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沈黙の日々
8,襲撃(酔)
地面に下りて、体を伸ばす。
各々できる限り集まって寝ているらしいが、まぁいいかと歩いて消えかかった焚き火に薪を入れる。
近くで眠りこけている体育教師なのか肉付きの良い男性教諭を見る。
駄目だ。こいつ。
などと思いつつも、昨日のうちに作っていた川の中の罠を見る。
数匹捕まっているので早速と魚を回収して、スープにする。
ここまでの大所帯のご飯は大変だと眺めるも魚でさっさとスープを作る。
その臭いに釣られて起きてくる教師や生徒は早速と昨日教えたばっかりの果物などを採取して他に配膳を考えている。
非常食はできる限り温存したい。
全員がご飯を食べて、片付けを行い、早速と出発する。
どうやら昨夜の職員たちで会議を行い、下ることにしたらしい。
魔王と呼ばれる、身元が不確かなものがいるところよりは。だそうだ。
現状から言えばどちらも不確かなのをわかっていない。
革から少し離れた歩きやすい土の上を、川を確認しながら進む。
サガラが棒の先を持って引っ張ってくれるのがありがたい。
歩くスピードですら二倍近く違うので引っ張ってくれると助かる。
その分負担も大きいだろうが、時々カヤマやタミヤと交代している。
太陽が真上に登ったのを見て足を止める。
どうした?と聞き返して来るので上を示す。
不思議そうに見上げるサガラに、疲れたのかとカヤマが聞き、休ませようとカヤマが生徒に伝言を伝えに行く。
その生徒が別の生徒へ、また別の生徒へ伝えて、先頭を止める。
その間に先頭へ追いつき、その場で休憩開始。
スープ作るかと思ったが、嫌な予感にとりあえず果物と水で済ませる。
鞄の中を見れば、相変わらず自分で蔦を吸っている狼。
本当に野生の子は逞しい。
こっそり排便の手伝いをして、一時間ほどで出発開始。
少し進んだ先で、遭遇するトラママと同種族。
だがトラママよりも一回り以上大きく、よだれを垂らす様子。
襲撃の二文字が浮かぶ。
逃げろと誰かが叫ぶ。
それを下に、蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う生徒たち。
長身の男子生徒に担がれてその場を離される自分。
逃げたら追いかけられるのではと純粋に思った。
が、そのうちの一匹と目が合うとがうと嬉しそうに吠える。
まるで、褒めてと言わんばかり。
そのまま身を翻して襲ってくる他の生徒を見る。
流石に襲ってくる相手には返り討ちにしていた。
どういうことだと思考を巡らし、しかし運び方に酔ったと思考を断念する。
安全とも言えるかはわからない場所で、ぐったりと大岩に寄りかかる。
時々水筒の中身を飲んで必死に酔いを覚ます。
そういえば乗り物にあまり乗らないから、酔いやすく、必ず酔い止めを飲んでいたのを思い出す。
目の前がぐわぐわ回って、気持ち悪い。
目を閉じて、必死に収まるのを待つ。
額に濡れタオルを置かれて、見ればタミヤ。
感謝して、鞄の中の飴をこっそり渡す。
苦笑するタミヤ。
そうだ。飴を舐めればと今更ながらに新たに取り出して口にする。
各々できる限り集まって寝ているらしいが、まぁいいかと歩いて消えかかった焚き火に薪を入れる。
近くで眠りこけている体育教師なのか肉付きの良い男性教諭を見る。
駄目だ。こいつ。
などと思いつつも、昨日のうちに作っていた川の中の罠を見る。
数匹捕まっているので早速と魚を回収して、スープにする。
ここまでの大所帯のご飯は大変だと眺めるも魚でさっさとスープを作る。
その臭いに釣られて起きてくる教師や生徒は早速と昨日教えたばっかりの果物などを採取して他に配膳を考えている。
非常食はできる限り温存したい。
全員がご飯を食べて、片付けを行い、早速と出発する。
どうやら昨夜の職員たちで会議を行い、下ることにしたらしい。
魔王と呼ばれる、身元が不確かなものがいるところよりは。だそうだ。
現状から言えばどちらも不確かなのをわかっていない。
革から少し離れた歩きやすい土の上を、川を確認しながら進む。
サガラが棒の先を持って引っ張ってくれるのがありがたい。
歩くスピードですら二倍近く違うので引っ張ってくれると助かる。
その分負担も大きいだろうが、時々カヤマやタミヤと交代している。
太陽が真上に登ったのを見て足を止める。
どうした?と聞き返して来るので上を示す。
不思議そうに見上げるサガラに、疲れたのかとカヤマが聞き、休ませようとカヤマが生徒に伝言を伝えに行く。
その生徒が別の生徒へ、また別の生徒へ伝えて、先頭を止める。
その間に先頭へ追いつき、その場で休憩開始。
スープ作るかと思ったが、嫌な予感にとりあえず果物と水で済ませる。
鞄の中を見れば、相変わらず自分で蔦を吸っている狼。
本当に野生の子は逞しい。
こっそり排便の手伝いをして、一時間ほどで出発開始。
少し進んだ先で、遭遇するトラママと同種族。
だがトラママよりも一回り以上大きく、よだれを垂らす様子。
襲撃の二文字が浮かぶ。
逃げろと誰かが叫ぶ。
それを下に、蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う生徒たち。
長身の男子生徒に担がれてその場を離される自分。
逃げたら追いかけられるのではと純粋に思った。
が、そのうちの一匹と目が合うとがうと嬉しそうに吠える。
まるで、褒めてと言わんばかり。
そのまま身を翻して襲ってくる他の生徒を見る。
流石に襲ってくる相手には返り討ちにしていた。
どういうことだと思考を巡らし、しかし運び方に酔ったと思考を断念する。
安全とも言えるかはわからない場所で、ぐったりと大岩に寄りかかる。
時々水筒の中身を飲んで必死に酔いを覚ます。
そういえば乗り物にあまり乗らないから、酔いやすく、必ず酔い止めを飲んでいたのを思い出す。
目の前がぐわぐわ回って、気持ち悪い。
目を閉じて、必死に収まるのを待つ。
額に濡れタオルを置かれて、見ればタミヤ。
感謝して、鞄の中の飴をこっそり渡す。
苦笑するタミヤ。
そうだ。飴を舐めればと今更ながらに新たに取り出して口にする。
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