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第5章 ランドバルク王国王女イグレーヌ
炎王アッシュ08
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これは最近見つけた技。
身体に闘気を巡らせるのだ。
旅の途中、魔獣とかと戦うのが面倒なときに使うのだ。
こうすると相手は勝手に逃げて行ってくれるのだ。
人間相手に使うのは初めてなんだけど、うまくいったみたいだ。
やっぱ、ミリアのやり方では角がたつ。
これなら、気絶するだけなのだ。
さて、あの人がブラッドリー王だよね。
王冠かぶってるし、なんか豪華な服来てるし。
ぼくたちは王のところへあるいていく。
ここで待たせてもらうように交渉するつもりだ。
S級冒険者のカードを見せて、怪しいものじゃないってわかってもらうのだ。
「な、なんだお前らは!」
ブラッドリー王はぼくたちに問う。
「アッシュって言います。いちおうS級冒険者です。
こちらにランスロットさんたちが来てませんか」
ちゃんと自己紹介する。
「ランスロットだって。
あいつらがここに来るのか」
王様は驚いた顔で聞いてくる。
それはそうだ。ランスロットさんは王様を倒しにくるんだものな。
「ええ、ここに来てブラッドリー王を倒すって言ってました。
まだみたいなら待たせてもらってもいいですか?
お気遣いはいりません。ね、ミリア。
そこらへんで座って待っていますので」
広間の端のほうを指さす。
「うん、お菓子とか飲み物も持ってきてます」
ミリアが荷物を叩いて微笑む。
さすがにミリアだ。準備がいい。
たぶんミリアはいいお嫁さんになる。
可愛いしスタイルはいいし、性格はいいし、魔法とかすごい。
冒険者仲間はミリアの彼氏になるのはアッシュしかいないっていうけどね。
そうならいいなって思う。
ミリアは王様の返事も待たずに、王座のすみっこにレジャーシートをひいている。
そこにすわって、おやつの用意をする。
ちょうど、小腹が減ってたんだ。
イグレーヌさんたちに追いつくように急いでたからね。
「おまえら!王の前だぞ。
舐めてるのか」
そう言って、一人の剣士がこっちに近づいてくる。
なんか、騎士とは違う恰好だ。
「アッシュ、そいつはやばい!」
そのとたん、横の扉が開いてランスロットさんたち3人が部屋に入ってくるのだった。
身体に闘気を巡らせるのだ。
旅の途中、魔獣とかと戦うのが面倒なときに使うのだ。
こうすると相手は勝手に逃げて行ってくれるのだ。
人間相手に使うのは初めてなんだけど、うまくいったみたいだ。
やっぱ、ミリアのやり方では角がたつ。
これなら、気絶するだけなのだ。
さて、あの人がブラッドリー王だよね。
王冠かぶってるし、なんか豪華な服来てるし。
ぼくたちは王のところへあるいていく。
ここで待たせてもらうように交渉するつもりだ。
S級冒険者のカードを見せて、怪しいものじゃないってわかってもらうのだ。
「な、なんだお前らは!」
ブラッドリー王はぼくたちに問う。
「アッシュって言います。いちおうS級冒険者です。
こちらにランスロットさんたちが来てませんか」
ちゃんと自己紹介する。
「ランスロットだって。
あいつらがここに来るのか」
王様は驚いた顔で聞いてくる。
それはそうだ。ランスロットさんは王様を倒しにくるんだものな。
「ええ、ここに来てブラッドリー王を倒すって言ってました。
まだみたいなら待たせてもらってもいいですか?
お気遣いはいりません。ね、ミリア。
そこらへんで座って待っていますので」
広間の端のほうを指さす。
「うん、お菓子とか飲み物も持ってきてます」
ミリアが荷物を叩いて微笑む。
さすがにミリアだ。準備がいい。
たぶんミリアはいいお嫁さんになる。
可愛いしスタイルはいいし、性格はいいし、魔法とかすごい。
冒険者仲間はミリアの彼氏になるのはアッシュしかいないっていうけどね。
そうならいいなって思う。
ミリアは王様の返事も待たずに、王座のすみっこにレジャーシートをひいている。
そこにすわって、おやつの用意をする。
ちょうど、小腹が減ってたんだ。
イグレーヌさんたちに追いつくように急いでたからね。
「おまえら!王の前だぞ。
舐めてるのか」
そう言って、一人の剣士がこっちに近づいてくる。
なんか、騎士とは違う恰好だ。
「アッシュ、そいつはやばい!」
そのとたん、横の扉が開いてランスロットさんたち3人が部屋に入ってくるのだった。
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