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本編
反省会
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「--はい……もうしません……」
「えっ!声が小っちゃくて聞こえないんだけど!」
「まあ、姉さんそこらへんで許してあげなよ。見てのとおり反省しているわけだしさ」
形だけでも仲裁に入る。
まあ、意味がないのはわかっているし飛び火するのも目に見えているけどこうするしかない。
「あんたは、黙ってなさい!!」
ほらやっぱり。
いつも人の意見を聞かない。さすがは”般若の梓“と呼ばれるだけのことはある。
せっかくの機会なのでメイが怒られている間に姉の話をしよう。小谷家には一男二女の子供がいる。その、一男がおれであとは姉二人だ。長女は”般若の梓“という二つ名をもつ旧姓小谷梓でその悪名と凶暴性は町内では知らなければもぐりだと言われても仕方ないほどだった。小学生の時には自動販売機を破壊しジュースを搾取し、中学二年生の時には高校生を締め上げ配下においたなど伝説も絶えない人だった。
さらに言うと、彼女は学生結婚であり信也さんーつまり”般若の梓“の旦那さんの仕事が安定した収益にのるまでパートと子育てを両立しながらやり切った豪傑である。
もう少し、話したい気もするが話がこっちに来そうな雰囲気なのでこのあたりにしておこう。
「そういえばあんた、何か事あるごとに電話かけてきてなんなの!!」
「なんなのって、定期的に報告しろって言ったのはそっちでしょ」
「ええ、そうですよそう言いましたよ。でもね、普通はもっと明るくなる話の時に電話かけてくるでしょうが!なんで、私が怒りたくなる内容の時にしか電話かけてこないのよ」
なんでって、まだあんたが引っ越して半年ちょっとですよ。定期連絡するにもそんなに時間たってなし中二病に目覚めましたとか、なつき君っていう男の子と仲良くやってますよなんて報告できるわけがない。
でも、報告しないわけにはいかないから黒板を勝手に買ってきた時に連絡して大爆発を起こしたのは自分であってこっちのせいじゃない。
あと、それについては俺の責任じゃない。断固、抗議だ。
「それはねえ、おたくの娘さんが誰に似たのか破天荒で言うことを聞かないもんですから」
「はっ!おじさんが、まさかの裏切り」
「さあ、なんのことだか」といいつつ、わざとらしく肩をすくめた。
「ひどい!なんだかんだで乗り気だったくせに」
「どこがをどう見たら乗り気だと思うんだよ」
「ひどい!ひどすぎるわ」
いや、まてお前そもそもそんなしゃべり方じゃなかったよな。
「あんなに、黒板の時は必死に乗りツッコミをしてくれたり、中二病についてあんなに語り合ったり、必殺技やキャラ付けについて語り合った日はいったい何だったの」
そういえばあったなそんなの。
※3部と17部参照
「秘密結社について調べさせたりしたのに、まったく作品に反映されてないし、こんなにキャラが濃い人たちが周りにいるのに全然観察せずに保護者感出してくるし、ほんとになんなの意味わかんない」
お前、自分の友達のことをキャラが濃い人たちって言ったらダメだろ。
っていうか、それよりも。
「うん?秘密結社…小説のたし?いったい何のことかしら」
「あっ!そうだ、おじさん小説書いてるのお母さんに内緒にしてるんだった。そうだよね、そういう約束だもんね。それに、変なことに巻き込まないっていうのもその中の約束だったんだよね。だから、いくら中身が健全だったとしても秘密結社とかもってのほかだよね」
「中仁!あなた、まだ小説書いてるの?それに秘密結社って何!どういうことか説明しなさい!」
「お母さん、なっ、なんでそれを!どこからその情報を」
「お前だよ!」
「えっ!声が小っちゃくて聞こえないんだけど!」
「まあ、姉さんそこらへんで許してあげなよ。見てのとおり反省しているわけだしさ」
形だけでも仲裁に入る。
まあ、意味がないのはわかっているし飛び火するのも目に見えているけどこうするしかない。
「あんたは、黙ってなさい!!」
ほらやっぱり。
いつも人の意見を聞かない。さすがは”般若の梓“と呼ばれるだけのことはある。
せっかくの機会なのでメイが怒られている間に姉の話をしよう。小谷家には一男二女の子供がいる。その、一男がおれであとは姉二人だ。長女は”般若の梓“という二つ名をもつ旧姓小谷梓でその悪名と凶暴性は町内では知らなければもぐりだと言われても仕方ないほどだった。小学生の時には自動販売機を破壊しジュースを搾取し、中学二年生の時には高校生を締め上げ配下においたなど伝説も絶えない人だった。
さらに言うと、彼女は学生結婚であり信也さんーつまり”般若の梓“の旦那さんの仕事が安定した収益にのるまでパートと子育てを両立しながらやり切った豪傑である。
もう少し、話したい気もするが話がこっちに来そうな雰囲気なのでこのあたりにしておこう。
「そういえばあんた、何か事あるごとに電話かけてきてなんなの!!」
「なんなのって、定期的に報告しろって言ったのはそっちでしょ」
「ええ、そうですよそう言いましたよ。でもね、普通はもっと明るくなる話の時に電話かけてくるでしょうが!なんで、私が怒りたくなる内容の時にしか電話かけてこないのよ」
なんでって、まだあんたが引っ越して半年ちょっとですよ。定期連絡するにもそんなに時間たってなし中二病に目覚めましたとか、なつき君っていう男の子と仲良くやってますよなんて報告できるわけがない。
でも、報告しないわけにはいかないから黒板を勝手に買ってきた時に連絡して大爆発を起こしたのは自分であってこっちのせいじゃない。
あと、それについては俺の責任じゃない。断固、抗議だ。
「それはねえ、おたくの娘さんが誰に似たのか破天荒で言うことを聞かないもんですから」
「はっ!おじさんが、まさかの裏切り」
「さあ、なんのことだか」といいつつ、わざとらしく肩をすくめた。
「ひどい!なんだかんだで乗り気だったくせに」
「どこがをどう見たら乗り気だと思うんだよ」
「ひどい!ひどすぎるわ」
いや、まてお前そもそもそんなしゃべり方じゃなかったよな。
「あんなに、黒板の時は必死に乗りツッコミをしてくれたり、中二病についてあんなに語り合ったり、必殺技やキャラ付けについて語り合った日はいったい何だったの」
そういえばあったなそんなの。
※3部と17部参照
「秘密結社について調べさせたりしたのに、まったく作品に反映されてないし、こんなにキャラが濃い人たちが周りにいるのに全然観察せずに保護者感出してくるし、ほんとになんなの意味わかんない」
お前、自分の友達のことをキャラが濃い人たちって言ったらダメだろ。
っていうか、それよりも。
「うん?秘密結社…小説のたし?いったい何のことかしら」
「あっ!そうだ、おじさん小説書いてるのお母さんに内緒にしてるんだった。そうだよね、そういう約束だもんね。それに、変なことに巻き込まないっていうのもその中の約束だったんだよね。だから、いくら中身が健全だったとしても秘密結社とかもってのほかだよね」
「中仁!あなた、まだ小説書いてるの?それに秘密結社って何!どういうことか説明しなさい!」
「お母さん、なっ、なんでそれを!どこからその情報を」
「お前だよ!」
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