも提供できるようになっているので、練習に好きな飲み物を頼んでもらいます。
「シャルル、警備員達はどうですか?」
「シェリーのおかげで助かっているよ。皆頑張ってくれているし…」
「まさかドナが支配人だとは思いもしませんでしたけれどね」
「僕は意外に適役だと思っているよ」
良く考えたらルーシャ達に紹介していなかったのでこの機会に紹介しておきます。
『メロさんのお母様だったのね…』
「こんなに大きな胸の女性は初めて見た気がしますよ…」
「シクスエス、大きさより形が凄いんだよ…」
大きなボールの様に丸い胸はエプロンでギリギリ隠れているだけです。
「もう、シャルル様ったら…」
「シャルル、私の王都にも『シャルルの湯』を作ってくださいよ~」
「う~ん、ローマン帝国ではエルスタイン領都に作るつもりだったんだけれどね…」
「こうなったら王都にある方が公平かな…」
「フフ…、ありがとう、シャルル…」
『シャルルはグレイス様に甘いんだから…』
「まぁまぁ、エルスタイン領にはまた何か考えるよ…」
「グレイス、ここと同じように街から離れているけれど行き易い所を考えておいてね」
「分かりました、任せて下さい。“誕生の儀”までに検討しておきますね」
「グレイス様の“誕生の儀”はいつなのですか?」
「え~っと、6日後ですね。今すぐでも良さそうですが…」
「ハハ…、グレイスの時は僕が王城へ行くからね」
「うふっ、待っていますよ」
こうして無事予行演習は終了しました。
ドナ達にも浴場を解禁し、この後利用しても良いと伝えておきます。
フライングではありますが、従業員達もカードを作ってハートマークを押して嬉しそうにしていました。
この世界にもこうして何かを集める喜びが芽生えるのかもしれません。
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