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個室
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しおりを挟むよく似た顔が間近に迫り、抗う前に赤い唇が重なるのを受け入れる。
艶のある甘いそれが葉人の唇をついばみ、舐め、舌を差し入れて唾液をかき混ぜる。
「ぅ…んっ」
「先輩ってば淫乱」
舌を絡めながら器用に喋ると、悠哉は精液を掻き出したアナへと再び唾液を絡めた指を差し入れた。
「どろっどろ……気持ちイイんでしょ?」
小さな、悪魔の囁き声のような声が耳の奥に流し込まれる。
「たまには僕のこっちも使わせて貰おうかな」
「…えっ……ぅ…止め…」
「大丈夫。せっかく綺麗にしたんだし、ナカには出しませんよ」
そう言って悠哉は壁に葉人を押さえつけ、その耳朶を口に含んだ。
くちょ…
ぺちょ…
細められた舌先が差し込まれ、耳の穴を犯すように蠢く。
~~~、~、~~~…
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