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本編
レクリエーション2
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(うーん、これは…逃げ切れるかな。)
と、考えつつも走ることをやめられないのでそのまま続行する。
なんといっても、卯月さんが速い。さっきから、曲がり角や公園を利用して逃げていいるが間違いなくじわじわと詰められてきている。
あんなに大きなエナメルバック持っていてしかもカバンがパンパンになるぐらい荷物が入っているのになんで荷物持ってない俺よりも速いんだよ。
しかも、なんかめちゃくちゃ楽しそうだし。
「待てー!!」
「言われて待つかー!!」
どうしようどうしようどうしよう。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。
だめだ頭がパニックを起こしている。こういうときは深こー
「きゅうする暇ねー!」
どうする?どうすれば巻ける。
考えろ考えろ考えろ。
そうだ、次の曲がり角はたしか…曲がってすぐが丁字路になっているはず。
迷っている暇はほとんどないけど上手くいくはずだ。さすが、俺。
天才か!?
次の角を右に曲がってすぐを左に。
曲がってすぐにあった電柱の後ろに隠れる。あとは過ぎ去るのを待つかそのまま行ってくれるのを願うしかない。
「あれーおっかしいなぁ。さっき間違いなく曲がったはずなのにいない」
よし、そのままどっか行け。
ここからは『神のみぞ知る』だろう、上手く行ったら神道にでもなんでも鞍替えしますから今回ばかりはどうか助けてください。
内心で神様への忠誠誓い願うしか今はできない。
「おかしいなぁ。においはするのに見えないなんて」
ん?におい…いやいやまさか犬じゃあるまいし。
「あっ、いた」
目の前にはニコニコ笑っている卯月さんが立っていた。
「あはははっ、やっ、やぁ卯月さん。き、奇遇だね」
あまりに特異なことが起こったので乾いた笑いしか出てこない。
Oh!my God! And God is ded!
内心でそう叫んだ。
やっぱり、家の信仰にあわせて仏様に頼むんだった。急に鞍替えしたからたぶん罰が当たったんだ。
「じゃっ、じゃあね」
「まーてー」
いやいや、こんな猟犬みたいな人どうやって巻けばいいんだよ。誰か、マジで助けて。
と、考えつつも走ることをやめられないのでそのまま続行する。
なんといっても、卯月さんが速い。さっきから、曲がり角や公園を利用して逃げていいるが間違いなくじわじわと詰められてきている。
あんなに大きなエナメルバック持っていてしかもカバンがパンパンになるぐらい荷物が入っているのになんで荷物持ってない俺よりも速いんだよ。
しかも、なんかめちゃくちゃ楽しそうだし。
「待てー!!」
「言われて待つかー!!」
どうしようどうしようどうしよう。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。
だめだ頭がパニックを起こしている。こういうときは深こー
「きゅうする暇ねー!」
どうする?どうすれば巻ける。
考えろ考えろ考えろ。
そうだ、次の曲がり角はたしか…曲がってすぐが丁字路になっているはず。
迷っている暇はほとんどないけど上手くいくはずだ。さすが、俺。
天才か!?
次の角を右に曲がってすぐを左に。
曲がってすぐにあった電柱の後ろに隠れる。あとは過ぎ去るのを待つかそのまま行ってくれるのを願うしかない。
「あれーおっかしいなぁ。さっき間違いなく曲がったはずなのにいない」
よし、そのままどっか行け。
ここからは『神のみぞ知る』だろう、上手く行ったら神道にでもなんでも鞍替えしますから今回ばかりはどうか助けてください。
内心で神様への忠誠誓い願うしか今はできない。
「おかしいなぁ。においはするのに見えないなんて」
ん?におい…いやいやまさか犬じゃあるまいし。
「あっ、いた」
目の前にはニコニコ笑っている卯月さんが立っていた。
「あはははっ、やっ、やぁ卯月さん。き、奇遇だね」
あまりに特異なことが起こったので乾いた笑いしか出てこない。
Oh!my God! And God is ded!
内心でそう叫んだ。
やっぱり、家の信仰にあわせて仏様に頼むんだった。急に鞍替えしたからたぶん罰が当たったんだ。
「じゃっ、じゃあね」
「まーてー」
いやいや、こんな猟犬みたいな人どうやって巻けばいいんだよ。誰か、マジで助けて。
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