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沈黙の日々
2,転生or転移(困)
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目を開けて、外の気配に、寝ぼけていると頭を振るが現状は変わっていない。
投げ出された?と考えて見回す。
(異世界転生という小説が俺の最近の楽しみ)
等と図書館で浮かれて発した一年前の彼の言。
まぁ、熱に浮かれて、周囲に気づかれない程度に変な病も発症していた。
手を見て、ソレ違う。と再び寝起きの頭を叩き起こして、周囲を観察する。
見覚えのない植物。
植物図鑑の中身を覚えてはいるが、類似点はあっても新種や変種と言っても変わりのないほど違う植生。
ジャングル。
一瞬そんな事が頭を浮かぶが、それにしては気温が低い。
その植生もどちらかというと雪国に近い性質が多い。
立ち上がって、脚を前に出す。
しかし脚は何かに躓いて転ぶ。
受け身を取りつつ、すぐに起き上がる。
(最近、転移物も捨てがたいと思うようになってさ)
等とここ最近発した彼が浮かぶ。
こっちかならありか。と一考する。
彼からすればあの場から逃げれたらなんだって良かったのだろう。
今の考えでまだあの世界に希望なんて持っていたのかと自分で驚く。
とりあえず地球かは置いといて自分の知らない場所へと来たことだけは確かである。
それが外国であろうと異世界であろうと。
空を見上げれば、青い空は変わりない。
太陽らしき天体は傾いているのか、登っているのかはわからないが地球で言えば昼ぐらいだろうことだけは理解できる。
さらに言えば、春ぐらい。
此処が異世界ならば地球、日本と同じ感覚であるかは定かではない。
だが日がどれだけ伸びるかはわからないので、日本と同じ感覚で初日は過ごすことにする。
森の中、見知らぬ場所。
まずすべきこと。
水の確保。火の確保。食料確保。
ビバークできる拠点確保。
生物生存確認。
方向確認。
後は下山、もしくは登山。
どっちにしても助けが来てくれるかは判断できない。
人の痕跡がここまでないので遊歩道もないかもしれない。
ともかく下山時も登山時もできるならば同種のいる場所を目指す。
そのぐらいだろう。
せめて早朝ならばもっと猶予はあっただろに。
そしてと見下ろす。
先ほど躓いた物体。
目の前の見覚えしかない生徒と教師を見て、思考を巡らす。
つまり一緒に転移、ないし転生してきたのだろう。
さて、どっちだ。と眺める。
自分が着ている服は継ぎ接ぎだらけだが制服。
何度も骨折し、ろくな治療も受けていない手足は歪に繋がったまま。
内心で理不尽と手を眺める。
過去、最後の記憶と目の前にいる人たちとの見た目年齢の誤差はない。
教師の腕時計に気づき、彼の懐やポケットを探り、時計と携帯を眺める。
時間は携帯では、時計を見た最後の時間より少し進んだ時間で止まったまま圏外。
腕時計では最後に見た時計より十時間ほど動いている。
日付はまだ動いていない。
良きか悪きかはともかく。
ほぼ、転移でいいだろう。
後は地球か、あの人のいる世界であることを祈るだけ。
とりあえずこれで方角の確認はできる。
まさか現代社会の流行りに乗り遅れた自分がファンタジーに巻き込まれることになるとは。
できるならば巻き込まれたくはなかったが。
自身の望みを考えれば致し方がないだろう。
流石にここにいる教師はライターは持っていないのを把握している。
昨今では愛煙家は少ない。
祖父のように煙が主食などと戯言を告げる愛煙家も今となっては少数派だろう。
先程周囲を見回したときに気になった獣道を眺める。
丁度通り道らしく左右に分かれている。
(どっち)
じゃあと足元を見て、地面に顔をつけて傾斜を確認する。
登ろうと傾斜が上がっている方角へ進む。
山で迷ったときは助けを待つため留まる。
もしくは上を目指す。
これ、遭難時の法則なり。
そんな知識を倒れている人間に一切使うつもりは毛頭もない。
投げ出された?と考えて見回す。
(異世界転生という小説が俺の最近の楽しみ)
等と図書館で浮かれて発した一年前の彼の言。
まぁ、熱に浮かれて、周囲に気づかれない程度に変な病も発症していた。
手を見て、ソレ違う。と再び寝起きの頭を叩き起こして、周囲を観察する。
見覚えのない植物。
植物図鑑の中身を覚えてはいるが、類似点はあっても新種や変種と言っても変わりのないほど違う植生。
ジャングル。
一瞬そんな事が頭を浮かぶが、それにしては気温が低い。
その植生もどちらかというと雪国に近い性質が多い。
立ち上がって、脚を前に出す。
しかし脚は何かに躓いて転ぶ。
受け身を取りつつ、すぐに起き上がる。
(最近、転移物も捨てがたいと思うようになってさ)
等とここ最近発した彼が浮かぶ。
こっちかならありか。と一考する。
彼からすればあの場から逃げれたらなんだって良かったのだろう。
今の考えでまだあの世界に希望なんて持っていたのかと自分で驚く。
とりあえず地球かは置いといて自分の知らない場所へと来たことだけは確かである。
それが外国であろうと異世界であろうと。
空を見上げれば、青い空は変わりない。
太陽らしき天体は傾いているのか、登っているのかはわからないが地球で言えば昼ぐらいだろうことだけは理解できる。
さらに言えば、春ぐらい。
此処が異世界ならば地球、日本と同じ感覚であるかは定かではない。
だが日がどれだけ伸びるかはわからないので、日本と同じ感覚で初日は過ごすことにする。
森の中、見知らぬ場所。
まずすべきこと。
水の確保。火の確保。食料確保。
ビバークできる拠点確保。
生物生存確認。
方向確認。
後は下山、もしくは登山。
どっちにしても助けが来てくれるかは判断できない。
人の痕跡がここまでないので遊歩道もないかもしれない。
ともかく下山時も登山時もできるならば同種のいる場所を目指す。
そのぐらいだろう。
せめて早朝ならばもっと猶予はあっただろに。
そしてと見下ろす。
先ほど躓いた物体。
目の前の見覚えしかない生徒と教師を見て、思考を巡らす。
つまり一緒に転移、ないし転生してきたのだろう。
さて、どっちだ。と眺める。
自分が着ている服は継ぎ接ぎだらけだが制服。
何度も骨折し、ろくな治療も受けていない手足は歪に繋がったまま。
内心で理不尽と手を眺める。
過去、最後の記憶と目の前にいる人たちとの見た目年齢の誤差はない。
教師の腕時計に気づき、彼の懐やポケットを探り、時計と携帯を眺める。
時間は携帯では、時計を見た最後の時間より少し進んだ時間で止まったまま圏外。
腕時計では最後に見た時計より十時間ほど動いている。
日付はまだ動いていない。
良きか悪きかはともかく。
ほぼ、転移でいいだろう。
後は地球か、あの人のいる世界であることを祈るだけ。
とりあえずこれで方角の確認はできる。
まさか現代社会の流行りに乗り遅れた自分がファンタジーに巻き込まれることになるとは。
できるならば巻き込まれたくはなかったが。
自身の望みを考えれば致し方がないだろう。
流石にここにいる教師はライターは持っていないのを把握している。
昨今では愛煙家は少ない。
祖父のように煙が主食などと戯言を告げる愛煙家も今となっては少数派だろう。
先程周囲を見回したときに気になった獣道を眺める。
丁度通り道らしく左右に分かれている。
(どっち)
じゃあと足元を見て、地面に顔をつけて傾斜を確認する。
登ろうと傾斜が上がっている方角へ進む。
山で迷ったときは助けを待つため留まる。
もしくは上を目指す。
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そんな知識を倒れている人間に一切使うつもりは毛頭もない。
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