1 / 4
中東
第一話
しおりを挟む
※登場人物や団体はすべて架空のものです。
硝煙と砂嵐それが私、リー二等少将の生きる世界だ。
軍人の家に生まれたことを恨むべきか喜ぶべきかわからないが、敵を殺すことを何のためらいもなくできる人間、
いやマシーンになっていた。中東の兵やテロリストどもの屍を積み上げ少将にまでなりあがった。そして、今回の作戦の隊長に任命された。
ガンツ中将「作戦の説明をする。」
聞かされた作戦はこうだった。
作戦名「オペレーションK」
投入部隊 特殊部隊ギガント36名
目的 敵補給路の遮断
作戦の流れ
ヘリコプター6機で低空飛行、その後ヘリコプターから降下し、敵前哨基地を破壊そして付近の高速道路にC4を仕掛け、撤退。部隊の回収は行わない。その後司令部が任意のタイミングで高速道路を爆破する。
説明が終わり、
ガンツ中将「何か質問は?」
リー少将「ありません」
ガンツ中将「おまえ.....正気か?それとも説明を聞いていなかったのか?部隊の回収はないんだぞ!」
リー少将「すでに覚悟はできています。私の任務は作戦の完遂のみです。それに.....這ってでも帰ってきますよ」
ガンツ中将「よし、必ず帰ってこい。作戦が成功すれば終戦が3か月は早まる。よろしく頼んだぞ。」
リー少将「イエッサー」
作戦前日
ギガントのメンバーの最終確認をする。
順調に確認をすすめ、最後の一人、ヘンリーに声をかける。
リー少将「作戦は明日だ大丈夫か?」
ヘンリー「すみません。緊張してしまって。」
リー少将「緊張するなよ。そんなんじゃ敵と会ったときにうたれる前に倒れちまうぞ」
ヘンリー「はい.....ところで質問なんですが我々は生きて帰れるのでしょうか?」
何も言えない。そう、我々は捨て駒なのだ。生きて帰れる確率は0に近い。
しかし、ほかの隊員もいる手前どうするか.....
ヘンリーが少し不安な顔になっているのに気が付き、すぐに笑顔をつくり、
リー少将「お前が倒れても34人の仲間がいる。担いででも連れて帰ってきてくれるさ。」
ヘンリー「34人?隊長は?」
リー少将「もちろん敵を全て葬ってから、最後に撤退するさ。さすがにおまえを担ぎながら指示をするのはきつい
のでな」
口ではそういうが本心は違う。一人でしんがりを務め、自分以外の部隊を生きて帰らせる。こんな作戦で優秀な特殊部隊の隊員を全員殺すわけにはいかない。それが自分のこの世でやるべき最後の任務だと思っている。
ヘンリー「ありがとうございます。私も死ぬつもりはありません。必ず生きて帰ってきます」
私はその息だ、と声をかけ宿舎で仮眠にはいった。
作戦開始まで5時間...
硝煙と砂嵐それが私、リー二等少将の生きる世界だ。
軍人の家に生まれたことを恨むべきか喜ぶべきかわからないが、敵を殺すことを何のためらいもなくできる人間、
いやマシーンになっていた。中東の兵やテロリストどもの屍を積み上げ少将にまでなりあがった。そして、今回の作戦の隊長に任命された。
ガンツ中将「作戦の説明をする。」
聞かされた作戦はこうだった。
作戦名「オペレーションK」
投入部隊 特殊部隊ギガント36名
目的 敵補給路の遮断
作戦の流れ
ヘリコプター6機で低空飛行、その後ヘリコプターから降下し、敵前哨基地を破壊そして付近の高速道路にC4を仕掛け、撤退。部隊の回収は行わない。その後司令部が任意のタイミングで高速道路を爆破する。
説明が終わり、
ガンツ中将「何か質問は?」
リー少将「ありません」
ガンツ中将「おまえ.....正気か?それとも説明を聞いていなかったのか?部隊の回収はないんだぞ!」
リー少将「すでに覚悟はできています。私の任務は作戦の完遂のみです。それに.....這ってでも帰ってきますよ」
ガンツ中将「よし、必ず帰ってこい。作戦が成功すれば終戦が3か月は早まる。よろしく頼んだぞ。」
リー少将「イエッサー」
作戦前日
ギガントのメンバーの最終確認をする。
順調に確認をすすめ、最後の一人、ヘンリーに声をかける。
リー少将「作戦は明日だ大丈夫か?」
ヘンリー「すみません。緊張してしまって。」
リー少将「緊張するなよ。そんなんじゃ敵と会ったときにうたれる前に倒れちまうぞ」
ヘンリー「はい.....ところで質問なんですが我々は生きて帰れるのでしょうか?」
何も言えない。そう、我々は捨て駒なのだ。生きて帰れる確率は0に近い。
しかし、ほかの隊員もいる手前どうするか.....
ヘンリーが少し不安な顔になっているのに気が付き、すぐに笑顔をつくり、
リー少将「お前が倒れても34人の仲間がいる。担いででも連れて帰ってきてくれるさ。」
ヘンリー「34人?隊長は?」
リー少将「もちろん敵を全て葬ってから、最後に撤退するさ。さすがにおまえを担ぎながら指示をするのはきつい
のでな」
口ではそういうが本心は違う。一人でしんがりを務め、自分以外の部隊を生きて帰らせる。こんな作戦で優秀な特殊部隊の隊員を全員殺すわけにはいかない。それが自分のこの世でやるべき最後の任務だと思っている。
ヘンリー「ありがとうございます。私も死ぬつもりはありません。必ず生きて帰ってきます」
私はその息だ、と声をかけ宿舎で仮眠にはいった。
作戦開始まで5時間...
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
嫌われたと思って離れたのに
ラム猫
恋愛
私は、婚約者のカイルに嫌われたと思った。冷たくそっけなく、近づくたびに避けられる日々。
距離を置くことを選び、留学の準備も進めて心を落ち着かせようとするけれど——。
人生の全てを捨てた王太子妃
八つ刻
恋愛
突然王太子妃になれと告げられてから三年あまりが過ぎた。
傍目からは“幸せな王太子妃”に見える私。
だけど本当は・・・
受け入れているけど、受け入れられない王太子妃と彼女を取り巻く人々の話。
※※※幸せな話とは言い難いです※※※
タグをよく見て読んでください。ハッピーエンドが好みの方(一方通行の愛が駄目な方も)はブラウザバックをお勧めします。
※本編六話+番外編六話の全十二話。
※番外編の王太子視点はヤンデレ注意報が発令されています。
後の祭り
ねこまんまときみどりのことり
ライト文芸
母親を馬車の事故で亡くしたナズナは、馬車に乗っていた貴族の男性に、義理の娘として引き取られた。引き取られた先の子爵邸では、義母や義妹に傷付けられて泣いて過ごすこともあったが、懸命に生きていく。引き取られた裏には、別の理由もあったようで。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる