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1.退屈の終わり
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俺は“井塚 大”ただの高校生だ、俺は生きたいなんて今まで一度も思ったことがない、ただ昨日と何も変わらない日々を過ごしているだけ、何の為に生きているのかもわからなくなっていた。
しかし不思議なもので人は死を目前にすると意外にも生きたいと思うようだ。俺の何も変わり映えなく終わるはずだった高校生活はあの日、突如終わった。
「だぁーい!おっはよーう!」
「おはよ、相変わらずお前は朝から元気だな、、」
こいつは、“真田 未咲”俺の初恋の人であり初めての彼女だ。何故かはわからないが未咲とは初めてあった気がしない、まるでずっと前から同じ時を過ごしてきたようだ。
これが運命というものなのか、未咲も同じことを言っていた。
「おう!お二人とも今日も熱々ですなぁ!」
「うるせえな!お前もそんなこと言ってないで早く彼女作ったらどうだ?(笑)」
こいつは、“伊木 望”俺が唯一信用できる男だ、はっきり言って親友ってやつだ。
「俺はなぁ、運命の相手を待っているんだよぉ!まだ現れてないだけでぇ…」
「…」
変な間が空いた。
「ははっ(笑)私こういう間はどうしても笑っちゃうわ(笑)」
3人で笑い合う、毎日こんな感じだ。これが幸せってやつなのか?ただ平凡で何も変わらない、それを幸せと呼べるのであろうか。
「そういえば、2人は運命と宿命の違いは知ってるか?」
望が俺たちに問いかけた。
「いいや、知らないな」
「私も知らなーい」
「運命はこれから生きていく中で変えることができるもの、宿命ってやつはこの世に産まれた瞬間から決まっている決して変えることのできない出来事のことなんだってよ!」
「それを俺らに伝えて何が言いたいんだ?(笑)」
「それはもちろん俺の行動次第で運命の人は現れるってことに決まってるだろう!」
こいつは真っ直ぐでポジティブなやつだ、だからこそ信用できる。
「現れると良いわね(笑)」
「なんだその言い方わぁ!ところでお前達は結婚とかすんのか?」
もうすぐ付き合って一年たつが結婚の話はまだしてない…
「…」
「私はしたいな…」
「お、おれもだ!」
照れてしまって上手く言葉に出来なかった。
「…」
「ごめんね。まだ高校生だもんね、もっと色んな人と遊びたいわよね…」
「違う!本当に思ってる!俺もだ!」
「な、なんかごめんなぁ。」
「「ガシャンッ!」」
突然教室のドアが勢いよく閉まった
「ビックリしたぁ!なんだよぉ!」
ピンポンパンポーン
「皆ざんにご連絡がありまず。あなた達に今から殺し合いをじてもらいまず。」
まるで何度も叫び何度も泣いて喉を潰したようなしゃがれ声が聞こえ、教室が一気に静まった。
「おいおい(笑)誰だよこんなふざけたイタズラしてるやつは!」
クラスで一番おちょうし者の野村が言った
「だ、だよな!こんなのイタズラだよな!」
「なんだよイタズラかよぉ(笑)」
「一瞬でもビビった自分が恥ずかしいわ!」
クラスメートも何人か安堵の表情を浮かべる。
野村が教室から出ようとするがドアは開かなかった。
「おいおい(笑)そろそろ良い加減にしろよ!ドア開けろよ!っていうかドアがびくともしないってどんな馬鹿力だよ(笑)」
「「“バッヂュン”」」
今まで聞いたことの無いような破裂音が教室中に鳴り響いた。風船が割れる音でもなく、花火の音とはまた少し違うような音だった。気がつくとあたりは血まみれで、頭の無い野村のような物が倒れていた。
静まりかえっていた教室も悲鳴でいっぱいになった。笑って安堵していた人たちも皆、死を覚悟した。
「邪魔者が消えたので説明を再開致しまず。」
「今から皆ざんには最後の1人になるまでゲームをして頂ぎまず。負げだ者には罰を与えまず。」
おそらく罰とは死ぬことだろう。
「一つ目のゲームは“スティールブラッド”でず。」
スティールブラッド?つまり血を盗むってことか?
「この32人のクラスの中から10時までに2人代表者を決めてくだざい」
「決まり次第、ルール説明を開始します。なお、10時までに決まらなかった場合には、クラス全員に“罰”を執行致しますので、ご注意ください。ぞれではゲームスタート。」
しかし不思議なもので人は死を目前にすると意外にも生きたいと思うようだ。俺の何も変わり映えなく終わるはずだった高校生活はあの日、突如終わった。
「だぁーい!おっはよーう!」
「おはよ、相変わらずお前は朝から元気だな、、」
こいつは、“真田 未咲”俺の初恋の人であり初めての彼女だ。何故かはわからないが未咲とは初めてあった気がしない、まるでずっと前から同じ時を過ごしてきたようだ。
これが運命というものなのか、未咲も同じことを言っていた。
「おう!お二人とも今日も熱々ですなぁ!」
「うるせえな!お前もそんなこと言ってないで早く彼女作ったらどうだ?(笑)」
こいつは、“伊木 望”俺が唯一信用できる男だ、はっきり言って親友ってやつだ。
「俺はなぁ、運命の相手を待っているんだよぉ!まだ現れてないだけでぇ…」
「…」
変な間が空いた。
「ははっ(笑)私こういう間はどうしても笑っちゃうわ(笑)」
3人で笑い合う、毎日こんな感じだ。これが幸せってやつなのか?ただ平凡で何も変わらない、それを幸せと呼べるのであろうか。
「そういえば、2人は運命と宿命の違いは知ってるか?」
望が俺たちに問いかけた。
「いいや、知らないな」
「私も知らなーい」
「運命はこれから生きていく中で変えることができるもの、宿命ってやつはこの世に産まれた瞬間から決まっている決して変えることのできない出来事のことなんだってよ!」
「それを俺らに伝えて何が言いたいんだ?(笑)」
「それはもちろん俺の行動次第で運命の人は現れるってことに決まってるだろう!」
こいつは真っ直ぐでポジティブなやつだ、だからこそ信用できる。
「現れると良いわね(笑)」
「なんだその言い方わぁ!ところでお前達は結婚とかすんのか?」
もうすぐ付き合って一年たつが結婚の話はまだしてない…
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「私はしたいな…」
「お、おれもだ!」
照れてしまって上手く言葉に出来なかった。
「…」
「ごめんね。まだ高校生だもんね、もっと色んな人と遊びたいわよね…」
「違う!本当に思ってる!俺もだ!」
「な、なんかごめんなぁ。」
「「ガシャンッ!」」
突然教室のドアが勢いよく閉まった
「ビックリしたぁ!なんだよぉ!」
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「皆ざんにご連絡がありまず。あなた達に今から殺し合いをじてもらいまず。」
まるで何度も叫び何度も泣いて喉を潰したようなしゃがれ声が聞こえ、教室が一気に静まった。
「おいおい(笑)誰だよこんなふざけたイタズラしてるやつは!」
クラスで一番おちょうし者の野村が言った
「だ、だよな!こんなのイタズラだよな!」
「なんだよイタズラかよぉ(笑)」
「一瞬でもビビった自分が恥ずかしいわ!」
クラスメートも何人か安堵の表情を浮かべる。
野村が教室から出ようとするがドアは開かなかった。
「おいおい(笑)そろそろ良い加減にしろよ!ドア開けろよ!っていうかドアがびくともしないってどんな馬鹿力だよ(笑)」
「「“バッヂュン”」」
今まで聞いたことの無いような破裂音が教室中に鳴り響いた。風船が割れる音でもなく、花火の音とはまた少し違うような音だった。気がつくとあたりは血まみれで、頭の無い野村のような物が倒れていた。
静まりかえっていた教室も悲鳴でいっぱいになった。笑って安堵していた人たちも皆、死を覚悟した。
「邪魔者が消えたので説明を再開致しまず。」
「今から皆ざんには最後の1人になるまでゲームをして頂ぎまず。負げだ者には罰を与えまず。」
おそらく罰とは死ぬことだろう。
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