僕の日常はいつも彼女に邪魔をされる。 私の日常はいつも彼を邪魔することである。

帰宅部部長

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二日目放課後 委員会活動後半

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  なんでこんな面倒臭いこと引き受けた?

まぁいいや。諦めることも肝心だ。

舞が後はやってくれるだろう。
舞もああ見えて人を動かす力はある。
考える力は弱いみたいだが。

さあて、どうなるかな?

「ただいま。あったよ。借りて来た。」
『ありがとう。じゃあ始めようか。』
「うん、」
『説明は一応俺もいるけど舞に話すから舞が    
   大半は話してね。』


  二分後。
   「じゃあ説明しまーす。一年から同じクラ                スの人と、グループ作ってくださーい。
で、ペンとか配りますので、ベルマークとペットボトルキャップの回収ポスターを作ってくださーい。」
『1班で1つずつ作ってくだされば結構です。出来そうな所は多めに作ってください。
雑談しながらでいいので始めてください。』


つまり、学年が違う人との交流をさせようとした訳である。
いきなり同じ学年の知らない人とクラスの事は話しづらい。
学年を跨がせた上で、そこで雑談有りにすれば自分達の未来について少し知ることがあるかもしれない。
逆に上の学年の人達は可愛い後輩と話せてラッキーだろう。

前に、なんとかマネージメントみたいな本を読み漁ってたときに思い付いたのが、このやり方だった。

舞は凄い喜んでいるが、俺はこんな面倒臭いこと早く終わらせて帰りたい。

一時間後、ほぼ全ての班が終了。
先輩後輩で、仲良くなれた所が多く、良かったかなと思っている。
さて、早く帰って寝よう。
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