Realize・Id  ~統境浪漫譚~

86式中年

文字の大きさ
4 / 56
本編 『起』

第一章 珍客、来たりて

しおりを挟む
 灰村高虎にとって、寝起きというのは重要な物だ。

 タバコと酒とカフェインに係る不摂生に因って、中年に差し掛かりつつある今は多少なりに高血圧になりつつあるが、もっと若い頃の彼は低血圧気味でありその頃の慣習というのは中々抜けない。

 比較的眠りが浅いせいか断続的な睡眠を長時間取る傾向にあり、その過程を邪魔されるのをとかく嫌う。いきなり暴れだすほどではないが、用もなく起こされたなら一発殴っても文句は言われないだろうと考えて躊躇いなく実行する程度だ。

 有り体に言えば、寝起きが悪い。

 そんな彼だが、状況によっては不機嫌オーラを出す程度で済むこともある。前述の通り、用があればいいのだ。と言っても、しょうもない用では駄目だ。その辺りの見極めは付き合いの長さが必要だ。

 であるからこそ。

「お客さん。仕事の依頼だってさ」

 身体だけの関係とは言え、馴染みの女に仕事だと起こされれば、不満ながらも身を起こさざるを得ない。

「………今、何時だ?」
「12時前。あたし、今日出勤だからもう少し寝とくねー」

 入れ替わるようにして下着姿の女がベッドに沈んでいった。化粧は落としてありド素っぴん。寝起きも手伝って緩く長い茶髪はボサボサ。香水の香りも飛んで、情事の後の匂いが部屋に漂っていて彼女も纏っていた。

 せめてもの気遣いなのか下着は身につけて客を迎えたようだが、来客に対するまともな対応ではない。

(―――まぁ、俺の客なんざ、まともな奴はいねぇが)

 灰村自身、商売柄アングラな連中との付き合いが多いとは自認している。

 堅気の付き合いもあるにはあるが、ほぼ同棲状態にあって知り合いがほぼ共通している彼女が客の名前を告げなかったことから、その線ではないだろう。

 朝っぱらから何処のどいつだ、と昼の11時半を過ぎた時計を睨めつけ、灰村はベッドからのそのそと抜け出し、フローリングに放り出した衣類を回収して身につけた。と言っても寝起きの不機嫌さもあってか、白のスラックスに黒のワイシャツを袖に通しただけのラフな格好だ。最後に部屋の姿見で寝癖を手櫛で押さえつける。

 鏡に写るのは二十八年連れ添った自分自身だ。言い表すなら恵体の二文字。

 生まれ持った長身と若い頃に鍛えた筋肉は荒事に重宝するし、幼い頃はコンプレックスだった鋭い双眸も相手を威圧するのに役に立つ。昔、対立した極道の長相手に殴り込みかけた時『虎みてぇに無駄のない身体してんな』と褒められたのを思い出す。

 適当に身だしなみを整えると、のんきにすぴょすぴょ寝息を立て始めた女を一瞥して、起こさないように部屋を出た。

 賃貸の雑居ビルだ。大した間取りではないので、扉を開けてすぐが仕事場兼事務所兼リビングになっている。

 そして応接間代わりにしているソファ周辺に、三人の影を認めた。

「―――いつから俺の家はコスプレ喫茶になったんだ?」

 ソファに足を組んで座っている青年と、その背後に控えるメイド二人。それが三人の内訳だった。

 そう、メイド二人である。丈が短く露出の高いお色気優先のフレンチメイドでは無く、由緒正しきヴィクトリアンメイドである。フリルなどの装飾で見る方にも寄せてはあるものの、実務寄りだった。片方は十代半ばぐらいの金髪を巻き上げた少女、もう片方は長身で、長い赤毛が特徴的な女だ。どちらも日本人ではない。

 おそらくそれだと判断できるのは青年の方だ。紺のスーツに身を包んだその青年の容貌は東洋人だと判断できるが、瞳だけが紫色だ。カラコンならば痛々しいコスプレで済むが、その姿を捉えるだけで灰村の首筋がチリと疼く。アングラな世界に身を置いて、今まで五体満足でいられたのはこうした危機察知能力に依る部分が大きい。

 鉄火場に馴染んだ匂いが、この青年とメイド二人からする。

(適合者―――だ、な。恐らく。歳から考えれば教練校生でもおかしかねぇが、どうにもそうした緩さが無ぇ。空気が締まるような雰囲気と圧迫感。見た目の年齢を考えれば、傭兵か………?)

 胸中で客の素性を考察する灰村を面白がるようにして、少年がくっくと喉を鳴らす。

「おいおい、儂等のことをどうこう言えんのか?受付のねーちゃんからして下着姿なのに?」
「ありゃ受付じゃなくて単なる同居人だ。手前ぇん家でそいつがどんな格好してようがそいつの勝手だろうが」
「であらば私達がマスターにこの服装で傅くのも勝手ですね。なぜなら私達はマスターのメイドですので」

 至極まっとうな正論で返してやると、金髪のメイドが割って入ってきた。

「アシュリー」
「出過ぎた真似を。ご容赦くださいマスター」

 こちらが何かを言う前に赤毛のメイドがそれを掣肘し、金髪のメイドは主人であろう青年に頭を下げた。青年の方は一瞥もせずひらひらと片手を振って鷹揚な態度でこちらを見ていた。

 人の上に立つことに慣れている、と灰村は思った。あまり見た目通りの年齢と思わないほうがいいのかもしれないと警戒していると、青年の方から口火を切った。

「悪いな。アポもなしに突撃しちまって」
「全くだ。俺は惰眠を貪るのが唯一の楽しみなんだよ。それを邪魔されたとあっちゃぁ機嫌も悪くならぁよ。相手が客だろうとな。覚えとけ傾奇者」
「儂自身、傾いてるつもりはねぇんだがなぁ。それにしてもお前さん、年の割に随分と老け込んだ趣味だな」
「うるせぇよ。で、一体どこの誰から俺の話聞いた?ウチは一見さんお断りだ。紹介なけりゃ仕事は受けねぇぞ」

 灰村が扱う仕事というのは俗にいう裏稼業だ。法律に抵触どころか真っ向から反逆している。であるからこそ、信用こそがモノを言う。皮肉なことだが、互いに脛に傷を持つからこそ、クレジットヒストリーやヌルい友誼よりも信用ができる。金や友情は裏切りがあるが、共通の足枷は裏切らないが灰村の信条であった。

 文字通りの『便利屋』。最近は歓楽街の用心棒ぐらいしかしていないが、悪党相手の闇討ちや極道相手に殴り込みぐらいは過去にはしてきた。その影響か知己は広く、情報屋の真似事もできる。

 それを察したのか、青年は懐から端末を取り出して投げて寄越してきた。灰村はそれを受け取ると、その時点で誰の紹介なのか察したがそのままスイッチを入れてパスワードを入れる。

 ある人物とのやり取りだけに持たせてある特注の個人用統合端末―――PITだ。メールなどの電子だけでのやり取りだけではセキュリティ上問題がある、と指摘したら『じゃぁアナログを混ぜようぜ』と言い出したのが始まりだった。パスワードは互いしか知らず、最低限の紹介内容と顧客情報を記して客をメッセンジャー替わりに運ばせる。

 言ってしまえば手形のようなものだ。

「LAKIからだ。この界隈でアングラな部分に物理的に探り入れるなら、ハイドラ―――『便利屋』のお前さんに頼むのが一番だと聞いた」
「アイツか。あの引き篭もりとよく接触できたな。アイツに接触したがるやつは多いし、大抵は俺が仲介するが、その逆は初めてだ」

 紹介元はPITを受け取った時点で分かっていたが、敢えて素知らぬ顔で灰村はそういった。

「儂の手勢に電脳界特化のメイドがいてな。詳しくは知らんのだが、そっちの界隈じゃLAKIに勝るとも劣らないぐらい有名なんだと。その伝手で頼ったら、借りもあるからと結構素直に紹介してもらえたぞ」

 ほぅ、と軽く頷いてみせる灰村だが、内心ではなかなか驚いていた。

 LAKIと呼ばれる人物は少々人格というか人間性というか、そうした部分に若干問題を抱えている。決して悪人ではないものの、コミュニケーション能力―――いや、性格に軽度の問題があるため、アレを説き伏せて誰かを紹介させるとなると、その時点で結構な難易度が高いし、身元を割るとなると無理筋レベルになる。少なくとも対電脳界能力がずば抜けた人材でなければ接触も出来ないだろう。

(名前は飛崎連時。元傭兵で現鐘渡教練校生?しかも所属が第一班配属予定だったが事情不明で白紙に戻った?第一班といやぁ、基本的に適合クラスExで構成される文字通りのエリートじゃねぇか。何でそこを跳ねられてんだ?というかそんな奴が一体何の用で………人探し、だぁ………?)

 さりげなくPITに視線を巡らせてLAKIが記した情報を収集する。その最後には、特大案件の為相談必須と記されていた。

(つまり先走って一人で決めるなと。―――明日は槍でも降るのか?)

 相手が目下というのもあって、LAKIの面倒を何年も見ている為か、灰村は某からは兄のように慕われ頼られている。これは自惚れではなく自覚だ。であるからこそ、LAKIは今まで一度として灰村の仕事に口を挟んだことはない。フォローやサポートを頼んだことはあるが、こちらが頼まなければ決して手を出さないのだ。裏を返せばそれはこちらがヘマをしないという信頼の証であった。

 にも関わらず、今回に限っては必ず相談しろと言って来ている。

「因みに向こうにも仕事を頼んである。今回の件はあいつとの共同だな」
「で、内容は?」
「お?引き受けてもらえるのか?」

 のほほんと返してくる青年―――飛崎に対し、灰村は胸中の警戒を悟られないように至って平静に言ってみせる。

「聞いてからだ。因みに、聞いたら引き返せないとか吐かすようなら俺はここで降りる」
「強気だなぁ」
「これはビジネスだ。つまり対等な関係で話を詰めるべきだろうが」
「そりゃそうだが―――旧世紀のサラリーマンに聞かせてやりたい台詞だわ」
「個人事業主と勤め人を一緒にすんなよ。こちとら社会的に保護されない代わりに好き勝手やってるだけだ」

 そんなもんかね、と肩をすくめた飛崎は軽い調子で喋りだした。

「永田建設って会社に聞き覚えは?」
「聞き覚えも何も、ありゃぁ辻広会のフロント企業………また面倒な名前が出てきたな」

 現在、統境圏の裏社会は3つの勢力で均衡を保っている。辻広会はその中の一つだ。灰村が懇意にしている反社会勢力の敵対組織である上、灰村自身もそこそこ因縁がある組織なので馴染みは深い。同時に、憂鬱になる名前でもあった。

「勘がいい。と言っても、辻広会に手を出せって話じゃない。そいつらの資金源の方を知りたくてな」
「資金源?奴らは手広くやってるが、メインの資金源は複数の会社の経営と地上げや密漁関係だぞ。こう言っちゃ何だが、比較的真っ当だ」
「最近になって薬にも一つルートを増やしてんだよ。ブルーブラッドってLSDを聞いたことは?」
「この頃ガキどもの間で流行ってるペーパーアシッドか。格安でそこら中にバラ撒いてるから販路が複雑で大本がどこか分からなかったが、そうか、辻広会が元締めかよ」

 確か出回り始めたのはここ二、三ヶ月前だったと灰村は記憶している。

 こうした違法薬物は大体が海外発で、ある程度の噂が出てからゆっくりと浸透していくのが常であるが、ブルーブラッドに関して言えばそんな噂も前兆もなく、いきりなりぽっと現れ、一気に広まった。使用者に曰く、副作用も中毒性も無く且つ格安でブッ飛べる手軽さがウリだそうだ。どう考えても怪しさ満載である。

 最近、それ絡みの騒動が増えた。圏警も圏軍も対処に追われているが、こうまで爆発的に供給されると収束に至れないらしい。

「いや、調べてほしいのは正確には卸業者の方だ。実際に調合して納品しているのは別の組織になる」

 飛崎の言葉に灰村は思考を巡らせる。

 薬物精製の能力と設備と資金力を持っていて、且つ関東一円の三大勢力を仲介業者に出来る程の力を持つ組織。そんなものは自ずと限定される。

「海外勢力か………」

 正答を言い当てた灰村に、飛崎はやっとその名を出した。

「JUDAS。儂が知りたいのはそいつらの情報だ」
「テロリストじゃねぇか!」

 国際テロ組織の中でも誰しもが狂信者と評価を下すカルト教団だ。

 裏切り者、と言う名が示す通り人類種の裏切り者を自称しており、天使なる存在に昇華するために日夜世界中でのテロ活動に余念が無いはた迷惑極まりない集団である。

 1999年の『大崩壊』以降、徐々に台頭し、半世紀後の現在では世界各国に拠点まで拵えている大規模な組織に成長しているグローバルカルト。彼等はそんな存在であった。

「個人的に連中とは因縁があってよ。本来の目的は別にあるんだが、儂の目的とJUDASは連動してるようでな。だからJUDASを追ってけば目的にも自然と近づくだろうと判断した」
「正直関わりたくねぇな」

 一体どんな因縁かは知らないが、口をついて出た言葉が灰村の本音だった。飛崎はだろうな、と肩をすくめて。

「日本みたいに神道仏教の宗教観が土着しきって殆どほぼ意識しないレベルで、信仰してる宗教はと問われても無宗教ですって言っちまうような緩い連中ならともかく、世界の宗教勢力はガチだからな。信仰の名の下に聖戦と言う名の虐殺するぐらいには」
「異教徒や異人種は畜生だから何しても良いって本気で言うからな、海外の宗教家ってのは。面倒だ」

 世界最大の宗教でさえ過去には迫害や虐殺を引き起こしている。長い歴史を持つ宗教でさえ自浄作用が効かないレベルで暴走することもあるのだから、設立半世紀も立たない未成熟な新興宗教など何をいわんや、だ。

 尤も、その暴走が既に半世紀続いているのは極めて根深い問題なのだが、そこは政治家でも役人でもない二人には関わり合いのない話だ。カルト如何に拘わらず宗教は面倒、その共通認識があればいい。

「で?そいつらの何を洗えばいい?」
「やりたくないとも出来ないとも言わんのだな」
「やれるやれないは内容を聞いてからだ。こちとら定収入があるわけでもないからな。金払いのいい依頼なら多少のリスクは負うし、リスクとリターンが釣り合わなければやらねぇ」

 世の中、ノーリスクな仕事などは有りはしない。デスクワークでさえ減俸や左遷、解雇や倒産といったリスクを潜在的に抱えている。どんな仕事でもリスクに似合ったリターンを設定できるかどうかが肝要なのだ。

 そして灰村の勘は、この客はリターンの払いだけはいいと告げている。

「JUDAS内部に食客として招かれている奴がいるはずだ。そいつの情報が知りたい」
「今そいつに関する情報はどこまで持ってる?」
「ほぼ無い。儂も独自にJUDASを調べてみてな。物資や機材、資金の流れと目撃証言からおそらくその中に匿われているであろうことは突き止めたのだが―――元々が謎の多い奴でな。確定している情報といえば、そいつの通り名ぐらいか」
「有名人か。その名は?」

 灰村は訪ねた瞬間、空気が凍った音がした。

 幻聴だ。幻聴だが、今、確実に目の前の青年の雰囲気が変わった。そしてその真意を悟る前に。

「―――『無貌』」

 飛崎は静かに、厳かに言い放つ。

 確かな殺意の熱量を以て、紫の瞳が妖しく輝いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

​『5階にトラック突撃!?ポンコツ女神の使役権と地球通販を得た医学生、辺境の村でワスプ薙刀と現代医療を駆使し最強防衛ライフを始める』

月神世一
ファンタジー
マンションの5階でカレーを作っていたら、なぜかトラックが突っ込んできた件。 ​外科医を目指す医学生・中村優太(24)は、特製の絶品バターチキンカレーを食べる寸前、マンションの「5階」に突撃してきた理不尽なトラックによって命を落としてしまう。 ​目を覚ますと、そこはコタツでカップ麺を啜るジャージ姿の駄女神・ルチアナの部屋だった。 「飲み会があるから定時で帰りたい」と適当な理由で異世界転移をさせられそうになる優太だったが、怒りのガラポン抽選でユニークスキル【地球ショッピング】と【女神ルチアナこき使い権】を引き当てる! ​かくして、ポンコツ女神を強制連行して剣と魔法の世界『アナステシア』に降り立った優太。 しかし、彼にはただのチートスキルだけではない、元SEALs直伝の「CQB(近接戦闘術)」、有段者の「薙刀術」、そして何より「現代医療の知識」があった――! ​降り立った辺境のポポロ村で彼を待っていたのは、クセが強すぎる住人たち。 ​キャルル: マッハの飛び蹴りを放つ、ファミレス大好きなウサ耳村長。 ​リーザ: タダ飯とポイ活に命を懸ける、図太すぎる地下アイドル人魚。 ​ルナ: 善意で市場や生態系を破壊する、歩く大災害の天然エルフ。 ​ルチアナ: 優太のポイントでソシャゲ課金と酒を目論む、労働拒否の駄女神。 ​優太は【地球ショッピング】で召喚した現代物資と、自身のサバイバル能力&薙刀術で野盗や魔物を無双! さらには特製のスパイスカレーで異世界人の胃袋を完全に掌握していく。 ​そして、村人に危機が迫った時。 優太の「絶対に命を救う」という善意の心が、奇跡の黄金ガチャを引き起こす……! ​「俺は医者だ。この村の命も、平和な日常も、俺の戦術(スキル)で全部守り抜く!」 ​現代の【医療・戦術・料理】×【理不尽ギャグ】×【異世界サバイバル】! 凶悪な「ワスプ薙刀」を振るい、ヤバすぎる仲間たちと送る、最強医学生のドタバタ辺境防衛ライフが今始まる!

ダンジョンで死んだらペットの黒猫に魂を飲み込まれちゃった結果世界最強になりあがった俺の話

TB
ファンタジー
ダンジョンと呼ばれる不思議な地下構造体が、この世界に現れて1年。 自衛隊員だった俺は一般探索者をかばい、二階級特進した。 みんなが俺の葬式で涙を流してくれている姿を、霊体の俺は「へぇ、初めて死んでみたけどちゃんと意識ってあるんだな……」って思いながら眺めてた。 その時視線を感じる…… 「げ……こいつ俺に気付いてる」 俺の飼い猫だった。 次の瞬間、飛び上がったそいつは、俺を丸のみにしやがった。 そこから始まる、俺とダンジョンの物語。 この作品はあくまでもフィクションで登場する国や都市も仮想的な存在です!

最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~

華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』 たったこの一言から、すべてが始まった。 ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。 そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。 それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。 ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。 スキルとは祝福か、呪いか…… ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!! 主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。 ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。 ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。 しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。 一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。 途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。 その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。 そして、世界存亡の危機。 全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した…… ※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

俺のレベルが常人では到達不可の領域にある件について ~全ユーザーレベル上限999の中俺だけレベル100億いった~

仮実谷 望
ファンタジー
ダンジョンが当たり前のようにある世界になって3年の月日が流れてずっとダンジョンに入りたいと願っていた青年が自宅にダンジョンが出現する。自宅の押し入れにダンジョンが出現する中、冷静に青年はダンジョンを攻略する。そして自分だけがレベル上限を突破してレベルが無尽蔵に上がり続けてしまう。そうしていづれは最強への探索者として覚醒する青年なのであった。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

処理中です...