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時戻り
9,大精霊とは(睡眠)
この大陸、世界は大精霊が作った。
大精霊を求めて集まった人々が、精霊に王を決めたのが国の、王の始まりだという。
王になるためにはそれなりの教養が必要ではあるが、候補者は、王になる前から精霊たちから学ぶそうだ。
中には絶対に王になると意気込むものもいるらしい。
フリザードは元々王族の血縁だったので精霊の教育は関係ないが候補者ではあると伝えてもらったらしい。
ちなみに現代進行系で、現王の知らぬ次代の王が育っているそうだ。
なお、傀儡にしようと候補者を探し出しても、その者が王になれる確率は限りなく低くなるそうだ。
何人いるかは、誰を選ぶかは大精霊のみぞ知る。
だそうだ。
先代、フリザードの母が王の時の時代候補者は三名だったと聞く。
一人はフリザード。
もう一人はフリザードの弟。
そしてフリザードも知らぬ村民。
五年前にフリザードの母が亡くなり、喪に服して四年前に正式に引き継いだのがフリザード。
母親が亡くなる前まではフリザードの弟が最有力候補だったらしい。
だが彼は病に倒れ、治癒のため残ることを約束にフリザードは王になった。
それでも生きれたのが約数年だったそうだ。
フリザードによって国が安定したのを見届けたように息を引き取ったという。
語る馬鹿も現れたそうだが、城の門が開かれることはなく。
王亡き後、門の城が開くことが大精霊に認められた証らしい。
王の子供たちが候補者でない場合、成人した時にお城を追い出される。
たまに親に会いに帰郷は許されるそうだがそれまで。
元々王族になった時点で、親兄弟とは縁を切らなければならないらしい。
お互いの身命のために。
すでに結婚していれば、旦那や子供は別であり、フリザードは母が王になる前に生まれ、弟は王城で産まれたそうだ。
王になる前から身籠っていたとか。
市政の生活を覚えているかと聞くアヤに、フリザードは
古着を来て冒険者だった両親の後を追いかけたことだけは覚えている。
とのこと。
父親は、城に年に数回、母子に会いに来る程度で、冒険の最中で、フリザードの弟が物心付く前に命を落としたそうだ。
一緒に暮らさなかったのかと聞けば、性に合わなかったらしい。
冒険者を続けたのも、父親に事情があったらしい。
何より母子のために最後までお金を稼ぎ続けたらしい。
ちなみにある程度は縁を切った親族でも許容されるそうだが、王自身が拒否すればその恩恵も受け入れられることはない。
例えば、アヤのように虐待を受けたや、採取される。など。
精霊が首を縦に振ることがなければ、どんなにいい親兄弟であろうと仕送りは、縁を繋ぎ続けることはできないらしい。
なのでフリザードの弟、クリードについては、病気であったことやフリザードが条件として提示したための例外の一つである。
王城にいることでいい治療ができるという判断だったそうだ。
そして治った場合、王城を出るという約束も取り付けていたとのこと。
ただ彼の場合は不治の病とすでにわかっていたそうだが。
亡くなっていなければ、王にもなっていなければ、冒険者になっていたと聞く。
追い出されるとわかっている以上、王の子供は王宮の教育を受ける。
中には気楽に考えたものもいたが、支度金だけ渡され、精霊に追い出されたという話もあるらしく、必死で覚えるのだとか。
そのため、フリザードは宮廷魔道士としての地位を。
彼も王城でそこそこの地位を告げる程度には頭もよく、運動もできたそうだ。
が、冒険者になるんだと城を抜け出しては市政を走り回っていたそうだ。
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