Realize・Id  ~統境浪漫譚~

86式中年

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本編 『起』

第九章 無貌なる者

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 懐かしい夢を見た、と認識した時には目が覚めていた。

 個室と言うには少々手狭な、四畳半ぐらいの部屋に置かれた簡易ベッドから男―――シュガールは身を起こす。赤銅色に焼けた肌、猛禽を思わせる顔貌に、鍛え抜かれた大柄な身体はこの部屋の狭さも相まって非常に窮屈に感じる。元々は捕虜を収容する為の独房だ。だが、他意があってこの部屋に押し込まれたわけではない。

 元々、シュガール自身が体を休めるのに広い場所を好まないだけだ。窓がなく、狭く、かつ背中を向けれる角部屋が良い、と要望を出した結果だ。

 今でこそ夜襲などは寝ていても対処できるが、力を手にするまで、いや、それが馴染むまではそうした野良猫のような寝床を好んでいて、その習慣が今になっても続いているのだ。

(―――今、何時だ?)

 備え付けられたデスクにほったらかしにしてあったPITを手にすると、時刻を確認。18時。春先とは言えまだ日が沈むのは早く、外を見れればとっぷりと暮れていることだろう。

(ジジィからか)

 時計を確認すると同時、メッセージが届いているのを確認する。このJUDAS日本支部を統括する長であるメティオン枢機卿から呼び出しだった。こちらが夜型人間なのを理解してか、起床したら顔を出すように、と短く要点だけ書かれていた。

 面倒に思いつつも、今起きたからそちらへ出向く、とシュガールは返信しておく。どうせ大した用ではないので、身支度を適当に整え始める。

 シュガールがこの日本に来たのはJUDASがいくつか遂行している計画の補助計画、それを遂行するメティオン枢機卿の補佐だ。計画の概要は既に聞いてはいるし、それが一朝一夕で片付く話ではないことも理解している。

(趣味と実益が伴ってるからあの方は何も言わねぇんだろうが)

 正直な所、シュガールはこの計画に対して気が進まない。

 表立って反発することはないし、そもそもがこの補佐の任務もJUDASトップである教皇からの勅命だ。否はないし、お零れと言うか真っ先に恩恵を受けるのは自分なのだから文句を言うのは筋違いではある。

 ただ、単純に計画進行が回りくどい。冗長的とも言える。

 少なくとも、計画の一方は確実にメティオン枢機卿の趣味だ。まぁ、その趣味の結果が後々有用になってくるのはシュガールも理解する。本来の計画遂行に帰依するのも認めよう。

 ただただ、回りくどいやり方が自分の気性に合わない、と不満が募っているだけだ。

(降臨の儀だけならそこまで面倒ではねぇんだがな)

 それだけならば巫女を見つけて攫い、儀式を執り行うだけで済む。邪魔が入るならばいっそのこと日本の外へ出て身を落ち着けてから儀式を行えばいい。JUDAS全体を考えたならばそれがベストである。

 だが、それをしない。

 わざわざ日本で大っぴらに儀式を行い、日本が誇る戦力を打ち破り、JUDASの威容を見せつける―――と鼻息も荒く進言してきた。どうにも枢機卿が企画した計画には私怨も含まれているのはシュガールにも分かった。

 計画立案時の御前会議で他の枢機卿や大司教からも反対の声は上がったが、教皇が『面白い。お前の意地が通せると思ったならばやってみればいい』と呵呵しながら許可するものだから、通ってしまったのだ。

 間の悪いことに、その場に居合わせたシュガールが教皇の目に入り、『予言のこともあるし、ちょっと手伝ってやってくれ』とお目付け役の勅命が下された。

 おそらく教皇当人はちょっとした小間使程度の感覚だったのだろうが、一度完膚なきまでに叩き潰され、更に生かされて色々と配慮して貰っているシュガールとしては最早強制に近い。

 仕方無しにあの偏屈に付き合って日本に来たものの、この国が持つ特殊な事情を鑑みて支部に籠もり切りだ。

(ったく、つまんねー仕事を引き受けちまったもんだ)

 顔を洗い、黒に金糸を基調とした礼服を身に着けるとシュガールは独房という名の私室を出た。他に収容されている捕虜もいないので見張りもいない。独房の扉だけが並んでいる殺風景な通路を歩き、終点の階段を上がる。

 支部の一階区画に入ると、枢機卿の私室である最上階区画へ向かうためにエレベーターホールへと足を向けた。その折、妙な男を視界に入れた。こちらへと洋々と歩いて来る男は、シュガールの姿を認めて少し嬉しそうに微笑んだ。

 その姿をシュガールは訝しんだ。何しろJUDASの支部だと言うのに、礼服を着ていない。黒のスラックスに白衣。くるくると天然パーマがかかった黒髪に無精髭、それから野暮ったい眼鏡。細身の男で、顔立ちはアジア人。

 知らない顔だ。研究者と言えば研究者らしい容姿では在るが、JUDAS内部で研究職に就く信者は深緑の礼服を着ている。

 部外者がどうやって入って来やがった、と警戒をしていると、男が軽く手を上げて挨拶してきた。

「やぁ、久し振りじゃないか。元気にやっていたかい?アーサー」
「あぁ?誰だテメェ………」

 いきなりシュガールの本名を口にする無礼者に神経を逆撫でされるが、そのゆっくりと軽い口調に聞き覚えがあった。

「―――いや、ノーフェイスか?ひょっとして」
「初対面で君を本名で呼ぶ人間なんて僕ぐらいだと思うがね。違うかい?シュガール大司教」

 尋ねてみれば、男はくく、と喉を鳴らしながら楽しげにそう告げた。

 ノーフェイス、顔無し、無貌。

 いくつかこの存在を示す名前はあるが、その本名をシュガールは知らない。知っていることと言えば、その容姿を老若男女、あらゆる人間へと変じれるということ。今でこそ男の姿を取っているが、前回は女の姿であったこと。JUDASの食客であり、教皇と対等に取引ができる存在であること。世界に何人か存在する、シュガールと同じ『歩く天災』の一人であること。

 それぐらいだ。

「半年振りに会ったと思ったら別人になってるんだ。喋りに気を付けねぇと気づくわけねぇだろ。何だお前、日本支部にいたのかよ。つーか今度はおっさんか。前回の美女の方が目の保養になったのに」
「去年ぐらいからね。僕の計画は長丁場なんだ」

 御大層な肩書を持っていながらも、妙に軽い態度のこの存在をシュガールはそれなりに気に入っていた。何しろ彼自身も同じく『歩く天災』などと称される一人であり、互いにやりあえば無事では済まない、と共通認識を持てたからだ。

「はぁん。じゃぁ、今回の計画はテメェも絡んでんのか?」
「いや、僕は応援だけだよ。僕の本命が来年ぐらいに控えているんでね。今はあまり派手に動きたくない」
「この国じゃぁ外国人は目立つからなぁ。先週こっちに来たんだが、ロクに観光もできやしねぇ。あの方も面倒な所に飛ばしやがる」

 入国してから暫く経つが、未だに支部に引き篭もっているのはそれが理由だ。今の時代、海外渡航は比較的命がけであるため、島国である日本に気軽に来れる人間は少ない。

 つまり、この国では異人種の絶対数が少ないのだ。である以上、あまり派手な工作活動は難しく、動く時はある程度趨勢が決まった時でなければならない。

「まぁ、それだけ君の能力を高く買っているってことさ。単一民族の島国なんて実働部隊の確保が最難関だからねぇ。この間、この国の人工知能研究所を襲撃するの手伝ったんだけどさ―――正直、碌な人材いないよ、ココ」

 その話はシュガールも聞いていた。襲撃部隊は手持ちの駒でどうにかなったが、事前の工作に不手際が散見したし、本命こそ確保したものの幾つかのサンプルには逃げられ、更に管理者達を殺してしまったのが一番痛い。データは奪取できたので最低の最低は免れたものの、失敗に程近い成功だ。

 枢機卿が掲げた計画に於いて殆ど部外者のシュガールでさえも頭が痛くなる程に出来が悪かった。因みに、立案者であるメティオン枢機卿は怒り狂っていて、『この国での活動終了の暁にはあの黄色い猿共を実験体にしてくれる………!』と臍を噛んでいた。

 シュガールやノーフェイスから見てもマッドな枢機卿が今すぐにでも処分しないあたり、あれで科学者らしい冷静な部分は持ち合わせているらしい。

「まぁいいさ。俺は思う存分暴れられて位階を上げられるってなら何でも」
「君のそういうシンプルな所、分かりやすくて好きだよ」
「あの方にしても枢機卿にしても分かりにくすぎんだよ。邪魔する奴は皆殺しにして、天使を引きずり出して喰らってとっとと位階を上げちまえば良いんだ。わざわざ根回しとか工作とか時間ばかりがかかる面倒なことせずによ」
「世界中を敵に回しそうな発言だなぁ」
「既に世界の敵だろがJUDASは。国のオエライ方々は俺達を飼っている気だろうが、その実キンタマ握ってんのはこっちだ。いつだって戦争できるってのにしやしねぇ」
「教皇様が動かないからねぇ。君だって、それに異を唱える気はないんだろう?」
「そりゃそうだ。あの方が今のままでいいって言ってるから気に入らねぇ工作にも手を貸してんだ。まぁ感情では納得してねぇからブツブツ文句は言うが」
「そういう所はちゃんと大司教しているんだね」

 そんなんじゃねぇよ、とシュガールは嘯いてから尋ねる。

「テメェ、あの方に直接会ったことはあるんだろ?」
「まぁ、僕は食客としてJUDASに招かれた側だからね。―――あるよ。化け物だね、アレ」

 JUDASのトップ。教皇と呼ばれる立場にある者に対し、不敬とも言える呼び方に、怒るでもなくシュガールはさもありなん、と笑った。

 あれは人間だとか適合者だとか、そういったありきたりな枠からはみ出た存在だ。悪魔、天使、神に仏―――形容する言葉は幾つも出ては来るが、一番しっくり来るのは化け物。超常を操る適合者をして、一度相対すれば跪き許しを請わねば生きては行けぬ程の魔物。

 本人は理性的で、理知的で、存外に享楽的ではあるが―――その本質は、断じて人のそれではない。

 言うならば、存在自体が理外。

 だからこそシュガールは、それに対して真正面から対等の立場を築けたノーフェイスに対して一定の敬意を抱いているのだ。彼と戦えばおそらく引き分け、ともすれば勝てるかもしれないが、少なくともこちらが一方的にボコされたあの教皇相手に対等な立場で交渉できる程の糞度胸はシュガールには持ち合わせていなかった。

「『歩く天災』に言われるなら、あの方も光栄だと言うだろうさ」
「それ、同じ『歩く天災』の君が言う?」
「政治屋共が勝手に怯えているだけだ」

 同じく『歩く天災』に数えられているシュガールではあるが、そこまで悪辣な事をした覚えはない。無論、降りかかる火の粉は払うし、面倒な火種が尽きぬと言うのならば火種ごと吹き飛ばしてきたのだが、その方法がどうも恐怖だったらしい。

 まぁ言葉一つ、まさに『死ね』と口にすれば命を刈り取れるとあらば、恐れ慄いても不思議ではない。だがそのようにして怯えられても、そこまで全能な異能ではないんだがな、とシュガールは苦笑せずにはいられない。

 ともあれ、そうした部分が酷くフォーカスされ、結果として国際特級監視対象者―――通称『歩く天災』などと不名誉な扱いをされているだけだ。

「まぁ何だ。俺は力を求めている。そしてあの方は一つの到達点だと思っている。だからこそ、俺が文句言いながらも従うのはあの方であって、枢機卿や他の大司教はどうでもいいのさ」

 シュガールの人生に於いて、敵対し明確かつ圧倒的、致命的な敗北を与えたのは教皇だけだ。

 直接、命を奪える状況に追い込み、しかし奪わなかった。だからこそ彼に従っているのであって、彼が従えている有象無象の言うことを聞く必要性はない。それは態度でずっと示しているし、一定の理解は得られている。

 であらば、だ。

「見込みあんのか?この計画」

 場合によっては、計画ごと灰燼に帰さざるを得ない。

「あの預言者の言葉だよ?確実に翠の巫女は現れるさ。ただ―――」

 その意図をノーフェイスは察したか、声を小さくしてシュガールに耳打ちする。

「僕自身の計画は予定では来年に行える。だから今回は応援だけだ。つまり、何もしない。まぁ、食客だから事前準備には手を貸したけどね」
「耄碌してんな、あのジジイ」

 シュガール自身は智謀で生きてはいないが、ノーフェイスはあの教皇相手に対等な立場を築けるほど力も頭も備わっている。そんな存在が最低限の義理を果たして見捨てた。とあらば、この計画は泥舟だ。何処で破綻するかは知れないが、少なくともシュガールはシュガールで動かねばならなくなった。

「私怨はともかく、考え自体は悪くないんだけどねぇ。IR計画の今後を考えればダイダロスに準じたものは必要になってくるだろうし。その評価試験相手として日本国軍を選ぶのは間違った選択肢ではないよ」

 上手く戦力分散を行えばダイダロス単騎で地方面軍ぐらいの相手は可能でしょう、とノーフェイスは言う。だが、それは最終局面での話だ。そこに至るまでに幾つもの工作や誘導が必要になってくる。

「とは言え島国で単一民族だよ、この国は。その中で、黄色人種以外が動き回れば目立ってしょうがない。だから今の僕の体が『こう』なのさ」

 島国の単一民族、と言うのは異人種からしてみれば非常に厄介な強さだ。

 基本的に排他的であるし、外敵からの脅威に対し結束が早く、強固。これらを切り崩していくには大分骨が折れる。拙速を尊んで物理的にやろうとすればこちらも相応の被害を覚悟せねばならないし、被害を嫌って調略しようとすればその排他性故に時間が掛かる。そうこうしている内に某かに怪しまれ計画そのものが破綻しかねない。だからこそ現地協力者が必要で、能力不足で使えなくてもその貴重さ故に迂闊に始末できないのだが―――もしもノーフェイスが計画立案者ならば、そもそもこんな面倒な国を選んだりしない。

 多種多様な人種が住む土地の方が混乱を起こしやすいし軋轢を煽りやすい。内陸国なら地続きなので逃走もしやすい。

 どう考えても場所の選定からして間違っている。

「有難うよ。外からの視点があると助かるわ」
「応援しかできないよ?こっちはこっちで目的があるからね。僕にとってはそれが最優先さ」

 そんな面倒な国で自身の目的を果たさねばならないノーフェイスは、肩を竦めておどけていた。
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