昨日の自分にサヨナラ

林 業

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君にまたの言葉を

1,日常

ラゥナはあっという間に終わった仕事にアヤトを見る。
「トップ。個々に関する資料頂戴」
「冊子でいい?」
「んー」
トップが冊子を渡して、仕事を続ける。

元々トップはラゥナの何倍も仕事を行う。
だから二、三日いなくてもたった一日でなんとかなる。
「あぁ。やっぱり此処の資料と照らし合わせれば。よし。これで少しましになるな」
徐々に改善されていく仕事量に、トップの仕事量がさらに増えても確実に処理できていく。
「うちに永久就職してほしいレベルですね」
「やだよ。俺はあいつと結婚するんでね。それにやろうと思えば一瞬で改善はできるけど徐々にやってるほうが反感買いにくいし、ぱっと出でここまで存在感残した場合はさっさと消えたほうが変なことに巻き込まれなくて住むんだよ。まぁ、一年しかないから急ぎやってるけど。なぁ。トップ」
「あ。出来た資料頂戴」
「はい」
「何?」
「お前やろうと思えば此処までの改善できたよな」
ラゥナはトップを見てトップは視線を反らす。
「やらなかったのか?」
「やろうと思えばやれたけど、無理かな。あの儀式の日まで未来知ってたから知っている以上変えると面倒なことになるし、女神にも気づかれやすいし」
女神に気づかれないことでどうにかあの時点まで持っていけたのだ。
気づかれていたらあの儀式すらさらなる妨害を受けただろう。
「何より、毎日いるわけじゃなかったから」
「そりゃあそうだ」
「あ。そうだ。魔王様に聞いたら成功の連絡もらったらしいから魔力溜まれば来年、巡ればアヤト帰れる」
「よ、よかったぁ」
早く逢いたいなぁとご機嫌で、仕事を進めていく。
「ちなみにアヤトが帰っても自分が覚えるから生存中は問題ないかな」
「今はできないのか?」
「んー。あんまりうまくいく自信はないな」
「ふぅん?」
「正直他人のスキル真似できるって言ったって八割だし」
「そんなもんか」
「一応何度か見れるなら見ておきた」
「なるほどな。そういや。商会長さんや。フリザード陛下とアヤの結婚式って順調に進んでるのか?」
「一応進めておりますよ。アヤさんの後継人としてアルカンシェルが。その他トップの個人資産を嫁ぐための結納金として収めている最中です」
「商会さんはアヤが結婚するのはいいんですか?」
「構いませんよ。人種の寿命は早いですからね。私の姉はヴィッサー陛下の母親と友人ですので人柄は把握しております」
「さすが長寿」
アヤトはトップが入れたらお茶を口へと運ぶ。

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