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第5章 ランドバルク王国王女イグレーヌ
イグレーヌ02
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そして、わたしたちはレジスタンスとなって戦った。
ただ、相手は黒騎士という最強の部隊を配下におさめていた。
黒騎士は騎士の中でもエリート集団。
ランスロットも元黒騎士隊長だ。
今の黒騎士隊隊長フランシスもかなりの強者だった。
しかし、ランスロットのような信念はなく、ただの戦闘狂という男だ。
人を殺すことをなんとも思わない。
ある意味、ブラッドリーとうまがあうのかもしれない。
普通ならそれでもランスロットのほうが上だった。
それなのに、黒騎士隊に悪魔が力を貸した。
悪魔の薬を黒騎士隊に渡したのだ。
悪魔の薬というのは、一時的に身体能力を上げるもの。
飲んだ直後は強くなるが、身体を蝕む。
一種の毒なのだ。
フランシスは部下を取り換えのきく便利な奴隷くらいにしか思っていない。
彼は黒騎士隊に悪魔の薬を使うことを厭わなかった。
黒騎士の中隊長クラスがみんなランスロット並みの強さになるのだ。
結局、ちょっとした隙をついてわたしがさらわれることとなった。
それを助けるために、ランスロットが右腕を落としたのだ。
この戦いはわたしが殺されたら終わり。
だから、そのままわたしを刺し殺せばよかったのだ。
だけど、ランスロットが利き腕を落としたことで、彼らはレジスタンスの最強戦力を削げると思ってしまったのだ。
片腕のランスロットには勝てると。
ところが、ランスロットはその一瞬の隙を見逃さなかった。
黒騎士の中隊長3人を斬って、わたしを救って逃亡したのだ。
枢機卿エヴァンスは、一度王都を離れることを提案した。
それで、最少人数での旅となったのだ。
今は深淵の森に沿ってフリード共和国を目指している。
本当に力を貸してくれるかどうかわからない。
でもエヴァンスがいる。
彼はランドバルクの頭脳だ。
姫はただいるだけで姫なんです。
姫がいるだけで交渉材料として十分です。
エヴァンスはこう言う。
わたしはそれを信じる。
エヴァンスもランスロット以上にすごい人なんだ。
「そろそろ、なにかありそうですね。
彼らとしては、国境を超えるまでにわたしたちをなんとかしないとなりません。
国境を超えたら安全というものではありませんが、わたしなら自国の領土かどこの領土でもない深淵の森で仕留めます。
気を引き締めましょう。
もうランスロットさんの無茶なやり方は通用しません」
エヴァンスはわたしたちに言う。
「大丈夫だ。
今度は姫には追っ手を近づけん」
ランスロットは笑う。
その時後ろに黒い騎士たちが追ってくる姿が見えた。
ただ、相手は黒騎士という最強の部隊を配下におさめていた。
黒騎士は騎士の中でもエリート集団。
ランスロットも元黒騎士隊長だ。
今の黒騎士隊隊長フランシスもかなりの強者だった。
しかし、ランスロットのような信念はなく、ただの戦闘狂という男だ。
人を殺すことをなんとも思わない。
ある意味、ブラッドリーとうまがあうのかもしれない。
普通ならそれでもランスロットのほうが上だった。
それなのに、黒騎士隊に悪魔が力を貸した。
悪魔の薬を黒騎士隊に渡したのだ。
悪魔の薬というのは、一時的に身体能力を上げるもの。
飲んだ直後は強くなるが、身体を蝕む。
一種の毒なのだ。
フランシスは部下を取り換えのきく便利な奴隷くらいにしか思っていない。
彼は黒騎士隊に悪魔の薬を使うことを厭わなかった。
黒騎士の中隊長クラスがみんなランスロット並みの強さになるのだ。
結局、ちょっとした隙をついてわたしがさらわれることとなった。
それを助けるために、ランスロットが右腕を落としたのだ。
この戦いはわたしが殺されたら終わり。
だから、そのままわたしを刺し殺せばよかったのだ。
だけど、ランスロットが利き腕を落としたことで、彼らはレジスタンスの最強戦力を削げると思ってしまったのだ。
片腕のランスロットには勝てると。
ところが、ランスロットはその一瞬の隙を見逃さなかった。
黒騎士の中隊長3人を斬って、わたしを救って逃亡したのだ。
枢機卿エヴァンスは、一度王都を離れることを提案した。
それで、最少人数での旅となったのだ。
今は深淵の森に沿ってフリード共和国を目指している。
本当に力を貸してくれるかどうかわからない。
でもエヴァンスがいる。
彼はランドバルクの頭脳だ。
姫はただいるだけで姫なんです。
姫がいるだけで交渉材料として十分です。
エヴァンスはこう言う。
わたしはそれを信じる。
エヴァンスもランスロット以上にすごい人なんだ。
「そろそろ、なにかありそうですね。
彼らとしては、国境を超えるまでにわたしたちをなんとかしないとなりません。
国境を超えたら安全というものではありませんが、わたしなら自国の領土かどこの領土でもない深淵の森で仕留めます。
気を引き締めましょう。
もうランスロットさんの無茶なやり方は通用しません」
エヴァンスはわたしたちに言う。
「大丈夫だ。
今度は姫には追っ手を近づけん」
ランスロットは笑う。
その時後ろに黒い騎士たちが追ってくる姿が見えた。
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