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あの日あの時の欠片(廊下)
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しおりを挟むあいつの指先がその白さに触れた時、いらいらとした感情に気が付いた
……っくそ!
指先が彼の尻を押し開き、太股を撫で上げて思うままに触り始める
「んっんんんん…」
くぐもった悲鳴のような物が聞こえてきたが、手は休む事なく彼を攻め続け
「…ふっ…んっ……んんぁ…っっっ!」
一際甲高く上がった悲鳴は、彼があいつの手淫で達してしまった事を教えた
ざわざわと、何かが胸の中を引っ掻き始める
……は…はは
男同士のセックスなどに、興味はなかったはずだった
ヤろうと思えばヤれる女はいる
だが、彼の上げる声の淫靡さに、意識が眩むような気がした
「…ぁっ!」
射精後の放心状態にある彼の体に、あいつはさらに手を伸ばす。
「ん゙ん゙っ!?っっ!…っ」
彼の華奢な体に、あいつの体が覆い被さって見えなくなった
ガタガタと机の立てる小さな音と、彼のすすり泣きだけが響いてくる
……っ
唇を噛んでいた事に気づいた
驚き、慌てて唇を舐めると鉄の味が舌先に触れる …………
目の前で行われてる事が…悔しい…
「っん゙!んっんっ…」
あいつの与える律動に、小さな声が絶え間なく上がる
彼があいつと繋がっていると言う証拠だった
もう一度、唇を強く噛む
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