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9話 小さな体と大きな勇気(2/6)
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花壇から聞こえた小さな声は、二人分重なっていたような気がする。
よく似た二人の声。まるで兄妹のような……。
ふわふわのブルーグレーとパステルピンクの毛玉のようなものが脳裏を過ぎる。
なんだ……?
何か……。俺はすごく大事なことを忘れているような……。
不安に駆られて、俺は自分の首に手をやる。
そこにはいつもあったはずの何かが無かった。
焦りに飲み込まれそうな指先が、微かに何かに触れる。
何か細いものが、毛のようなものが一本、びったりと巻き付いているような感触。それに少しだけホッとしてから、そういえばこれと同じものを自分はまだ持っていたような気がして、エプロンのポケットを探った。
ペンやメモ帳の感触とはまた違う、厚紙と折り紙の感触、それとリボンの感触を指先で確かめて俺はその二つを取り出した。腕時計にしてはちょっと大きそうなそれを、腕に二本とも通してみる。
途端に、今までなかなか聞き取れなかった声がはっきりと聞こえた。
「「ヨーヘーっ!!」」
やっぱり俺の名前だ。
けどこの園に俺を下の名前で呼ぶような人はいないはずなのに……?
「ヨーへー、気づいて! 僕だよ、ライゴだよっ」
「らいご……?」
「お兄ちゃんとシェルカのこと、忘れちゃったの!? なんで!? ヨーへーひどいよ……」
「しぇるか……?」
ふわりと夜風が俺の頬を撫でると、すっかり忘れていた夢の中の出来事が鮮明に蘇る。
「ライゴ! シェルカ!! どうして……、まさか、俺と一緒に来たのか!?」
同時に、さっきまでどれだけ目を凝らしても見つからなかった声の主の姿が、小さいながらも暗闇にぼんやりと浮かんで見えた。
こんなに小さな姿になってたのか。
「二人とも怪我はないか? ごめんな遅くなって……」
二人とも、よく見れば羽や尻尾があちこち傷ついている。
そうだ、園児達が虫を見つけたと言って追い回してたよな。
なのに俺は全然気付かずに。
二人はこの場所でずっと、俺を待っていてくれたのか……。
不甲斐なさと申し訳なさで胸が詰まる。
「っ……、ほんとに、ごめんな……、俺のせいでこんな……」
「ヨーへーっ、泣かないで! 僕たち大丈夫だよ」
「シェルカもっ! 怖かったけど、今は大丈夫なの! お兄ちゃんが来てくれたから!」
あわあわと二人が小さな両手を振って俺を慰めてくれる。
「……そっか、ライゴが守ってくれたのか。ありがとうな」
俺はどうして、こんなに大事な子たちの事を忘れていたんだろう。
もしこのまま、夢を見たことすら思い出さずに一日を終えていたら……。
多分俺は一生、ライゴ達を忘れたままだったんだろう。
そんな予感に背筋が凍る。
「少し待っててくれ、すぐに安全な場所を用意するから」
「うんっ」「はーい」
元気そうな返事に少し安堵しながら、俺は二人を入れて安全に移動ができそうなものを探しに園舎に戻る。
ポケットを押さえれば、ちゃんとニディアの鱗も入っていた。
手首に巻きついていたものは、よく見れば片方の先端が細く二つに分かれていて、これは多分リーバの舌なんじゃないか……?
あの時、何かの千切れる音がしたのはこれか。
……いや、舌が千切れるのって相当ヤバくないか!?
あっちにはリーバとニディアとケトがいたよな。
隣の家にはタルールさんもいるし、ニディアならうちのどこに治る水があるのかも知ってるはずだ。
リーバの怪我を見れば、きっとすぐ汲んできてくれるだろう。
俺は、ひとまずリーバの命が無事だろう予測をして、胸を撫で下ろす。
ザルイルが、俺とは別に家政婦を入れようとした理由はこれだったのかも知れない。
俺がもし保育中に消えてしまっても、大人がもう一人子どもたちのそばにいれば安心だもんな。
「あら、大木先生、慌ててどうかした?」
廊下を急ぐ俺の背に声がかかる。園長先生だ。
「あ……、いやちょっとトイレに……」
「行くタイミングがなかなかないものねぇ。引き止めて悪いことしちゃったわ」
「いいえ、ありがとうございます」
俺は、俺を心配して声をかけてくれた先生に頭を下げる。
「あんまり根詰めないで、そこそこで帰りなさいね」
「はい、そうします」
保育室に戻って時計を見れば、時刻は既に十九時半を過ぎていた。
***
「二人とも、乗り心地は大丈夫か?」
俺は自転車の前かごに畳んだタオルを敷いて、その上にライゴとシェルカの入ったプラケースを置いて、自転車を押して歩いていた。
プラケースの中にはなるべくクッションになるようにと新聞紙とティッシュを千切ったものを敷いて、真ん中に座席がわりのタオルハンカチが折って入れてある。
「うんっ」「大丈夫だよー」
二人の返事は元気そうではあったが、ケースの中央でタオルハンカチに埋まってじっとしている様子を見る限り、かなり疲れているようだ。
「寝られそうなら寝てていいぞ。家までもうしばらくかかるからな」
自転車を漕げば家まで二十分ほどだが、歩けば1時間はかかるだろう。
あれから俺は残っていた雑務を大急ぎで片付けて、来週の制作準備はもう持ち帰り仕事にして、なるべく二人を待たせないように早く園を出たんだが、それでも二十時半は回っていて、このペースだと家に着くのは二十二時前になるだろうな……。
お腹が空いたという二人に、コンビニで甘いパンを買ってケースの中に入れる。
「わあー、ふわふわーっ」
「甘いね」
「おいしーっ」
どうやらこっちの味は二人の口に合ったようだ。
しかし、向こうの世界では俺も初め虫扱いされて不服だったくせに、結局飼育ケースくらいしか良さそうなものがなくて、結果的に二人を虫に近い扱いにしてしまってるのがなんとも申し訳ないな。
「なあ、ライゴとシェルカは早く元の世界に帰りたいよな?」
早くこの二人をあの家に返してやらないと、ザルイルが今頃どんな気持ちでいることか……。
いや待てよ?
向こうで俺は半年近く過ごしてたわけだが、こっちではほんの五分かそこらだったって事は、あれから六時間以上経った今、向こうでは……ざっと三十六年近く経ってるって事じゃないか!?
そんなに経ったら、ケトなんかもう寿命近いだろ!!
この時、向こうとこっちの時間の流れのことで頭がいっぱいになってた俺は気付かなかった。
さっきの質問に、二人はどちらも返事をしなかったって事に。
よく似た二人の声。まるで兄妹のような……。
ふわふわのブルーグレーとパステルピンクの毛玉のようなものが脳裏を過ぎる。
なんだ……?
何か……。俺はすごく大事なことを忘れているような……。
不安に駆られて、俺は自分の首に手をやる。
そこにはいつもあったはずの何かが無かった。
焦りに飲み込まれそうな指先が、微かに何かに触れる。
何か細いものが、毛のようなものが一本、びったりと巻き付いているような感触。それに少しだけホッとしてから、そういえばこれと同じものを自分はまだ持っていたような気がして、エプロンのポケットを探った。
ペンやメモ帳の感触とはまた違う、厚紙と折り紙の感触、それとリボンの感触を指先で確かめて俺はその二つを取り出した。腕時計にしてはちょっと大きそうなそれを、腕に二本とも通してみる。
途端に、今までなかなか聞き取れなかった声がはっきりと聞こえた。
「「ヨーヘーっ!!」」
やっぱり俺の名前だ。
けどこの園に俺を下の名前で呼ぶような人はいないはずなのに……?
「ヨーへー、気づいて! 僕だよ、ライゴだよっ」
「らいご……?」
「お兄ちゃんとシェルカのこと、忘れちゃったの!? なんで!? ヨーへーひどいよ……」
「しぇるか……?」
ふわりと夜風が俺の頬を撫でると、すっかり忘れていた夢の中の出来事が鮮明に蘇る。
「ライゴ! シェルカ!! どうして……、まさか、俺と一緒に来たのか!?」
同時に、さっきまでどれだけ目を凝らしても見つからなかった声の主の姿が、小さいながらも暗闇にぼんやりと浮かんで見えた。
こんなに小さな姿になってたのか。
「二人とも怪我はないか? ごめんな遅くなって……」
二人とも、よく見れば羽や尻尾があちこち傷ついている。
そうだ、園児達が虫を見つけたと言って追い回してたよな。
なのに俺は全然気付かずに。
二人はこの場所でずっと、俺を待っていてくれたのか……。
不甲斐なさと申し訳なさで胸が詰まる。
「っ……、ほんとに、ごめんな……、俺のせいでこんな……」
「ヨーへーっ、泣かないで! 僕たち大丈夫だよ」
「シェルカもっ! 怖かったけど、今は大丈夫なの! お兄ちゃんが来てくれたから!」
あわあわと二人が小さな両手を振って俺を慰めてくれる。
「……そっか、ライゴが守ってくれたのか。ありがとうな」
俺はどうして、こんなに大事な子たちの事を忘れていたんだろう。
もしこのまま、夢を見たことすら思い出さずに一日を終えていたら……。
多分俺は一生、ライゴ達を忘れたままだったんだろう。
そんな予感に背筋が凍る。
「少し待っててくれ、すぐに安全な場所を用意するから」
「うんっ」「はーい」
元気そうな返事に少し安堵しながら、俺は二人を入れて安全に移動ができそうなものを探しに園舎に戻る。
ポケットを押さえれば、ちゃんとニディアの鱗も入っていた。
手首に巻きついていたものは、よく見れば片方の先端が細く二つに分かれていて、これは多分リーバの舌なんじゃないか……?
あの時、何かの千切れる音がしたのはこれか。
……いや、舌が千切れるのって相当ヤバくないか!?
あっちにはリーバとニディアとケトがいたよな。
隣の家にはタルールさんもいるし、ニディアならうちのどこに治る水があるのかも知ってるはずだ。
リーバの怪我を見れば、きっとすぐ汲んできてくれるだろう。
俺は、ひとまずリーバの命が無事だろう予測をして、胸を撫で下ろす。
ザルイルが、俺とは別に家政婦を入れようとした理由はこれだったのかも知れない。
俺がもし保育中に消えてしまっても、大人がもう一人子どもたちのそばにいれば安心だもんな。
「あら、大木先生、慌ててどうかした?」
廊下を急ぐ俺の背に声がかかる。園長先生だ。
「あ……、いやちょっとトイレに……」
「行くタイミングがなかなかないものねぇ。引き止めて悪いことしちゃったわ」
「いいえ、ありがとうございます」
俺は、俺を心配して声をかけてくれた先生に頭を下げる。
「あんまり根詰めないで、そこそこで帰りなさいね」
「はい、そうします」
保育室に戻って時計を見れば、時刻は既に十九時半を過ぎていた。
***
「二人とも、乗り心地は大丈夫か?」
俺は自転車の前かごに畳んだタオルを敷いて、その上にライゴとシェルカの入ったプラケースを置いて、自転車を押して歩いていた。
プラケースの中にはなるべくクッションになるようにと新聞紙とティッシュを千切ったものを敷いて、真ん中に座席がわりのタオルハンカチが折って入れてある。
「うんっ」「大丈夫だよー」
二人の返事は元気そうではあったが、ケースの中央でタオルハンカチに埋まってじっとしている様子を見る限り、かなり疲れているようだ。
「寝られそうなら寝てていいぞ。家までもうしばらくかかるからな」
自転車を漕げば家まで二十分ほどだが、歩けば1時間はかかるだろう。
あれから俺は残っていた雑務を大急ぎで片付けて、来週の制作準備はもう持ち帰り仕事にして、なるべく二人を待たせないように早く園を出たんだが、それでも二十時半は回っていて、このペースだと家に着くのは二十二時前になるだろうな……。
お腹が空いたという二人に、コンビニで甘いパンを買ってケースの中に入れる。
「わあー、ふわふわーっ」
「甘いね」
「おいしーっ」
どうやらこっちの味は二人の口に合ったようだ。
しかし、向こうの世界では俺も初め虫扱いされて不服だったくせに、結局飼育ケースくらいしか良さそうなものがなくて、結果的に二人を虫に近い扱いにしてしまってるのがなんとも申し訳ないな。
「なあ、ライゴとシェルカは早く元の世界に帰りたいよな?」
早くこの二人をあの家に返してやらないと、ザルイルが今頃どんな気持ちでいることか……。
いや待てよ?
向こうで俺は半年近く過ごしてたわけだが、こっちではほんの五分かそこらだったって事は、あれから六時間以上経った今、向こうでは……ざっと三十六年近く経ってるって事じゃないか!?
そんなに経ったら、ケトなんかもう寿命近いだろ!!
この時、向こうとこっちの時間の流れのことで頭がいっぱいになってた俺は気付かなかった。
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