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貴方と共に
13,未来
ウロはこっそりとご飯を運ぶ。
仕事部屋にこもって春祭りの準備を行う二人。
「最近リル見かけませんでしたか?」
ラゥナがトップに声をかけ、仕事中のトップは首を捻る。
「何時もはどうしてる?」
「大体施設にいるかお店でのんびりしているので一日ぐらいは様子をみていたのですが、さすがに三日目ともなると」
「そういえば最近ウロも怪しいんだよね。もうすぐ誕生日のお祝いしないとだけど」
お互いに視線を合わせる。
「何かやってますか?」
「今忙しいんだけどなぁ」
書類をちらりと眺めて続ける。
「虫に頼んでみる?」
「精霊ですか。最近報酬をねだられる量が多くなりましたからね」
「横に大きくなったような気もするけど。とりあえず自力で探すか」
とりあえずと急ぎの書類をお互いに片付けて立ち上がる。
「自分は施設の方に行ってみる」
「私は、店を探して自宅を探してみますか」
「あぁ。あの魔境」
「余計なお世話ですよ」
お互いに別れて探す。
ウロはこっそりとご飯を運び、しかしドアが開かれてびくりと反応する。
「リル。ウロ」
「見つけましたよ!」
「まさかお城の物置にいたとはなぁ」
フリザードが呆れたように近づいた瞬間、リルが唸り声を上げる。
「わふぅ!」
(やだぁ!)
しかしいとも簡単にウロとリルを確保するアヤ。
しかしその足元に鼻を鳴らす小さな生まれたての五匹の狼。
「リル。ウロ。説明なさい」
ラゥナはやっぱりかと額を抑えつつ声を掛ける。
緑の瞳の狼をヒスイ
赤の瞳の狼をルージュ
金の瞳の狼をカナリア
青い瞳の狼をルリ
真っ黒い毛並みを持つ狼をクロ
と仮名をトップはつける。
「いつの間に」
呆れ顔のラゥナと説教中のアヤ。
「どうして言わない。こういうときはまず環境を整える。そのために相談がいる。第一ウロは言葉を持つ。黒猫さんだっている。相談しないと母子になにかあったときや今後の養育に対してーーー」
等と二頭の反省を促し中。
(ごめんなさい。気をつけます)
(わふぅ)
二頭は揃ってさすがに悪かったと伏せの体勢で説教を聞いている。
フリザードは可愛いと孫可愛がり中。
「なんだかんだで子供はいいよな。うちも一人人間の養子もらうか」
満面の笑みのフリザードに、候補ならうちの施設に!とラゥナが即座に提案。
「それにしてもこの黒い子はお前たちが産んだのか?亜種じゃないか」
「亜種?」
「黒いヴァーナルガンドは亜種とされて不幸を呼ぶとも言われてはいるが。まぁ。私もアヤもいるし問題はないな。一応魔王を呼んであるから、健康診断はさせておくか」
(王様来るの?)
「あぁ。一番詳しいしな。そろそろ」
魔王が兵士に連れられて顔を出す。
「おぉ。黒いヴァーナルガンドじゃないか!珍しいなぁ。両親の魔力が豊富でないと生まれない子だぞ!まぁ。その分魔力操作などの修行がいるが」
「なるほど」
「魔道具用意しますか」
「よし。説教終わり」
解放された親二頭は急ぎフリザードの下へ。
我が子達を返してと鼻を鳴らす。
「その前に健康診断して悪いところがあったら魔王に治してもらうぞ」
二頭を宥めて、魔王は二頭の早く返せの視線に耐え抜いて診断を続ける。
「ちなみにこの子たちの里親は?」
三人がお互いの顔を見て全員で手を挙げる。
仕事部屋にこもって春祭りの準備を行う二人。
「最近リル見かけませんでしたか?」
ラゥナがトップに声をかけ、仕事中のトップは首を捻る。
「何時もはどうしてる?」
「大体施設にいるかお店でのんびりしているので一日ぐらいは様子をみていたのですが、さすがに三日目ともなると」
「そういえば最近ウロも怪しいんだよね。もうすぐ誕生日のお祝いしないとだけど」
お互いに視線を合わせる。
「何かやってますか?」
「今忙しいんだけどなぁ」
書類をちらりと眺めて続ける。
「虫に頼んでみる?」
「精霊ですか。最近報酬をねだられる量が多くなりましたからね」
「横に大きくなったような気もするけど。とりあえず自力で探すか」
とりあえずと急ぎの書類をお互いに片付けて立ち上がる。
「自分は施設の方に行ってみる」
「私は、店を探して自宅を探してみますか」
「あぁ。あの魔境」
「余計なお世話ですよ」
お互いに別れて探す。
ウロはこっそりとご飯を運び、しかしドアが開かれてびくりと反応する。
「リル。ウロ」
「見つけましたよ!」
「まさかお城の物置にいたとはなぁ」
フリザードが呆れたように近づいた瞬間、リルが唸り声を上げる。
「わふぅ!」
(やだぁ!)
しかしいとも簡単にウロとリルを確保するアヤ。
しかしその足元に鼻を鳴らす小さな生まれたての五匹の狼。
「リル。ウロ。説明なさい」
ラゥナはやっぱりかと額を抑えつつ声を掛ける。
緑の瞳の狼をヒスイ
赤の瞳の狼をルージュ
金の瞳の狼をカナリア
青い瞳の狼をルリ
真っ黒い毛並みを持つ狼をクロ
と仮名をトップはつける。
「いつの間に」
呆れ顔のラゥナと説教中のアヤ。
「どうして言わない。こういうときはまず環境を整える。そのために相談がいる。第一ウロは言葉を持つ。黒猫さんだっている。相談しないと母子になにかあったときや今後の養育に対してーーー」
等と二頭の反省を促し中。
(ごめんなさい。気をつけます)
(わふぅ)
二頭は揃ってさすがに悪かったと伏せの体勢で説教を聞いている。
フリザードは可愛いと孫可愛がり中。
「なんだかんだで子供はいいよな。うちも一人人間の養子もらうか」
満面の笑みのフリザードに、候補ならうちの施設に!とラゥナが即座に提案。
「それにしてもこの黒い子はお前たちが産んだのか?亜種じゃないか」
「亜種?」
「黒いヴァーナルガンドは亜種とされて不幸を呼ぶとも言われてはいるが。まぁ。私もアヤもいるし問題はないな。一応魔王を呼んであるから、健康診断はさせておくか」
(王様来るの?)
「あぁ。一番詳しいしな。そろそろ」
魔王が兵士に連れられて顔を出す。
「おぉ。黒いヴァーナルガンドじゃないか!珍しいなぁ。両親の魔力が豊富でないと生まれない子だぞ!まぁ。その分魔力操作などの修行がいるが」
「なるほど」
「魔道具用意しますか」
「よし。説教終わり」
解放された親二頭は急ぎフリザードの下へ。
我が子達を返してと鼻を鳴らす。
「その前に健康診断して悪いところがあったら魔王に治してもらうぞ」
二頭を宥めて、魔王は二頭の早く返せの視線に耐え抜いて診断を続ける。
「ちなみにこの子たちの里親は?」
三人がお互いの顔を見て全員で手を挙げる。
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