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0章 ペガスの商人
ペガスステーキ
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砂吹き荒れる一面の荒野、そこに子供が捨てた人形の様に無造作に放置された石像があった。ダビデ像が如き全裸で肉肉しい巨像達はどれも苦悶の表情を浮かべある者は何かに手を伸ばし、ある者は逃げようと駆け、ある者は庇う様に両手を広げていた。
驚くべきはその大きさ。突き上げた腕は雲を掴まんばかりに高く、足元の木々や家々が枝葉や石ころほどにも感じる。その大きさには神々しさすらも感じてしまう。
彼らはかつて魔物達と戦い、そして敗れて石化された巨人族の守護者達。その足元に広がる町を守るべく命を賭した英雄達の成れの果てなのだ。
そして過去に人々を脅威から救った巨人達は、現在もその刺す様な日差しから人々を守っている。
私は今、その英雄達の足元にいる。
馬車の荷台から降りると御者に運賃を渡して身体を思い切り伸ばした。1週間近く馬車に揺られて身体中が凝ってるな。
さて、腹の虫が泣き喚いて止まないし、まずは腹拵えかな。レストランを探そう。
日傘屋、氷屋、扇子屋、鍛冶屋、宝石屋、石切屋、大通りの軒並みにはその町の特色がよく現れているものだ。流石は灼熱の鉱業の町といったところか。
その中で私はようやく一件ステーキ屋を見つけると脇目も振らずその扉を開けた。昼間からステーキかぁと思わないでもないが、馬車の上で携帯食が尽きて昨日の昼から何も食べてないのだ。背に腹は抱えられまい。
店に入ると真っ先にカウンター席についた。そして壁にかけられた商品の札を眺めて一番最初に目についた料理をカウンターにいる店主に向けて注文する。
「ミディアムペガスステーキとミルク」
その注文を聞いた店主は直ちに棚から金属ジョッキを取り上げるとそれをカウンター裏で何かにザプンと落として引き上げた。そうするとあら不思議注文から2秒でジョッキ一杯のミルクの完成。取手までベタベタだとか衛生面は大丈夫かとかこの際言うまい。
ミルクでゴクリと乾いた喉を鳴らし、一息ついたところで私はようやく落ち着いて店内を見渡すことができた。
流石は巨人の街と言ったところか、酒場の中にまばらにいる人々みな身体が大きく筋骨隆々。まぁ並外れた体躯かと言われれば違うけど、軒並みと同じくこのペガスの町の特色をよく体現しているようだった。
巨人族の守った町というだけでなく、ペガスは金をはじめとした鉱物の産地で住民のほとんどは鉱夫として働いている。そのせいか、この町ではどこにいても小麦色の肌をした屈強な男衆ばかりみかける。
そんな彼らはまさに自分と同じステーキを頼み、食べているわけだが…やはりというか何というか、体躯に合わせてかやたらと肉がデカいな…。私が両手を並べて一杯に広げてもはみ出る程の巨大な一枚肉。彼らはそれをハサミでざっくばらんに切り分けてフォークに引っ掛け頬張っている。肉汁が切れ目から滴り、なるほどいい仕事をしているのがわかる焼き目のステーキだが、半分でもあの量は食えそうにないな。あれがミディアムサイズでない事を祈ろう。
「あんた、ペガスは初めてか?」
不意に太った店主が肉塊を切り分けながら話してくる。まさに肉屋の店主といった風貌の彼の声はガラガラでいかにも肉肉しいといった感じだ。
「はい。この町で店を始めようと思いまして」
「そうかぁ。あんた職は?」
「えっと…商人…ですかね」
「ん?行商なのに店を構えるのか?」
「ええと…まぁ、はい」
正確には行商じゃないんだけど…。
顧客でもない相手に自分の職業を端的に説明するのって難しいな…。正直あんまり突っ込まないで欲しい。
「どんなモンを売るんだい?魔法道具か?武器か?」
「その…色んなものを、手広くですね」
「ハハハ、兄ちゃん、若いから色々手を出したくなるのもわかるが、商売は手広く浅くなんてやらない方がいいぞ」
「…はぁ」
「ウチは隣の店で肉屋も開いてるが、肉だけでも大変だ。提供の仕方、肉の保管方法、骨の処理、その他諸々…。その中でも客や仕入れ先との信頼関係を作るのが一番難しいんだ」
「なるほど、タメになります」
新人商人がなんかだと思われてんのかな。これ以上店主の年長者マウントを聞く事になる前に早くステーキ出てきてくれないかなぁ…。
しかしまぁ、情報収集はそのうちするつもりだったから、話に乗りつつこの町の事を聞くか。
「仕入れ先と言いましたけど、そういえばこの町、牧場あるのですか?こちらに向かう時周囲に見なかった気がするのですが」
「ああ、ノウ(牛の様な家畜)は暑さに弱いからな。町の外の荒野では育てられないんだ。だから町の中にある巨人の日陰で畜産農家をしてる奴がいるんだ。ここの肉はそこから仕入れてる」
「でもそれだと敷地は広くないですから仕入れられる量は少ないんじゃないですか?別の仕入れ方法もあるのでは?」
「お兄さん中々鋭いね。その通り、足りない時はキャラバンから仕入れる時もある。ちょっと割高だがな」
「キャラバン、って各地を集団で回ってる商人達の事ですよね?」
「ああ。それもウチに寄ってくるのは東大陸で一番大きなキャラバン、カル・カボネ隊商だ。お前さん、この町で行商をやるつもりならそのキャラバンが商売敵になるかもしれん。覚悟するんだぞ」
なるほどな…競合他社が既に存在してるわけか。これは少し考えて商売をする必要があるな。
「ほれ、コレがうちの店自慢のペガス・ノウのサーロインステーキだ。上手いぞ~」
そう言って出される熱々の鉄板に乗ったステーキ。程よい脂と噛み切れるように切り込みを入れた筋、肉汁を滲ませる赤みの上で香草入りのバタークリームが溶け、えもいわれぬ香ばしい匂いを演出していた。添えつけの野菜も熱々の鉄板の上ですら瑞々しさを失わない逸品だ。
ただ一つ問題があるとするなら、案の定の規格外の大きさと厚さ、これだ。いつもなら怯んで店主に残すかも知れないと断りをいれる所だが、今は空腹の胃がはやく入れてくれと容量を広げて待ち構えている。少食の私でもコレには我慢ができないな。
そして脳が胃に支配された私は、一度手に持ったハサミとフォークを置き、両手を合わせて思わずこの世界には無い日本語で言ってしまった。
「いただきます」
驚くべきはその大きさ。突き上げた腕は雲を掴まんばかりに高く、足元の木々や家々が枝葉や石ころほどにも感じる。その大きさには神々しさすらも感じてしまう。
彼らはかつて魔物達と戦い、そして敗れて石化された巨人族の守護者達。その足元に広がる町を守るべく命を賭した英雄達の成れの果てなのだ。
そして過去に人々を脅威から救った巨人達は、現在もその刺す様な日差しから人々を守っている。
私は今、その英雄達の足元にいる。
馬車の荷台から降りると御者に運賃を渡して身体を思い切り伸ばした。1週間近く馬車に揺られて身体中が凝ってるな。
さて、腹の虫が泣き喚いて止まないし、まずは腹拵えかな。レストランを探そう。
日傘屋、氷屋、扇子屋、鍛冶屋、宝石屋、石切屋、大通りの軒並みにはその町の特色がよく現れているものだ。流石は灼熱の鉱業の町といったところか。
その中で私はようやく一件ステーキ屋を見つけると脇目も振らずその扉を開けた。昼間からステーキかぁと思わないでもないが、馬車の上で携帯食が尽きて昨日の昼から何も食べてないのだ。背に腹は抱えられまい。
店に入ると真っ先にカウンター席についた。そして壁にかけられた商品の札を眺めて一番最初に目についた料理をカウンターにいる店主に向けて注文する。
「ミディアムペガスステーキとミルク」
その注文を聞いた店主は直ちに棚から金属ジョッキを取り上げるとそれをカウンター裏で何かにザプンと落として引き上げた。そうするとあら不思議注文から2秒でジョッキ一杯のミルクの完成。取手までベタベタだとか衛生面は大丈夫かとかこの際言うまい。
ミルクでゴクリと乾いた喉を鳴らし、一息ついたところで私はようやく落ち着いて店内を見渡すことができた。
流石は巨人の街と言ったところか、酒場の中にまばらにいる人々みな身体が大きく筋骨隆々。まぁ並外れた体躯かと言われれば違うけど、軒並みと同じくこのペガスの町の特色をよく体現しているようだった。
巨人族の守った町というだけでなく、ペガスは金をはじめとした鉱物の産地で住民のほとんどは鉱夫として働いている。そのせいか、この町ではどこにいても小麦色の肌をした屈強な男衆ばかりみかける。
そんな彼らはまさに自分と同じステーキを頼み、食べているわけだが…やはりというか何というか、体躯に合わせてかやたらと肉がデカいな…。私が両手を並べて一杯に広げてもはみ出る程の巨大な一枚肉。彼らはそれをハサミでざっくばらんに切り分けてフォークに引っ掛け頬張っている。肉汁が切れ目から滴り、なるほどいい仕事をしているのがわかる焼き目のステーキだが、半分でもあの量は食えそうにないな。あれがミディアムサイズでない事を祈ろう。
「あんた、ペガスは初めてか?」
不意に太った店主が肉塊を切り分けながら話してくる。まさに肉屋の店主といった風貌の彼の声はガラガラでいかにも肉肉しいといった感じだ。
「はい。この町で店を始めようと思いまして」
「そうかぁ。あんた職は?」
「えっと…商人…ですかね」
「ん?行商なのに店を構えるのか?」
「ええと…まぁ、はい」
正確には行商じゃないんだけど…。
顧客でもない相手に自分の職業を端的に説明するのって難しいな…。正直あんまり突っ込まないで欲しい。
「どんなモンを売るんだい?魔法道具か?武器か?」
「その…色んなものを、手広くですね」
「ハハハ、兄ちゃん、若いから色々手を出したくなるのもわかるが、商売は手広く浅くなんてやらない方がいいぞ」
「…はぁ」
「ウチは隣の店で肉屋も開いてるが、肉だけでも大変だ。提供の仕方、肉の保管方法、骨の処理、その他諸々…。その中でも客や仕入れ先との信頼関係を作るのが一番難しいんだ」
「なるほど、タメになります」
新人商人がなんかだと思われてんのかな。これ以上店主の年長者マウントを聞く事になる前に早くステーキ出てきてくれないかなぁ…。
しかしまぁ、情報収集はそのうちするつもりだったから、話に乗りつつこの町の事を聞くか。
「仕入れ先と言いましたけど、そういえばこの町、牧場あるのですか?こちらに向かう時周囲に見なかった気がするのですが」
「ああ、ノウ(牛の様な家畜)は暑さに弱いからな。町の外の荒野では育てられないんだ。だから町の中にある巨人の日陰で畜産農家をしてる奴がいるんだ。ここの肉はそこから仕入れてる」
「でもそれだと敷地は広くないですから仕入れられる量は少ないんじゃないですか?別の仕入れ方法もあるのでは?」
「お兄さん中々鋭いね。その通り、足りない時はキャラバンから仕入れる時もある。ちょっと割高だがな」
「キャラバン、って各地を集団で回ってる商人達の事ですよね?」
「ああ。それもウチに寄ってくるのは東大陸で一番大きなキャラバン、カル・カボネ隊商だ。お前さん、この町で行商をやるつもりならそのキャラバンが商売敵になるかもしれん。覚悟するんだぞ」
なるほどな…競合他社が既に存在してるわけか。これは少し考えて商売をする必要があるな。
「ほれ、コレがうちの店自慢のペガス・ノウのサーロインステーキだ。上手いぞ~」
そう言って出される熱々の鉄板に乗ったステーキ。程よい脂と噛み切れるように切り込みを入れた筋、肉汁を滲ませる赤みの上で香草入りのバタークリームが溶け、えもいわれぬ香ばしい匂いを演出していた。添えつけの野菜も熱々の鉄板の上ですら瑞々しさを失わない逸品だ。
ただ一つ問題があるとするなら、案の定の規格外の大きさと厚さ、これだ。いつもなら怯んで店主に残すかも知れないと断りをいれる所だが、今は空腹の胃がはやく入れてくれと容量を広げて待ち構えている。少食の私でもコレには我慢ができないな。
そして脳が胃に支配された私は、一度手に持ったハサミとフォークを置き、両手を合わせて思わずこの世界には無い日本語で言ってしまった。
「いただきます」
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